「ロード・ジブリール」の版間の差分

 
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== ロード・ジブリール(Lord Djibril) ==
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
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| 外国語表記 = Lord Djibril
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| 登場作品 = [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
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<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
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| 声優 = 堀 秀行
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| デザイナー = <!-- デザイナー名 -->
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*登場作品:[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
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{{登場人物概要
<!-- **続編、或いは個別作品に出演した作品のみ。 -->
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| タイトル  = プロフィール
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| 種族 = 人間 ([[ナチュラル]])
*声優:
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| 性別 = 男
*種族・性別:[[ナチュラル]]・男
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| 生年月日 = [[C.E.]]42年10月1日
*生年月日:
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| 星座 = てんびん座
*年齢:--歳
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| 年齢 = 31歳
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| 出身 =
*血液型:
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| 身長 = 181cm
*所属:
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| 体重 = 70kg
*階級:[[ブルーコスモス]][[ロゴス]]
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| 髪色 = グレー
*役職・称号など:ブルーコスモス盟主
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| 瞳の色 = 青
*主な搭乗艦:[[ガーティ・ルー]]
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| 血液型 = A型
*キャラクターデザイン:
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| 職業 = ブルーコスモス盟主
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
[[ブルーコスモス]]の盟主[[ムルタ・アズラエル]]の後任。軍需産業などで世界を影から操る[[ロゴス]]のメンバーの一人で、その代表を務める。<br />初登場は複数のモニターで覆われた部屋に、猫(ノルウェージャンフォレストキャット)を抱きかかえてその中心部に居座っているという某スパイ映画の悪人を彷彿させるシーンから。[[コーディネイター]]を嫌い、[[ブレイク・ザ・ワールド]]を契機に[[ザフト軍]]に攻勢を強めた。性格は冷静沈着を装うが、自分が不利になると逸早く逃亡するという往生際の悪さも。[[プラント]]代表の[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]とは対立関係。デュランダルにロゴスの実体を暴露されると逃亡先を次々と変えながらその都度周囲を巻き込んでいく。[[ヘブンズベース]]から、[[オーブ連合首長国]]、[[ダイダロス基地]]へと逃げ延び、ダイダロス基地に設営された[[レクイエム]]でプラントに反撃。だが、逆にザフトの総攻撃に再び追いつめられ、最後は[[ガーティ・ルー]]で逃亡しようとしているところに[[レジェンドガンダム]]の攻撃を受け死亡した。
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== 概要 ==
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[[ブルーコスモス]]の盟主[[ムルタ・アズラエル]]の後任。軍需産業などで世界を影から操る[[ロゴス]]のメンバーの一人で、その代表を務める。独裁者を嫌う[[ブレイク・ザ・ワールド]]を契機に、自分の権勢を強めるために[[ザフト軍]]に攻勢を強めた。
  
まるで某スパイ映画に登場する悪人の末路をそのまま描いたようなキャラクターであった。
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性格は冷静沈着を装うが、その内面は非常に残虐で自分本位。コーディネイターを忌み嫌うブルーコスモスの盟主という立場にいるが、その実コーディネイターのみならず、自分以外のナチュラルも、果ては他のロゴスのメンバーすら内心で見下しており、ユニウス戦役開戦と共に世界を『自分のためだけの庭』へと作り替える事を画策し始めた。しかし同時に、自分が不利になると逸早く逃亡するという往生際の悪さも各所で目立っている。
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[[プラント]]代表の[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]とは対立関係にあったが、[[デストロイガンダム|デストロイ]]を投入したベルリン攻撃が失敗に終わり、デュランダルにロゴスの実体を暴露されると逃亡先を次々と変えながらその都度周囲を巻き込んでいく。[[ヘブンズベース]]から[[オーブ連合首長国]]、[[ダイダロス基地]]へと逃げ延び、同基地に設営された[[レクイエム]]でプラントに反撃するも、逆にザフトの総攻撃に再び追いつめられ、最後は[[ガーティ・ルー]]で逃亡しようとしているところを[[レジェンドガンダム]]に捕捉され、ドラグーン攻撃を受け戦死した。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
<!-- :作品名:解説 -->
 
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
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:初登場作品。複数のモニターで覆われた部屋に、猫(ノルウェージャンフォレストキャット)を抱きかかえてその中心部に居座っているという某スパイ映画の悪人を彷彿させる初登場をした。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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=== [[地球連合軍]] ===
 
;[[ジョゼフ・コープランド]]
 
;[[ジョゼフ・コープランド]]
 
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;[[ネオ・ロアノーク]]
 
;[[ネオ・ロアノーク]]
 
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;[[アダム・ヴァミリヤ]] / [[アルヴィン・リッター]] / [[グラハム・ネレイス]] / [[セレスティン・グロート]]
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;[[ダンカン・L・モッケルバーグ]] / [[ブルーノ・アズラエル]] / [[ラリー・マクウィリアムズ]] / [[ルクス・コーラー]]
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:ジブリール以外のロゴス主要メンバー。
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=== [[オーブ連合首長国]] ===
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;[[ウナト・エマ・セイラン]]
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;[[ユウナ・ロマ・セイラン]]
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=== [[ザフト軍]] ===
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
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:政敵。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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:ユニウスセブン落下に伴ったロゴス緊急会議にて、他のメンバーに語った自分の方針。「あんなものを……」と言っているが、それらを作らせた原因が自分達のせいでもあるという事は語っていない。気付いていないのか、それとも知ってて言わなかったのかは不明である。
 
:ユニウスセブン落下に伴ったロゴス緊急会議にて、他のメンバーに語った自分の方針。「あんなものを……」と言っているが、それらを作らせた原因が自分達のせいでもあるという事は語っていない。気付いていないのか、それとも知ってて言わなかったのかは不明である。
 
;「世界はね、システムなんです。だから「作り上げる者」と「それを管理する者」が必要だ……人が管理しなければ庭とて荒れる。誰だって自分の庭には好きな樹を植え、芝を生やし、綺麗な花を咲かせたがるものでしょう?雑草は抜いて……!」
 
;「世界はね、システムなんです。だから「作り上げる者」と「それを管理する者」が必要だ……人が管理しなければ庭とて荒れる。誰だって自分の庭には好きな樹を植え、芝を生やし、綺麗な花を咲かせたがるものでしょう?雑草は抜いて……!」
:フォックスノット・ノベンバー作戦時に、コープランド大統領との私的会話の中で言ったセリフ。分かりやすい例えではあるが、ロゴスの顔役に近い彼にとって、世界は自分の為の『庭』であり、コーディネイターもナチュラルも好き勝手に出来る消耗品のようなものだった。その後の敗退時に他のメンバーから責任を追及された時も、逆に強い態度とゴリ押しの詭弁で見事に正当化してしまっている。
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;「だからさっさと奴等を討って、早く次の楽しいステップに進みましょうよ。我々[[ロゴス]]のための美しい庭、新たな世界システムの構築という、ね!」
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:フォックストロット・ノベンバー作戦時に、コープランド大統領との私的会話の中で言ったセリフ。分かりやすい例えではあるが、ロゴスの顔役に近い彼にとって、世界は自分の為の『庭』であり、コーディネイターもナチュラルも自分が好き勝手に出来る消耗品のようなものだった。その後の敗退時に他のメンバーから責任を追及された時も、逆に強い態度とゴリ押しの詭弁で見事に正当化してしまっている。
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;「其処にザフトがいる限り、何処までも、ですよ」
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;「変に慣れ合う連中にはハッキリと思い知らせないといけません。我等ナチュラルとコーディネイターは違うのだという事を。それを裏切る様な真似をすれば――――地獄に墜ちるのだという事をね!!!」
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:ベルリンの町を蹂躙し、破壊と殺戮を繰り返す[[デストロイガンダム|デストロイ]]。数多くのザフト軍や民衆が無差別に焼かれていく様子を見て、当のジブリールは愉しげに笑いながらこう言い放っていた。しかし…この暴挙が結果として自分自身の首を絞めていくことには気付いていなかった。
 
;「我々を討てば戦争は終わり平和な世界になる!?ハッ!!!確かに民衆は愚かです、そんな言葉に易々と騙されるほどに!でも、だからこそ、何としても我々が[[ギルバート・デュランダル|奴]]を討たねばならない!本当に取り返しのつかない事になる前に……この世界が、奴とコーディネイター共の物になる前にです!!」
 
;「我々を討てば戦争は終わり平和な世界になる!?ハッ!!!確かに民衆は愚かです、そんな言葉に易々と騙されるほどに!でも、だからこそ、何としても我々が[[ギルバート・デュランダル|奴]]を討たねばならない!本当に取り返しのつかない事になる前に……この世界が、奴とコーディネイター共の物になる前にです!!」
 
:[[ヘブンズベース]]に逃げ込んだ時に豪語した言葉。徹底抗戦どころかこちらから打って出ようとさせるなど、ザフトやデュランダルに対する尋常ならざる憎悪を感じさせる。しかし結果的に、その危惧自体は間違いではなかった……が、やがて彼はそれを知る由も無く斃れていく事になる。
 
:[[ヘブンズベース]]に逃げ込んだ時に豪語した言葉。徹底抗戦どころかこちらから打って出ようとさせるなど、ザフトやデュランダルに対する尋常ならざる憎悪を感じさせる。しかし結果的に、その危惧自体は間違いではなかった……が、やがて彼はそれを知る由も無く斃れていく事になる。
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;「私は大統領の様な臆病者でも、デュランダルの様な夢想家でもない。撃つべき時には撃つさ、守るために」
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:ダイダロス基地司令部で、基地司令官との会話中の発言。相当な意気込みだが、皮肉にも発言そのものが、自分の状況と一致している。
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;「今まで誰にも出来なかったことを、私は成し遂げる!歴史はようやく正されるのだ、あと数時間で‼︎」
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:ダイダロス基地から[[レクイエム]]の第二射を待ち受ける中、ジブリールは自分こそが栄光を掴むと信じて微塵も疑わなかった。まさか、あと数時間で自分の運転が暗転するとは知る由もなく…
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== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
<!-- :[[機体名]]:説明 -->
 
<!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 -->
 
 
;[[ガーティ・ルー]]
 
;[[ガーティ・ルー]]
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:宇宙に上がってからの座乗艦。第45話で[[レクイエム]]からの脱出を図るものの、[[レジェンドガンダム|レジェンド]]に捕捉され、艦と陥落を共にした。
 
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<!-- == 余談 == -->
== 商品情報 ==
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<!-- *説明 -->
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<!-- == 商品情報 == -->
 
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<!-- <amazon>ASIN</amazon> -->
== 話題まとめ ==
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<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
<!-- *[[namazu:ロード・ジブリール]] (全文検索結果) -->
 
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:ロード・ジブリール]] -->
+
*[https://www.gundam-seed.net/destiny/character/detail.php?id=21 ロード・ジブリール CHARACTER 機動戦士ガンダムSEED DESTINY]
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
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<!-- == 脚注 == -->
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[[Category:登場人物ら行]]
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[[Category:機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
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2023年11月15日 (水) 22:52時点における最新版

ロード・ジブリール
外国語表記 Lord Djibril
登場作品 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
声優 堀 秀行
テンプレートを表示
プロフィール
種族 人間 (ナチュラル)
性別
生年月日 C.E.42年10月1日
星座 てんびん座
年齢 31歳
没年月日 C.E.74年
身長 181cm
体重 70kg
髪色 グレー
瞳の色
血液型 A型
職業 ブルーコスモス盟主
所属 ブルーコスモス
ロゴス
主な搭乗機 ガーティ・ルー
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概要 編集

ブルーコスモスの盟主ムルタ・アズラエルの後任。軍需産業などで世界を影から操るロゴスのメンバーの一人で、その代表を務める。独裁者を嫌うブレイク・ザ・ワールドを契機に、自分の権勢を強めるためにザフト軍に攻勢を強めた。

性格は冷静沈着を装うが、その内面は非常に残虐で自分本位。コーディネイターを忌み嫌うブルーコスモスの盟主という立場にいるが、その実コーディネイターのみならず、自分以外のナチュラルも、果ては他のロゴスのメンバーすら内心で見下しており、ユニウス戦役開戦と共に世界を『自分のためだけの庭』へと作り替える事を画策し始めた。しかし同時に、自分が不利になると逸早く逃亡するという往生際の悪さも各所で目立っている。

プラント代表のデュランダルとは対立関係にあったが、デストロイを投入したベルリン攻撃が失敗に終わり、デュランダルにロゴスの実体を暴露されると逃亡先を次々と変えながらその都度周囲を巻き込んでいく。ヘブンズベースからオーブ連合首長国ダイダロス基地へと逃げ延び、同基地に設営されたレクイエムでプラントに反撃するも、逆にザフトの総攻撃に再び追いつめられ、最後はガーティ・ルーで逃亡しようとしているところをレジェンドガンダムに捕捉され、ドラグーン攻撃を受け戦死した。

登場作品と役柄編集

機動戦士ガンダムSEED DESTINY
初登場作品。複数のモニターで覆われた部屋に、猫(ノルウェージャンフォレストキャット)を抱きかかえてその中心部に居座っているという某スパイ映画の悪人を彷彿させる初登場をした。

人間関係編集

地球連合軍編集

ジョゼフ・コープランド
ネオ・ロアノーク

ロゴス編集

アダム・ヴァミリヤ / アルヴィン・リッター / グラハム・ネレイス / セレスティン・グロート
ダンカン・L・モッケルバーグ / ブルーノ・アズラエル / ラリー・マクウィリアムズ / ルクス・コーラー
ジブリール以外のロゴス主要メンバー。

オーブ連合首長国 編集

ウナト・エマ・セイラン
ユウナ・ロマ・セイラン

ザフト軍編集

ギルバート・デュランダル
政敵。

名台詞編集

「この責任はどうあっても取らせなければなりますまい、誰に!?当然、あんなものをドカドカ宇宙に作り上げたコーディネイター共にです。違いますか!?!?」
ユニウスセブン落下に伴ったロゴス緊急会議にて、他のメンバーに語った自分の方針。「あんなものを……」と言っているが、それらを作らせた原因が自分達のせいでもあるという事は語っていない。気付いていないのか、それとも知ってて言わなかったのかは不明である。
「世界はね、システムなんです。だから「作り上げる者」と「それを管理する者」が必要だ……人が管理しなければ庭とて荒れる。誰だって自分の庭には好きな樹を植え、芝を生やし、綺麗な花を咲かせたがるものでしょう?雑草は抜いて……!」
「だからさっさと奴等を討って、早く次の楽しいステップに進みましょうよ。我々ロゴスのための美しい庭、新たな世界システムの構築という、ね!」
フォックストロット・ノベンバー作戦時に、コープランド大統領との私的会話の中で言ったセリフ。分かりやすい例えではあるが、ロゴスの顔役に近い彼にとって、世界は自分の為の『庭』であり、コーディネイターもナチュラルも自分が好き勝手に出来る消耗品のようなものだった。その後の敗退時に他のメンバーから責任を追及された時も、逆に強い態度とゴリ押しの詭弁で見事に正当化してしまっている。
「其処にザフトがいる限り、何処までも、ですよ」
「変に慣れ合う連中にはハッキリと思い知らせないといけません。我等ナチュラルとコーディネイターは違うのだという事を。それを裏切る様な真似をすれば――――地獄に墜ちるのだという事をね!!!」
ベルリンの町を蹂躙し、破壊と殺戮を繰り返すデストロイ。数多くのザフト軍や民衆が無差別に焼かれていく様子を見て、当のジブリールは愉しげに笑いながらこう言い放っていた。しかし…この暴挙が結果として自分自身の首を絞めていくことには気付いていなかった。
「我々を討てば戦争は終わり平和な世界になる!?ハッ!!!確かに民衆は愚かです、そんな言葉に易々と騙されるほどに!でも、だからこそ、何としても我々がを討たねばならない!本当に取り返しのつかない事になる前に……この世界が、奴とコーディネイター共の物になる前にです!!」
ヘブンズベースに逃げ込んだ時に豪語した言葉。徹底抗戦どころかこちらから打って出ようとさせるなど、ザフトやデュランダルに対する尋常ならざる憎悪を感じさせる。しかし結果的に、その危惧自体は間違いではなかった……が、やがて彼はそれを知る由も無く斃れていく事になる。
「私は大統領の様な臆病者でも、デュランダルの様な夢想家でもない。撃つべき時には撃つさ、守るために」
ダイダロス基地司令部で、基地司令官との会話中の発言。相当な意気込みだが、皮肉にも発言そのものが、自分の状況と一致している。
「今まで誰にも出来なかったことを、私は成し遂げる!歴史はようやく正されるのだ、あと数時間で‼︎」
ダイダロス基地からレクイエムの第二射を待ち受ける中、ジブリールは自分こそが栄光を掴むと信じて微塵も疑わなかった。まさか、あと数時間で自分の運転が暗転するとは知る由もなく…

搭乗機体・関連機体編集

ガーティ・ルー
宇宙に上がってからの座乗艦。第45話でレクイエムからの脱出を図るものの、レジェンドに捕捉され、艦と陥落を共にした。

資料リンク編集

リンク編集