「水中型ガンダム」の版間の差分
(3人の利用者による、間の3版が非表示) | |||
16行目: | 16行目: | ||
{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
| タイトル = スペック | | タイトル = スペック | ||
+ | | 別名 = ガンダイバー<ref>一部ゲーム作品やMSD等の一部資料のみ。本来はSDガンダムシリーズで設定された別キャラクターである。</ref> | ||
| 分類 = 水陸両用試作型[[モビルスーツ]] | | 分類 = 水陸両用試作型[[モビルスーツ]] | ||
| 型式番号 = RAG-79-G1 | | 型式番号 = RAG-79-G1 | ||
32行目: | 33行目: | ||
| 所属部隊 = | | 所属部隊 = | ||
| 母艦 = | | 母艦 = | ||
− | | 主なパイロット = [[連邦兵]] | + | | 主なパイロット = [[連邦兵 (UC)|連邦兵]] |
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> | }}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 --> | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]] | + | [[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]が開発した水陸両用[[モビルスーツ]]。[[アクアジム|アクア・ジム]]をエースパイロット向けに再設計した機体である。 |
− | + | 基本設計はアクア・ジムと変わらず、[[型式番号]]も[[ジムシリーズ|ジム系統]]の物が用いられているが、[[ガンダムタイプ]]に似せた頭部形状を有する事から「ガンダム」の名称で呼ばれており、偏向[[ビーム・ライフル]]等の装備を新規に装備する。 | |
− | + | 連邦軍の水中戦力としては、アクア・ジムで構成された小隊の隊長機として運用される事が多い。 | |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
46行目: | 47行目: | ||
:出典元。 | :出典元。 | ||
;[[機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル]] | ;[[機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル]] | ||
− | : | + | :キスノ兄弟の前に立ち塞がる最後の敵として登場した。 |
;[[機動戦士ガンダム カタナ]] | ;[[機動戦士ガンダム カタナ]] | ||
: | : | ||
;[[機動戦士ガンダムUC『袖付き』の機付長は詩詠う]] | ;[[機動戦士ガンダムUC『袖付き』の機付長は詩詠う]] | ||
− | : | + | :[[ダカール]]の防衛部隊として[[アクアジム]]とともに登場。ジオン残党によるダカール襲撃の際に出撃するが、[[ゼー・ズール]]との戦闘で撃破された。 |
;[[MSD]] | ;[[MSD]] | ||
− | : | + | :M-MSV枠として組み込まれ、カトキハジメ氏によってリデザインされた。設定変更によって開発に[[局地型ガンダム]]の設計データが盛り込まれた事になっている。デザイン上の一番の相違点は頭部のV字アンテナの形状で、M-MSV版では大型センサーの両端からアンテナが飛び出していたのに対し、MSD版では設計元である局地型ガンダム(所謂RX系列機)と同形状の物となっている。 |
+ | ;[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島]] | ||
+ | :第3話~第4話に登場。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
− | + | === 特殊機能 === | |
+ | ;有線式潜望鏡 | ||
+ | :後頭部カメラは分離する事で有線式の潜望鏡として使用可能。水中に居ながら海上の様子を伺う事が出来る。 | ||
<!-- ;機能名:説明 --> | <!-- ;機能名:説明 --> | ||
=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
− | ; | + | ;偏向[[ビーム・ライフル]] |
− | : | + | :水中でも使えるように、ビームの収束率を変更した専用ビーム・ライフル。水の抵抗を減らすため、曲面のライフルカバーが装着されている。戦闘時に取り外されるが、媒体によってはそのままの状態で使用されている。 |
− | ; | + | ;炸裂式ハープンガン |
− | : | + | :左腕部に装備されている水中銃系武装。先端部に指向性爆薬を搭載した銛状のミサイルを放ち、敵機を装甲内部から破壊する。 |
;魚雷ポッド | ;魚雷ポッド | ||
− | : | + | :水中戦用の魚雷を装填したポッド。バックパックに内蔵。 |
;ハンドアンカー | ;ハンドアンカー | ||
− | : | + | :右腕部に装備。アクア・ジムの物と同型で、ワイヤー付きのアンカーを射出し、標的を捕らえる。 |
− | ; | + | ;[[ビーム・サーベル|ビームピック]] |
− | : | + | :右腰部に2本装備。ビームの熱量損失を防ぐ目的で敵の装甲に接触した状態でビーム刃を展開する兵装。出力を調整することでビーム・サーベルとしても使用可能。アクアジムの後期型ビーム・サーベルは本来当機用に開発・採用された物である。 |
+ | |||
==== 必殺技 ==== | ==== 必殺技 ==== | ||
;秘技!鳴門海峡地獄渦 | ;秘技!鳴門海峡地獄渦 | ||
79行目: | 85行目: | ||
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
;[[アクアジム|アクア・ジム]] | ;[[アクアジム|アクア・ジム]] | ||
− | : | + | :原型機。基本設計が踏襲されており、武装も共有の物を使用する。 |
;[[局地型ガンダム]] | ;[[局地型ガンダム]] | ||
:[[MSD]]では設計データが本機の開発に活用されている。 | :[[MSD]]では設計データが本機の開発に活用されている。 | ||
;[[アトラスガンダム]] | ;[[アトラスガンダム]] | ||
− | : | + | :『[[機動戦士ガンダム サンダーボルト|サンダーボルト]]』に登場した水陸両用のガンダムタイプMS。 |
+ | ;[[ガンダイバー (SDコマンド戦記)]] | ||
+ | :本機の名称として混同される「ガンダイバー」の元ネタ。[[ガンダイバー (SDガンダムフォース)|同名のキャラクター]]が『[[SDガンダムフォース]]』にも登場している。 | ||
− | |||
− | |||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
+ | === [[ガンプラ]] === | ||
;MSD版 | ;MSD版 | ||
<amazon>B01M59LDN1</amazon> | <amazon>B01M59LDN1</amazon> | ||
94行目: | 101行目: | ||
*[[登場メカ]] | *[[登場メカ]] | ||
− | + | == 脚注 == | |
− | + | <references /> | |
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 --> | <!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 --> | ||
+ | |||
{{DEFAULTSORT:すいちゆうかたかんたむ}}<!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 --> | {{DEFAULTSORT:すいちゆうかたかんたむ}}<!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 --> | ||
[[Category:登場メカさ行]] | [[Category:登場メカさ行]] |
2020年11月20日 (金) 20:49時点における最新版
水中型ガンダム | |
---|---|
外国語表記 | Gundam Marine Type |
登場作品 | |
デザイナー |
|
スペック | |
---|---|
別名 | ガンダイバー[1] |
分類 | 水陸両用試作型モビルスーツ |
型式番号 | RAG-79-G1 |
全高 | 18.3m |
本体重量 | 47.7t |
全備重量 | 58.5t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,330kW |
スラスター総推力 | 96,700kg |
装甲材質 | チタン・セラミック複合材 |
センサー有効半径 | 4,600m |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット | 連邦兵 |
概要 編集
地球連邦軍が開発した水陸両用モビルスーツ。アクア・ジムをエースパイロット向けに再設計した機体である。
基本設計はアクア・ジムと変わらず、型式番号もジム系統の物が用いられているが、ガンダムタイプに似せた頭部形状を有する事から「ガンダム」の名称で呼ばれており、偏向ビーム・ライフル等の装備を新規に装備する。
連邦軍の水中戦力としては、アクア・ジムで構成された小隊の隊長機として運用される事が多い。
登場作品と操縦者編集
- M-MSV
- 出典元。
- 機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル
- キスノ兄弟の前に立ち塞がる最後の敵として登場した。
- 機動戦士ガンダム カタナ
- 機動戦士ガンダムUC『袖付き』の機付長は詩詠う
- ダカールの防衛部隊としてアクアジムとともに登場。ジオン残党によるダカール襲撃の際に出撃するが、ゼー・ズールとの戦闘で撃破された。
- MSD
- M-MSV枠として組み込まれ、カトキハジメ氏によってリデザインされた。設定変更によって開発に局地型ガンダムの設計データが盛り込まれた事になっている。デザイン上の一番の相違点は頭部のV字アンテナの形状で、M-MSV版では大型センサーの両端からアンテナが飛び出していたのに対し、MSD版では設計元である局地型ガンダム(所謂RX系列機)と同形状の物となっている。
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島
- 第3話~第4話に登場。
装備・機能編集
特殊機能編集
- 有線式潜望鏡
- 後頭部カメラは分離する事で有線式の潜望鏡として使用可能。水中に居ながら海上の様子を伺う事が出来る。
武装・必殺攻撃編集
- 偏向ビーム・ライフル
- 水中でも使えるように、ビームの収束率を変更した専用ビーム・ライフル。水の抵抗を減らすため、曲面のライフルカバーが装着されている。戦闘時に取り外されるが、媒体によってはそのままの状態で使用されている。
- 炸裂式ハープンガン
- 左腕部に装備されている水中銃系武装。先端部に指向性爆薬を搭載した銛状のミサイルを放ち、敵機を装甲内部から破壊する。
- 魚雷ポッド
- 水中戦用の魚雷を装填したポッド。バックパックに内蔵。
- ハンドアンカー
- 右腕部に装備。アクア・ジムの物と同型で、ワイヤー付きのアンカーを射出し、標的を捕らえる。
- ビームピック
- 右腰部に2本装備。ビームの熱量損失を防ぐ目的で敵の装甲に接触した状態でビーム刃を展開する兵装。出力を調整することでビーム・サーベルとしても使用可能。アクアジムの後期型ビーム・サーベルは本来当機用に開発・採用された物である。
必殺技編集
- 秘技!鳴門海峡地獄渦
- 漫画『機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル』に登場する機体が使用。海面にいる敵機の周囲を攪拌し、発生させた渦に閉じ込めたところをハープーン・ガンで攻撃する技。数々の水中用MSを葬ったというこの技でノルト・キスノのアッガイを翻弄した。
対決・名場面編集
機動戦士ガンダム アッガイ北米横断2250マイル編集
- 対アッガイ
関連機体編集
- アクア・ジム
- 原型機。基本設計が踏襲されており、武装も共有の物を使用する。
- 局地型ガンダム
- MSDでは設計データが本機の開発に活用されている。
- アトラスガンダム
- 『サンダーボルト』に登場した水陸両用のガンダムタイプMS。
- ガンダイバー (SDコマンド戦記)
- 本機の名称として混同される「ガンダイバー」の元ネタ。同名のキャラクターが『SDガンダムフォース』にも登場している。
商品情報編集
ガンプラ編集
- MSD版
リンク編集
脚注編集
- ↑ 一部ゲーム作品やMSD等の一部資料のみ。本来はSDガンダムシリーズで設定された別キャラクターである。