ザクIIJ型 (エルマー・スネル大尉専用機)
ザクIIJ型 (エルマー・スネル大尉専用機) | |
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外国語表記 | ZAKU II "WHITE OGRE" |
登場作品 | 機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線 |
スペック | |
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異名 | ホワイトオーガー |
分類 | 地上用量産型モビルスーツ |
生産形態 | パーソナルカスタム機 |
型式番号 | MS-06J |
頭頂高 | 17.5m |
本体重量 | 56.2t |
全備重量 | 74.5t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 976kw |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
開発組織 | ジオニック社 |
所属 | ジオン公国軍 |
主なパイロット | エルマー・スネル |
概要編集
ジオン公国軍のエースパイロット、エルマー・スネル大尉の駆るザクIIJ型の指揮官機。全身が彼のパーソナルカラーである白色で塗装されており、左側頭部と右肩のシールドにはパーソナルマークであるトカゲと「441」の番号が描かれている。
J型の数少ないエースパイロット専用機である本機は、ヨーロッパの北部地域に展開していた連邦軍の地上部隊に多大な損害を与え、その鬼神の如き戦いぶりからパイロットと共に敵味方から「白き鬼=ホワイトオーガー」と呼ばれ、未だモビルスーツの配備が無い連邦軍地上部隊の兵士から恐れられた。そのため破竹の勢いで進軍する公国軍のプロパガンダ報道にもしばしば採り上げられている。
一方でスネルはしばしば機体の不調を訴えているらしく、宇宙世紀0079年7月26日に連邦軍の流した偽情報に乗り味方部隊が進軍を続ける中でも、機体の不調を口実に僚機のザクIIJ型2機と共に戦列を離脱。その後、道中で待ち伏せていたハーマン・ヤンデル率いる第301戦車中隊第1小隊と交戦状態に突入している。交戦により僚機2機が撃墜されるものの、スネル側も2個小隊にあたる61式戦車8輛を撃破。しかし、臨時編成により1輛多い9輛編成だった事に気づかず、最期は残ったヤンデル車から至近距離からの不意打ちを立て続けに胴体に食らい撃墜された。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線
- 初登場作品。第2話に登場し、戦いでは戦車を踏み潰し、生身の兵士にも容赦しない獰猛さを見せた。主人公であるヤンデルも過去にホワイトオーガーに襲われ、片足を失う深手を負った事を切っ掛けに復讐を誓っている。物語後半では敵の偽情報を察し、道中に宿敵であるヤンデルが待ち伏せている事を察知したスネルが戦列を離脱し昼間の戦場跡に到着。そこでヤンデル率いる戦車小隊と死闘を繰り広げた。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
- 120mmザク・マシンガン
- ザクの主武装であるモビルスーツ用マシンガン。大口径でありながらも、装弾数が多い点が特徴。制圧力と信頼性を買われ、他系列のMSも装備する事があった。
- ザク・バズーカ
- 280mmの口径を誇る大型火器。開戦当初はMSを持たない地球連邦軍に対して、その威力は絶大であった。装弾数の少なさをカバーするため予備弾ケースを腰部リアアーマーに2つ携行している。
- ヒート・ホーク
- 白兵戦用のヒート兵器。ブレード部分が赤熱化し、敵の車輛や施設を溶断する。消費電力が小さいため、ジェネレーターへの負担が少なく、低出力機でも使用が可能。非使用時は左腰にマウントする。
- Sマイン
- 肩部や膝部等に搭載されている空中炸裂型対人地雷。主に対人防御として使用される。
対決・名場面編集
関連機体編集
- ザクIIJ型
- 一般機。
- 高機動型ザクII (シン・マツナガ大尉機) / 高機動型ザクII (シン・マツナガ大尉機・カスタムタイプ)
- ジオン公国軍におけるその他の”白いザク”。