ゼーイーゲル
登場作品 機動戦士ガンダムSEED Recollection
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スペック
分類 モビルアーマー
生産形態 試作機
型式番号 YMAF-X4BD
主動力 バッテリー
開発組織 地球連合軍
開発拠点 ビクトリア基地
所属 地球連合軍
主なパイロット 地球連合兵
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概要 編集

地球連合軍が従来のモビルアーマーのコンセプトである「単機で任務を完了可能な火力」「戦闘機並みの機動力」「攻撃を防ぐ重装甲」を実現すべく試作した大型モビルアーマー。機体名はドイツ語で「ウニ」を意味する。

主砲の大火力、大気圏内飛行能力、陽電子リフレクターという3つの特徴を実現するため、複数の大型バッテリーを搭載している。しかし、それでもなお動力は不安定であり、出力低下時には主砲、飛行能力、陽電子リフレクターのいずれかが使用不可になるという重大な欠陥を抱えている。そのため試作された本機は地球連合軍のビクトリア基地の格納庫で半ば放置されている状態にあった。

本機は後に開発されるザムザザーに近い設計思想を持つ機体であり、陽電子発生装置を合計5か所に装備し、敵の攻撃に応じて陽電子リフレクターを任意の方向に展開する事が可能となっている。しかし試作段階であると同時に出力上の問題もあり、発生器を展開する一方向に対してのみしかシールドを発生できないという欠点を有する。

様々な欠陥を抱えながらもビクトリア基地にて改善を模索しながら細々と開発が続けられていた本機ではあったが、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦終結後のザラ派残党による基地襲撃の際、短時間での拠点防衛では有効と考えられたため実戦投入されている。

登場作品と操縦者 編集

機動戦士ガンダムSEED Recollection
初登場作品。シナリオではアスラン編の最終ステージで敵機体として登場する。ビクトリア基地周辺にザラ派残党のモビルスーツ部隊が出現した際にストライクダガーの部隊と共に出撃し、基地への核攻撃を防ごうと基地に急行してきたアスラン・ザラムラサメ 飛行能力試験型も所属不明機として攻撃対象にしたが、最終的に撃墜されている。

装備・機能 編集

特殊機能 編集

陽電子リフレクター
機体上部に1基と機体下部の前後左右に1基ずつの計5基設けられているエネルギーシールド発生装置。出力の問題から一方向に対してしかシールドを張る事が出来ない。

武装・必殺攻撃 編集

GAU109 単装砲
四脚の上部に設けられている実弾砲。
M526 複列位相エネルギー砲「マルシャーク」
機体上部を構成する砲塔部分に搭載されている高出力ビーム砲。

対決・名場面 編集

関連機体 編集

ザムザザー / ゲルズゲー / ユークリッド
後に地球連合軍で運用されるモビルアーマー。大火力、大気圏内飛行能力、陽電子リフレクターを有するなど、本機に近い設計思想を持つ。

商品情報 編集

リンク 編集