ジオング

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MSN-02 ジオング(Zeong)

ジオン軍が極秘開発したニュータイプ用モビルスーツ。ニュータイプ機として問題であった高機動力と、両腕の有線ビームによるオールレンジ攻撃を可能とした機体。ゲルググが使えないシャア・アズナブルキシリア・ザビから完成度80%と告げられて与えられたが、現場では80%の完成度でも十分性能が発揮できると太鼓判を押された。

ジオングのコンセプトは後のニュータイプ用モビルスーツモビルアーマーに引き継がれていった。

本来なら脚部が装着されるはずで、その状態を「パーフェクトジオング」と呼ぶが、この設定は漫画「プラモ狂四郎」で作られている。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム
パイロットはシャア・アズナブル。両腕の有線ビームでアムロガンダムを攻め立てるが、最期は頭部ユニットまで追い詰められ、ガンダムのリモコン操作により撃墜される。

装備・機能

特殊機能

分離
コクピットのある頭部が、緊急脱出ポッドになる。

武装・必殺攻撃

メガ粒子砲(頭部)
頭部口部に内蔵されたメガ粒子砲。胴体を破壊され、頭部ユニットだけになってもガンダムと交戦した。
メガ粒子砲(腹部)
2門内蔵。
有線ビーム砲
両腕の指に装備されたビーム砲。有線式でオールレンジ攻撃が可能。二人乗っていればニュータイプ能力者でなくとも使用は可能。

対決・名場面

ジオング出撃
シャアがキシリアより「完成度80%」と告げられると、現場の人間からは「80%?冗談じゃありません、現状でジオングの性能は100%出せます!」と太鼓判を押すと、シャアは「脚が付いてない…」と言い、「あんなのただの飾りですよ、偉い人にはそれがわからんのです!」と反論した。その後、整備兵が「シャアが使いこなせるかだ」と言うと「はっきり言う、気に入らんな…」と言って乗り込んだ。
後日談として、漫画「若き彗星の肖像」にて後にシャアがパーフェクトジオングに乗る際にこの整備士と再会し、整備士が「足も満更無駄ではなかった」と評価を改めたエピソードがある。
ガンダム
アムロのニュータイプ能力とガンダムに対抗したシャアのジオングは、有線ビーム砲でガンダムを攻めるが、お互い機体の部類を破壊つくす。最期はジオングが頭部ユニット、ガンダムは右腕と両足の状態で交差しての射撃で相撃ちとなった。

関連機体

パーフェクトジオング
高機動型ジオング
グレート・ジオング
サイコガンダム

商品情報

話題まとめ

資料リンク

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