「先行量産型グフ」の版間の差分
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2023年12月20日 (水) 08:39時点における最新版
先行量産型グフ | |
---|---|
外国語表記 | Gouf |
登場作品 | 機動戦士ガンダム |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
別名 | グフ試作3号機 |
分類 | 地上用量産型モビルスーツ |
型式番号 | YMS-07B |
頭頂高 | 18.2m |
全高 | 18.7m |
本体重量 | 58.5t |
全備重量 | 75.4t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,034kW |
スラスター総推力 | 40,700kg |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
開発組織 | ジオニック社 |
所属 | ジオン公国軍 |
主なパイロット | ランバ・ラル |
概要編集
数あるMS-07 グフの内、MS-07B (B型)の先行量産型に分類される機体。資料によっては「グフ試作3号機」とも呼ばれている。
一年戦争でランバ・ラルが搭乗した機体がこのタイプであるとされ、ラル機は7機生産されたプロトタイプグフの内の1機(初期生産型の3号機)が改修された機体となる。複数機が生産され、うち1機がグフ飛行試験型のベースとなった。
左手に5連装フィンガー・バルカン砲を、右腕にヒート・ロッドを装備した仕様であり、外装や性能もこの時点で量産仕様と同等のものになっているが、チューニングは慎重に行われているため、実戦ではかなりの好成績を収めている。特に、ラル機はその操縦技術などもあってガンダムと同等の戦闘能力を発揮した。
機体カラーである青はラルのパーソナルカラーであり、後に一般量産機にも採用されている。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダム
- 初出作品。第12話からランバ・ラルの搭乗機として、視聴者にザクとの違いを知らしめる活躍ぶりを見せた。後に、この機体がグフの先行量産型であると設定されている。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
- ヒート・ロッド
- グフの固定武装として採用された電磁ムチ。微細な圧電アクチュエーターを含む特殊構造のデンドリマーと、それを覆う伝導率の高い重合体で構成されており、対象との間に大電流の回路を形成して制御装置や搭乗者を感電させる。
ロッドの伸縮を実現している充填剤は、位相を変える事で分子量を制御する高分子重化合物で、ロッド全体として伸縮自在の構造を持っており、ロッド自体のストロークや容積すべてが腕部に収納されている訳ではない。 - 5連装フィンガー・バルカン(5連装75mm機関砲)
- グフの固定武装として採用された機関砲。プロトタイプグフに装備された3連装マシンガンをアップグレードしたもの。
機関砲は下腕部から指先にかけてマガジン・薬室・バレルなどの機構が内蔵されているため、マニピュレーターとしての機能は殆ど無いとされ、シールドなどは専用の物以外は使用できない。また、前腕部に弾倉を収納しているため、戦闘中の給弾が出来ないという運用上の欠点も目立った。 - ヒート・サーベル Type-βIV
- グリップに充填された形状記憶処理済みの高分子化合物によって瞬時に発熱体を形成し、灼熱化した巨大な剣を形成する斬撃用兵装。ヒート・ホークに比べリーチが長く、ルナ・チタニウム合金製のシールドを両断するほどの威力を誇る。
発熱体の主成分はセラミックス系の微粒子で、基本的には使い捨ての武装となる。 - シールド
- グフの腕部に装備される専用のシールド。マニピュレーターとしての機能を殆ど持たない左手のために開発された。
遠距離からの狙撃対策というよりは、近距離戦闘時の実体弾や打撃・斬撃を減免するための機能を重視した構造となっている。裏面にはヒート・サーベル用のラッチを備える。
対決・名場面編集
関連機体編集
- プロトタイプグフ
- 本機の試作機。初期生産型の3号機がラル機に改装されている。
- グフ (初期量産型)
- この機体も先行量産型であるが固定武装が装備されていない。
- グフ
- 制式に量産された機体。
- グフ飛行試験型
- 製造された機体の内の1機が本機をベースとしている。
商品情報編集
※商品化の際はMS-07B表記での販売がほとんどである。
ガンプラ編集
- HGUC
※旧HGUC ※新HGUC
※旧MG ※新MG
フィギュア 編集