セカンドV
| セカンドV | |
|---|---|
| 外国語表記 |
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| 登場作品 | 機動戦士Vガンダム (小説版) |
| デザイン | カトキハジメ |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 試作型可変モビルスーツ |
| 生産形態 | 試作機 |
| 型式番号 | LM313V10 |
| 頭頂高 | 15.5m |
| 本体重量 | 11.5t |
| 全備重量 | 15.9t |
| 主動力 | 熱核融合炉 |
| ジェネレーター出力 | 7,510kW |
| 装甲材質 | ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材 |
| 開発組織 | リガ・ミリティア |
| 開発拠点 | テクネチウム工場(月面) |
| 所属 | リガ・ミリティア |
| 主なパイロット | ウッソ・エヴィン |
概要
編集ザンスカール帝国との戦闘で得られたデータを基に、リガ・ミリティアが月面上に設けたテクネチウム工場にて製造した、Vガンダムの発展型となる試作型モビルスーツ。
機体の基本的なシステムはVガンダムに準じているが、ミノフスキー・シールドの装備と装甲パーツの強化による防御力の向上や、メガビーム・キャノンの装備による遠距離攻撃力の付与などにより、部分的なデータを見る限りにおいては、運用環境が限定されたモビルアーマーや、重戦闘用MSに匹敵するほどのスペックまでもが付与されている。これは、「より広い意味での汎用性を持ったVガンダム」とも語るべき機体なのだが、このような性能向上は、ジェネレーターへの過大な負担と重量の増加を招き、機動力の低下を引き起こしてしまうため、これまでの白兵戦主体のMSにおいては不可能とまで語られてきた。にも関わらず、このセカンドVにおいてこれらの事柄を実現せしめたのは、ひとえにミノフスキードライブの開発に成功したことによると言われている。
ミノフスキードライブは強力な力場を構成してその反発力で推進する全く新しいシステムで、これまで用いられて来た核融合スラスターやミノフスキークラフトとは比較にならないほど強力でありながら、ジェネレーターへの負担が極めて小さいため、膨大な余剰出力を他の装備に振り分けることが可能となった。これにより、セカンドVには数多くの強力な装備が用意されている。これらは主にビーム・ウエポンによって構成されており、ミサイルなどの実体弾誘導兵器の使用が困難なミノフスキー粒子散布下において絶大な威力を発揮することとなる。
フレームはVガンダムのものと同じであり、操縦機器やパイロット・シートもVガンダムと共通のパーツが用いられているが、肩部や膝部の装甲がVガンダムより大型化されている。ジェネレーター出力は3倍ほど強化されたことでテール・ノズルと補助スラスターも強化されている他、両肩部にはオプション兵装用のウエポン・プラットホームが増設され、ここにメガビーム・キャノンやミノフスキー・シールドをマウントできた。だが、ミノフスキードライブの最大出力時に最悪、機体が空中分解を引き起こす危険性を持ち合わせており、この推力バランスの悪さと武装の変化もあって対艦戦闘には有効でも白兵戦向きの機体ではないとされている。
登場作品と操縦者
編集- 機動戦士Vガンダム (小説版)
- 初登場作品。第4巻から登場。同作に登場しないV2ガンダムの代わりとしてウッソ・エヴィンが作中後半から本機に搭乗し、ザンスカール帝国のモビルスーツと戦った。なお、V2は作中未登場とはいえ、口絵の機体解説ではセカンドVの次の存在を示唆するような記述も見られる。
- NEWTYPE100% MOBILE SUIT VICTORY GUNDAM VOL.2 SHAHKTI'S PRAYER
- 51ページにモビルスーツ形態(武装無し)とトップファイターの設定画が掲載されている。なお、肩部のウェポン・プラットホームの形状が画稿ごとに異なっているため、準備稿の可能性もある。
- モバイルアプリ「ガンダムカードコレクション」
- 実装されたカードに小説では未設定だった型式番号の「LM313V10」が記載されており、以降の一部媒体でも同様の型番が用いられるケースがある。
- マスターアーカイブ モビルスーツ
- 「マスターアーカイブ モビルスーツ ヴィクトリーガンダム」にVガンダムの形態の1つとして掲載され、V2ガンダム開発までの過渡期に開発された機体として設定された。基礎設計完了後のコンピューターシミュレーションで明らかになった問題点を踏まえて、V2ガンダムが新規設計されたという流れになっており、以降の資料でも同様の記述が散見される。
- SDガンダム GGENERATIONシリーズ
- 『OVER WORLD』より実装。『ETERNAL』では『機動戦士Vガンダム』の開発系譜をコンプリートすることで入手出来るULT機体として実装された。
- ガンダムビルドダイバーズ
- 第19話に登場。ナデシコアスロンの1種目「ガンスタグラム」用に用意されており、ローズによって神々しい羽が取り付けられ、高評価を得た。
装備・機能
編集特殊機能
編集- ミノフスキー・ドライブ・ユニット
- セカンドVの最大の特徴を成している新型の推進システム。ユニットの内部に力場を構成し、その反発力で推力を得るが、未完成の部分もあり力場の形成時にメガ粒子を多量に放出してしまう。このメガ粒子は通常は噴射炎程度にしか見えないが、最大出力時に他の兵装のビームが加わると、まるでMSが光の翼を広げているような状態となり、それ自体が長大なビームの刃となって敵を撃破する武器となる。
- 換装
- 機体各部に装備換装用のハードポイントが備わっている他、両肩部にオプション兵装用のジョイントとしてウエポン・プラットホームを有する。ウエポン・プラットホームにはミノフスキー・シールドやメガビーム・キャノンをマウント可能。キャノンとシールドは配置を入れ替えることもできる。
- 分離・合体
- Vガンダムと同様、機体はコア・ファイター、トップ・リム、ボトム・リムに分離可能。セカンドVのコア・ファイターもVガンダムと同様に頭部パーツやミノフスキー・ドライブ・ユニットなどすべてここに備えられている。本来はパイロット脱出用に考案されたものであったが、様々な状況での運用が可能なため、単体で局地戦用の軽戦闘機として用いられており、他のパーツと組み合わせてトップ・ファイターやボトム・ファイターと呼ばれる重戦闘機として戦線に投入されることもある。
武装・必殺攻撃
編集- バルカン砲
- 頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。砲口はVガンダムと同様コア・ファイター時であっても機外に露出している。
- ビーム・ライフル
- 本機の主兵装。ビームを励起するコアのピストル部分はVガンダムのライフルと同じものが用いられている。
- ビーム・ピストル
- ライフルのコア・モジュールであるグリップ部は、それ単体で低出力のビーム・ピストルとして使用可能。
- マルチプル・ランチャー
- ビーム・ライフルの銃身下部に装着されている汎用グレネード・ランチャー。様々な弾種が用意されている。
- ビーム・サーベル
- 両腕部に1本ずつ格納されている近接格闘戦用装備。
- プラモデル「HGUC 1/144 セカンドV 」では、V2ガンダムのものとほぼ同じ造形になっている。
- ビーム・シールド
- 両腕の肘に内蔵されたビーム・シールド。構造はVガンダムのそれと同様。
- メガビーム・キャノン
- 長距離攻撃用のメガ粒子砲。標準装備のライフルとは比較にならぬほど強力な破壊力を持つため、敢えて「キャノン」と呼称されている。白兵戦時には切り離しも可能。コア・ファイター形態では砲身が前方にロックされるが、上下可動は可能となる。
- ザンスカール艦艇を一撃で数隻撃沈させるほどの攻撃力があり、小型廃コロニーの港湾ブロックを三射で"消失"させる威力を誇る。そのため、ウッソも混戦時に発射を躊躇する場面もった。
- ミノフスキー・シールド
- 戦闘用の艦船に装備されたものに匹敵する防御力を有するビーム・シールド。通常は中央から縦に二つ折りにされ左肩にマウントされており、使用時に展開して用いられる。最大出力時には備えられたシールド・ビットを三方向へ射出して本体と共に空間に巨大なビームの皮膜を展開する(ビットを放出せずとも通常のビームは防御可能)。その消費エネルギーはあまりにも膨大であるため、ジェネレーター出力に充分な余裕を持つセカンドV以外の機体がこの装備を用いようとしても行動不能に陥ってしまう。コア・ファイター形態時はウエポン・プラットホームによって水平方向に固定される。
- ミサイル・ランチャー
- 装備箇所不明。ファラ・グリフォンの駆るザンネックとの戦闘で使用している。
- 光の翼
- ミノフスキー・ドライブ・ユニットから放出される余剰エネルギーを攻撃に転用する。
対決・名場面
編集関連機体
編集- Vガンダム
- 原型機。小説『V』作中では本機との区別のため「V1」の呼称が用いられている。
- V2ガンダム / V2アサルトバスターガンダム
- TV版『V』における本機に相当する機体。小説版の機体解説において発展先として存在が仄めかされている。一方、『マスターアーカイブ』等の設定では、本機が機体強度や所期のスペックを満たせなかった事を踏まえて、新規に再設計した上で開発されたという扱いになっている。
- プロトV2ガンダム
- 本機と同じくV2ガンダムのプロトタイプに位置する機体。こちらは機体形状を検証するための試作機となっている。
- レコードブレイカー (F99)
- かつてサナリィが開発していたミノフスキードライブの実験機。『マスターアーカイブ』において、小型ミノフスキー・ドライブ・ユニット開発の参考にしたとの記載がある。
商品情報
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小説
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書籍
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※「MG Vガンダム (Ver Ka.)」ベースの作例が掲載