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== MA-04X ザクレロ(Zakrello) ==
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{{登場メカ概要
*登場作品:[[機動戦士ガンダム]][[機動戦士ガンダム サンダーボルト]]
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ジオニック、ツィマットと並ぶジオン公国の軍事企業『MIP社』によってキャリフォルニアベースで開発されたモビルアーマー。<br />外見上、巨大な怪物の顔が大口を開けている様な奇抜なデザインの機体ではあったが、これは複眼式のメインカメラと偏光機の形状からそう思わせるものでもある。<br />当初は高速で敵に接近し、拡散メガ粒子砲や大質量のヒート・ナタを駆使して撃破する機体としてのコンセプトで開発が進められていたが、度重なる設計変更や開発側の不手際なども重なり、予定より大幅に遅れた上に開発途中で廃棄が決定するという悲運の機体となってしまう。
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| 全長 = 25m
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| 全備重量 = 185t
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
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== 概要 ==
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外見上、半球状のボディに巨大な怪物の顔が大口を開けている様な奇抜なデザインが特徴。これは複眼式のメインカメラと[[メガ粒子砲]]の偏光機のレイアウトによってそう見えるようになった物である。
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当初は[[ビグロ]]に先行して開発が進められており、ビグロと同じく宇宙空間における高機動性とビーム兵器の搭載に主眼を置いて設計された。しかし、度重なる設計変更や開発側の不手際などが重なり、開発は大幅に遅延した上に、完成した機体も加速性能こそ優れていたが運動性能は良好とは言えず、搭載されたビーム兵器も有効射程が短く、対[[モビルスーツ]]用の高機動戦闘には適さない性能となってしまった。結果、ザクレロは小型宇宙艇レベルの兵器として評価され、開発途中で廃棄が決定するという悲運の機体となった。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダム]]
 
;[[機動戦士ガンダム]]
:テストパイロットであった[[デミトリー]]曹長が、宇宙へ上がった[[ホワイトベース]]を撃破するために独断で出撃。上官であるトクワンの敵討ちとばかりに[[ガンダム]]や[[ガンタンク]]を蹂躙していたが、最後には動きを呼んだ[[アムロ・レイ|アムロ]]によって撃破されている。
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:初出作品。第32話にてテストパイロットであった[[デミトリー]]曹長が、宇宙へ上がった[[ホワイトベース]]を撃破するために独断で出撃。上官であるトクワンの敵討ちとばかりに[[ガンダム]]や[[ガンタンク]]を蹂躙していたが、最後には動きを読んだ[[アムロ・レイ|アムロ]]によって撃破されている。劇場版では登場シーンがカットされたため未登場。
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;[[GUNDAM THE RIDE]]
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:大河原邦男氏によりリデザインされている。冒頭で第2小隊を全滅させ、立て続けに[[スルガ]]を撃沈。同艦から脱出した[[ランチ]]にも襲い掛かるも、[[ジャック・ザ・ハロウィン隊]]の[[ジム]] ([[ジャック・ベアード|ジャック]]機)に[[ビーム・サーベル]]を突き刺され撃墜された。同作における本機は口に当たる部分にシャッターが設けられている。
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:収録作品の1つ「道化師たちの夜」は本機の開発援助を行ったヨッフム家を描いた内容となっている。
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:19巻に登場。『1st』と打って変わって量産機として[[ソロモン]]宙域に多数登場し、ジム部隊相手に互角の戦いを演じた。また、オデッサ編ではザクレロ風のノーズアートが描かれた爆撃機も登場している。ただ、ザクレロが破格の待遇を受ける一方、[[ビグロ]]は量産が不採用になり、試作機ですら実戦に参加できずに終わるという憂き目を見た。
 
;[[機動戦士ガンダム サンダーボルト]]
 
;[[機動戦士ガンダム サンダーボルト]]
 
:量産化されたのか[[ア・バオア・クー]]防衛戦にて複数機登場。拡散メガ粒子砲とブースターが大型化している。
 
:量産化されたのか[[ア・バオア・クー]]防衛戦にて複数機登場。拡散メガ粒子砲とブースターが大型化している。
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
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:機体中央に装備された主兵装。射程距離を犠牲にはしているが、射角が大きいために命中率が高く、連続での発射も可能。
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:機体中央の口にあたる部分に1門内蔵されている主兵装。収束型メガ粒子砲の小型化が困難であった為、やむなく拡散式を採用しているが、その結果射程距離が犠牲となり、ザクレロの実用化が見送られた一因となった。<br />ただし、攻撃レンジが広いため命中率が高く、パワーコンデンサーの性能が良好であった為、長時間の連続発射も可能。
 
;ヒート・ナタ
 
;ヒート・ナタ
:両腕部に装備された大型の実体剣。高速で接近し、速度と大質量、刃の熱で敵を両断するというコンセプトのもとで装備されている。
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:両腕部に装備された大型の実体剣。原理的にはヒート・ホークの技術を応用している。高速で敵に接近し、目標との相対速度と大質量、刃の熱を利用して敵を両断するというコンセプトのもとで装備されていた。
;4連装ミサイルランチャー
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;4連装ミサイルランチャー
:機体側面に搭載された迎撃用のミサイル武装。
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:機体両側面に1基ずつ搭載されている迎撃用のミサイル武装。
  
 
== 対決・名場面など ==
 
== 対決・名場面など ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[ウムガルナ]]
 
;[[ウムガルナ]]
:[[機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ]]に登場する派生機。<br />旧サイド4宙域で活動するジオン残党組織『ファラク』が独自に開発したモビルアーマーで、背部に尻尾の様に連結したミサイル搭載コンテナを多数連結している様相から、組織のモチーフでもある大蛇を彷彿とさせる。<br />パイロットは組織のリーダーである[[ロギ・ニギトラム]]。
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:[[機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ|ブレイジングシャドウ]]』に登場する派生機。<br />旧サイド4宙域で活動するジオン残党組織『ファラク』が独自に開発したモビルアーマーで、背部に尻尾の様に連結したミサイル搭載コンテナを多数連結している様相から、組織のモチーフでもある大蛇を彷彿とさせる。<br />パイロットは組織のリーダーである[[ロギ・リニトラム]]。
 
;[[ザクレロ改]]
 
;[[ザクレロ改]]
:大幅に改良を施した機体。
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:ザクレロをベースに、大幅に改良を施した機体。
 
;[[ガザレロ]]
 
;[[ガザレロ]]
 
:本機の流れを組むニュータイプ専用試作型モビルアーマー。
 
:本機の流れを組むニュータイプ専用試作型モビルアーマー。
 
;[[ブラレロ]]
 
;[[ブラレロ]]
 
:本機をベースに[[ブラウ・ブロ]]の小型量産機として開発された機体。
 
:本機をベースに[[ブラウ・ブロ]]の小型量産機として開発された機体。
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:『[[模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG|ガンプラビルダーズ]]』に登場する[[ガンプラ]]。口部分に[[ザクII]]を咥えるように納めており、上部にはビーム砲と[[Iフィールド]]らしき物を追加装備している。
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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== リンク ==
 
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*[[登場メカ]]
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2024年3月11日 (月) 15:23時点における最新版

ザクレロ
外国語表記 Zakrello
登場作品
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スペック
分類 宇宙用試作型モビルアーマー
型式番号 MA-04X
全長 25m
全備重量 185t
主動力 熱核融合炉
装甲材質 超硬スチール合金
開発組織 MIP社
所属 ジオン公国軍
主なパイロット デミトリー
ジオン兵
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概要 編集

ジオニック社ツィマット社と並ぶジオン公国の軍事企業MIP社によってキャリフォルニアベースで開発された試作モビルアーマー

外見上、半球状のボディに巨大な怪物の顔が大口を開けている様な奇抜なデザインが特徴。これは複眼式のメインカメラとメガ粒子砲の偏光機のレイアウトによってそう見えるようになった物である。

当初はビグロに先行して開発が進められており、ビグロと同じく宇宙空間における高機動性とビーム兵器の搭載に主眼を置いて設計された。しかし、度重なる設計変更や開発側の不手際などが重なり、開発は大幅に遅延した上に、完成した機体も加速性能こそ優れていたが運動性能は良好とは言えず、搭載されたビーム兵器も有効射程が短く、対モビルスーツ用の高機動戦闘には適さない性能となってしまった。結果、ザクレロは小型宇宙艇レベルの兵器として評価され、開発途中で廃棄が決定するという悲運の機体となった。

登場作品と操縦者編集

機動戦士ガンダム
初出作品。第32話にてテストパイロットであったデミトリー曹長が、宇宙へ上がったホワイトベースを撃破するために独断で出撃。上官であるトクワンの敵討ちとばかりにガンダムガンタンクを蹂躙していたが、最後には動きを読んだアムロによって撃破されている。劇場版では登場シーンがカットされたため未登場。
GUNDAM THE RIDE
大河原邦男氏によりリデザインされている。冒頭で第2小隊を全滅させ、立て続けにスルガを撃沈。同艦から脱出したランチにも襲い掛かるも、ジャック・ザ・ハロウィン隊ジム (ジャック機)にビーム・サーベルを突き刺され撃墜された。同作における本機は口に当たる部分にシャッターが設けられている。
ガンダムNOVELS 閃光となった戦士たち
収録作品の1つ「道化師たちの夜」は本機の開発援助を行ったヨッフム家を描いた内容となっている。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN
19巻に登場。『1st』と打って変わって量産機としてソロモン宙域に多数登場し、ジム部隊相手に互角の戦いを演じた。また、オデッサ編ではザクレロ風のノーズアートが描かれた爆撃機も登場している。ただ、ザクレロが破格の待遇を受ける一方、ビグロは量産が不採用になり、試作機ですら実戦に参加できずに終わるという憂き目を見た。
機動戦士ガンダム サンダーボルト
量産化されたのかア・バオア・クー防衛戦にて複数機登場。拡散メガ粒子砲とブースターが大型化している。

装備・機能編集

武装・必殺攻撃編集

拡散メガ粒子砲
機体中央の口にあたる部分に1門内蔵されている主兵装。収束型メガ粒子砲の小型化が困難であった為、やむなく拡散式を採用しているが、その結果射程距離が犠牲となり、ザクレロの実用化が見送られた一因となった。
ただし、攻撃レンジが広いため命中率が高く、パワーコンデンサーの性能が良好であった為、長時間の連続発射も可能。
ヒート・ナタ
両腕部に装備された大型の実体剣。原理的にはヒート・ホークの技術を応用している。高速で敵に接近し、目標との相対速度と大質量、刃の熱を利用して敵を両断するというコンセプトのもとで装備されていた。
4連装ミサイルランチャー
機体両側面に1基ずつ搭載されている迎撃用のミサイル武装。

対決・名場面など編集

関連機体編集

ウムガルナ
ブレイジングシャドウ』に登場する派生機。
旧サイド4宙域で活動するジオン残党組織『ファラク』が独自に開発したモビルアーマーで、背部に尻尾の様に連結したミサイル搭載コンテナを多数連結している様相から、組織のモチーフでもある大蛇を彷彿とさせる。
パイロットは組織のリーダーであるロギ・リニトラム
ザクレロ改
ザクレロをベースに、大幅に改良を施した機体。
ガザレロ
本機の流れを組むニュータイプ専用試作型モビルアーマー。
ブラレロ
本機をベースにブラウ・ブロの小型量産機として開発された機体。
ザク・レロ
ガンプラビルダーズ』に登場するガンプラ。口部分にザクIIを咥えるように納めており、上部にはビーム砲とIフィールドらしき物を追加装備している。

商品情報編集

ガンプラ編集

リンク編集