「機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画」の版間の差分
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:公国の首都防衛を目的に[[アンリ・シュレッサー]]准将によって編成された部隊。公国防衛師団の一部ではあるが実際は慰労隊で、戦傷で社会復帰が困難な兵の寄り合い所帯である。 | :公国の首都防衛を目的に[[アンリ・シュレッサー]]准将によって編成された部隊。公国防衛師団の一部ではあるが実際は慰労隊で、戦傷で社会復帰が困難な兵の寄り合い所帯である。 | ||
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:ギレン・ザビ直轄の部隊。別名[[ジオン本国防衛本隊]]。 | :ギレン・ザビ直轄の部隊。別名[[ジオン本国防衛本隊]]。 | ||
;ギレン・ザビ暗殺未遂事件 | ;ギレン・ザビ暗殺未遂事件 | ||
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:[[グラナダ]]基地司令の[[ルーゲンス]]が殺害された出来事が本作に影響している。 | :[[グラナダ]]基地司令の[[ルーゲンス]]が殺害された出来事が本作に影響している。 | ||
| + | ;M.S.ERA 0099 機動戦士ガンダム戦場写真集 | ||
| + | :ギレン・ザビ暗殺計画の元ネタである逮捕後のハーンスら4人を写した写真が掲載されている。 | ||
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2025年3月10日 (月) 06:45時点における最新版
| 機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画 | |
|---|---|
| 外国語表記 | MOBILE SUIT GUNDAM The Plot to Assassinate Gihren |
| 作者 | Ark Performance |
| 原作 |
|
| 装幀・デザイン | 福島トオル (Smile Studio) |
| 出版社 | KADOKAWA |
| レーベル | 角川コミックス・エース |
| 掲載誌 | 月刊ガンダムエース |
| 掲載期間 | 2007年08月25日〜2010年01月26日 |
| 巻数 | 全4巻 |
| 話数 | 30話 |
概要編集
Ark Performanceによる漫画作品。漫画誌「月刊ガンダムエース」2007年10月号から2010年3月号まで連載された。
本作はその名の通りギレン・ザビの暗殺計画を巡る政治ミステリーであり、物語はかつてジオン公国の国家公安部捜査官だったレオポルド・フィーゼラーが残した捜査記録や記録映像を元に宇宙世紀0100年にFSSが再構成・製作したドキュメンタリー番組「"一年戦争"終戦20周年特別番組 ギレン暗殺計画 〜ジオン最後の一週間〜」の再現ドラマという体裁で進行する。
一年戦争末期のジオン公国の内情を描いているため、その国政やスペースコロニー内の生活環境に関する設定の掘り下げも行われているのが特徴となる。
ストーリー編集
宇宙世紀0079年12月、サイド3で起こった要人暗殺爆破テロを追う国家公安部捜査官レオポルド・フィーゼラーは、犯人の目的がギレン・ザビ暗殺計画であることを知る。
はたして犯人の正体とは? 今、歴史の闇に消えた真実が明かされる!!
登場人物編集
国家公安部編集
- レオポルド・フィーゼラー
- 主人公。連続爆破テロ事件の専任捜査官を任されている。
- ジャン・マリー・ソクラテス
- レオポルドの同寮。
- モンティ
- 鑑識官。
- バリー・エドモンド
- 公安部部長。
- ビリー・モーガン
- 公安部課長。
- デイビッド・シラー
- 一年前の「総帥暗殺未遂事件」の担当捜査官。
首都防衛大隊編集
- アンリ・シュレッサー
- 首都防衛大隊の司令。
- ランス・ガーフィールド
- 首都防衛大隊の第一中隊長。
- ライジェル・フォン・ムーア
- 大隊の連絡将校。親衛隊のスパイでもある。
総帥府編集
- エリース・アン・フィネガン
- セシリアの部下。レオポルドとは幼馴染み。
- セシリア・アイリーン
- 総帥府の第一秘書。
ギレン親衛隊編集
- フィーリウス・ストリーム
- 親衛隊に所属する元ペズン計画のテストパイロット。
- バネッサ・バーミリオン
- フィーリウスの部下。
- ガイウス・ゼメラ
- フィーリウスの部下。
- エリック・マンスフィールド
- 親衛隊の隊長。
突撃機動軍編集
その他編集
登場メカ編集
首都防衛大隊・首都防衛師団編集
ギレン親衛隊編集
その他編集
用語編集
- 国家公安部
- ジオン公国の公安警察。政治、思想犯や反社会的な危険分子の逮捕、監視にあたる。その性質上、機密性の高い数々の情報を取り扱う。
- ワルキューレ
- ギレン総帥暗殺を目論む秘密結社。構成員は匿名でコードネームを与えられている。連絡はコロニー内ネットのチャットルームで行われ、そこにアクセスするためのプロトコルを有するアプリケーションは「エッダ」と呼ばれる特殊言語により構築されている。
- 首都防衛大隊
- 公国の首都防衛を目的にアンリ・シュレッサー准将によって編成された部隊。公国防衛師団の一部ではあるが実際は慰労隊で、戦傷で社会復帰が困難な兵の寄り合い所帯である。
- ギレン親衛隊
- ギレン・ザビ直轄の部隊。別名ジオン本国防衛本隊。
- ギレン・ザビ暗殺未遂事件
- 一年戦争開戦目前、ハーンス・ローンダー中尉、パク・キョン・スン医師、アレクサンドル・トローネル新聞記者、ワシリー・ストルガツキー政治局員ら4人により計画されたギレン暗殺計画。計画は事前に発覚し、関係者は即刻処分された。
各話リスト編集
| 巻 | 話数 | サブタイトル | 備考 |
|---|---|---|---|
| 第1巻 | 捜査報告1 | ギレン・ザビ暗殺計画 | |
| 捜査報告2 | 情報提供者「エリース・フィネガン」 | ||
| 捜査報告3 | 首都防衛大隊の概要 | ||
| 捜査報告4 | 鑑識からの報告その1 | ||
| 捜査報告5 | デイビット・シラー | ||
| 捜査報告6 | 公国公安部 | ||
| 捜査報告7 | 総帥暗殺未遂事件概要 | ||
| 捜査報告8 | 国家の闇 | ||
| 第2巻 | 捜査報告9 | ソロモン告示 | |
| 捜査報告10 | 新たなる犯行 | ||
| 捜査報告11 | ギレン・ザビ親衛隊 | ||
| 捜査報告12 | 権勢の座 | ||
| 捜査報告13 | ディスク | ||
| 捜査報告14 | ラインハルトA | ||
| 捜査報告15 | キャスバル・レム・ダイクン | ||
| 捜査報告16 | 邂逅 | ||
| 第3巻 | 捜査報告17 | ジーク・ジオン | |
| 捜査報告18 | フリスト | ||
| 捜査報告19 | 二重スパイ | ||
| 捜査報告20 | ホト・フィーゼラー | ||
| 捜査報告21 | 前夜 | ||
| 捜査報告22 | 31日午前0時 | ||
| 捜査報告23 | 終焉の序 | ||
| 第4巻 | 捜査報告24 | 戦況レポート1 | |
| 捜査報告25 | 戦況レポート2 | ||
| 捜査報告26 | 告白 | ||
| 捜査報告27 | 氷の国 | ||
| 捜査報告28 | ランス・ガーフィールド | ||
| 捜査報告29 | 急転 | ||
| 捜査報告30 | ギレン暗殺計画 |
関連作品編集
- 機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー / 機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー ・ライデンの帰還
- 他のArk Performanceによる漫画作品。
- 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
- グラナダ基地司令のルーゲンスが殺害された出来事が本作に影響している。
- M.S.ERA 0099 機動戦士ガンダム戦場写真集
- ギレン・ザビ暗殺計画の元ネタである逮捕後のハーンスら4人を写した写真が掲載されている。