MAX-03 アッザム(Adzam)
概要
ルナタンクをベースに開発された機体。大出力のジェネレーター4基とミノフスキークラフト、8基のローターと接地用ダンパーなどを搭載し重力下でも運用できるように再設計されている。コックピットの乗員は2人で、操縦士と射撃手に別れるが非常時にはオートパイロットを使用することで1人でも運用できる。本機の設計思想が後のMAの原型となった。
登場作品と操縦者
装備・機能
武装・必殺攻撃
- アッザム・リーダー
- カプセルからリーダーを射出し、ワイヤーを降ろした後に高周波を浴びせる武装。電子回路にダメージを与え、破壊することができる。
- 連装メガ粒子砲
- 機体四方上下に装備されている。火力は低くガンダムのシールドに防がれている。
対決・名場面
関連機体
- 宇宙用アッザム
- 『トミノメモ』に記載されている機体で、没となった『機動戦士ガンダム』第43話への登場が予定されていた。パイロットはシャアとキシリア。
- ルナタンク
- 原型機。
- アッザム・オルガ
- ダンパーにブースターが搭載された改良型。ミサイルの追加に加え、メガ粒子砲が対地機銃に変更されている。
- アッザム改修型
- キンバライド基地による改修機。アプサラスのメガ粒子砲、機体管制用のザクIの追加等により、異形の機体となっている。
- RFアッザム
- 火星独立ジオン軍による改修機。武装の追加に加え、宇宙空間での運用を可能としている。
- ゲンブ
- ジオン残党の拠点『ヘルズゲート』にて開発された、本機をベースに防御力と火力を強化した機体。アッザム・リーダーはオミットされているが、重装甲化に加えてIフィールドと対ビームコーティングを併用させたため、さながら巨大な亀のような容姿となっている。