バズ・ガレムソン | |
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登場作品 | |
声優 | 池田勝 (Gジェネシリーズ) |
プロフィール | |
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異名 | 殲滅者 |
種族 | 人間 |
性別 | 男 |
年齢 |
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没年月日 | 宇宙世紀0123年2月23日 |
職業 | MSパイロット |
所属 | 地球連邦軍 |
所属部隊 |
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階級 |
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コールサイン | ファスト2 (F90FF) |
主な搭乗機 |
概要
オールズモビル掃討の一環としてネオ・ジオン残党狩りを受け持つ第306部隊隊長。禿頭と左側頭の傷がトレードマーク。
「殲滅者(アニヒレーター)」の二つ名で呼ばれ、既に連邦法で禁止されたジオン残党狩りを自身の快楽の為に行うなど好戦的かつ横暴な人物。地球連邦軍の中で汚れ仕事や裏仕事を請負っており、その腕前を評価されている。
MSパイロットとしての腕も高く、かつては参謀本部が認定したニュータイプ適正者の一人としてファステスト・フォーミュラに所属していた。
トキオ・ランドールの元上官で、宇宙世紀0120年にガレムソンの残党狩りに異を唱えた彼を左遷に近い形でアナハイム・エレクトロニクス社に出向させた。宇宙世紀0123年2月、軍上層部の命令でゼブラゾーン事件に介入し、関係者の抹殺を命じられるが、トキオやダーク・タイガー隊の抵抗もあり、戦死した。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91
- 初登場作品。本作の黒幕の一人として物語の裏で暗躍し、かつての部下であるトキオと敵対した。漫画版ではトキオとネオガンダムによる同型機対決の末、コアブロックシステムを活用した戦法の前に戦死したが、小説版ではダーク・タイガー隊が306部隊の討伐に向かった所で物語が終了している為、その後の顛末は不明。
- SDガンダム GGENERATIONシリーズ
- 『SF91』が初参戦した「F」で初実装。ノイエン・ビッター役などを務める池田勝氏によるボイス収録が行われた。
- 機動戦士ガンダムF90FF
- 『SF91』以前の経歴が語られており、第29話で第106守護中隊からFF隊に編入。この時点では左側頭に傷は入っていない。『SF91』でラスボスとして描かれたのに対し、こちらでは主人公の相棒として憎まれ口を叩きながらも背中を預け合う姿が描かれた。しかし、その裏ではカロッゾ・ロナとも繋がっており、ブッホ・コンツェルンに部隊の情報をリークしている。また「殲滅者(アニヒレーター)」の二つ名も設定され、強力な兵器にこだわる傾向が見られる。FF隊の最終決戦となったトリムールティ事変ではカロッゾから事態の詳細を事前に知らされており、トリムールティによる地球への攻撃に同調していた。そしてトリムールティ暴走時にカロッゾの指示を受け、発射阻止のため奔走するディル・ライダーに襲い掛かるが、ミズマ・ムエルテが立ち塞がったためこちらと交戦。止めを刺す直前まで追い詰めるも、止めの一撃がミズマとガレムソンの間に割って入ったファオナ・ブリガンに命中。その隙にミズマがガレムソンにヴェスバーを放ったところで物語の出番は終了となる。
人間関係
機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91
- リディア・ドーフマン
- 副長。ガレムソンの忠実な部下で、ガレムソンが戦闘時にはエイジャックスの指揮を取った。
- トキオ・ランドール
- 元部下。ネオ・ジオン残党掃討時に命令に背いた事を蔑み、左遷に近い形でアナハイムへ出向させた。ただし、パイロットとしての腕前は買っており、彼と再会した際にはネオガンダムのパイロットとして原隊復帰するよう取り計らっている。
- アイリス・オーランド
- アナハイム社のエンジニア。ネオガンダムの調整を名目に彼女をエイジャックスに勾留するが、トキオらの機転によって脱走。
- レイラ・ラギオール
- ガレムソンの残党狩りによって両親を失った少女。彼女との交戦時、シルエットガンダムの一太刀を浴びる事になる。
- ウェンツェル
- 連邦軍大佐。ガレムソンにゼブラゾーンでの作戦命令を下した黒幕の一人。ガレムソンの腕前を評価している人物。
機動戦士ガンダムF90FF
名台詞
機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91
- 「まったく…… 退屈な任務が続いたからな…」
「ゼブラゾーンか……」
「本当に久しぶりだ……」 - 第5話より。初登場時、エイジャックスがゼブラゾーンに到着した事を受けての台詞。この時点で過去にゼブラゾーンで作戦を行った事を示唆している。
- 「ようこそ我が戦艦エイジャックスへ…歓迎しますよ」
「さっそくだが仕事にとりかかっていただきたい」
「RXF-91のデータをこいつに…」 - 同上。エイジャックスに招聘されたアイリスと格納庫で対面して。出会って早々にアイリスの持ってきたシルエットガンダムのデータをネオガンダムへ移植するよう急かす。
- 「こいつと私はすでに同調」
「いい感じだ……実にいい感じだ……」 - 第6話より。ネオガンダムの調整を行うアイリスはブラックボックスの多い1号機の調整が完全ではないとドーフマンに語るが、その直後にガレムソンは機体に乗り既に調整は終わっていると言い、機体を起動させる。
- 「AE社の船とトラブルがあった様だがそれはこちらでカタをつけておく」
シェルフ「アナハイムだと……」
「おかげで面白いデータが取れただろう」
シェルフ「貴様なぜそんなことを知って……」
「あとはゆっくり休んでくれとジレ大佐の伝言だ…あの世でゆっくりとな」 - 同上。クロスボーン・バンガードとの裏取引に赴き、アナハイムと不用意な接触をしたシェルフらを始末するべく生身を晒すオリバーにGバードを向ける。
- 「一人でいくのはさみしいとさ」
- 同上。オリバーを殺害し、その様子に愕然とするシェルフに対して。
- 「まったく頭の悪い男だな……」
「軍人が個々の考えをもっては軍として機能しないということも分からんのか…あんな楽な任務ひとつこなせんとは……」 - 第8話より。3年前に命令に反したトキオを独房に放り込んだ際の一言。ただし、ここで言う任務とは既に禁止されていたジオン残党狩りであり、この一件がトキオのガレムソンに対する不信感を確たるものとする事になた。
- 「おやおや……これは……エンジンの修理が完全ではなかったようだな」
- エイジャックスでトキオと対面し、ブレイウッドがコロニーから出港する様子を映像で見せるが、その直後にブレイウッドのエンジンが暴発。ガレムソンにはその様子をトキオに見せつける意図があり、トキオはその様子に激昂してガレムソンに銃を向けた。
- 「平和な世なんてものは何も生み出しはしない…… くさってゆく一方だ」
「今回の一件もそんなくさった連中が仕組んだ事だ」
「大義を成すためには多少の犠牲はな……」
「いたしかたあるまいっ」 - 上記の通り、銃を向けられたガレムソンだが涼しい顔をして平然と自身の行為を棚に上げて正当化。突如、銃を取り出しトキオに向けて発砲した。尤もガレムソン自身もそのくさった連中の1人であり、大義などとても言えた義理ではない。
- 「迎撃するぞっ!出せるだけMSを発進させろ 私もネオガンダムで出るっ」
ドーフマン「はっ」 - 第10話より、ダーク・タイガー隊接近の報告を受けて。出撃前の普通の光景だが、『F90FF』では登場回以降の巻の帯に毎回このコマが掲載されている。
- 「貴様っ よくも私の艦を… 軍法会議にかけるまでもない…」
「私が裁いてやるっ!!」 - 同上。エイジャックスを沈められ激昂したガレムソンは、トキオに対して明確な殺意を向けGバードを放つ。余談だが『GジェネF』のムービーでは一人称の「私」の部分が「ワシ」になっており、さりげに威厳が増している。
- (ば…かな… こんな所…で…)
- 最期。技量でこそトキオを上回っていたガレムソンだったが、アイリスが思いついた機体と引き換えに脱出したコア・ファイターで攻撃するという奇策の前に身動きが取れなくなり敗北。ライラのシルエットガンダムとトキオのコア・ファイターから立て続けに攻撃を受け、そのドス黒い欲望と共に爆散した。
一方『GジェネF』のムービーでは池田氏による迫真の呻き声で〆となっている。
搭乗機体・関連機体
- ネオガンダム1号機
- 『SF91』での主な乗機。トキオの乗る2号機との戦闘では腕を負傷した状態で運用したが、ネオ・サイコミュの恩恵で互角の戦いを演じた。
- ジェガンR型
- レイラ・ラギオールの回想で搭乗。ゼブラゾーン7バンチコロニーのネオ・ジオン残党掃討で搭乗していた。
- ハーディガン・ナイトレイド
- 宇宙世紀0118年8月にインド特区で発生したネオ・ジオン信奉者による叛乱の際、この鎮圧を目的に搭乗。
- Gキャノン
- 『F90FF』で搭乗。マシンキャノンを外した汎用仕様でガンダムF90の僚機を努めた。本来はF80が納入される手筈であったが、コンピュータの欠陥と政治的な理由からロールアウトが遅れ、代わりにこちらが回されて来た。本人はその事を根に持っており、事あるごとに不満を露にしている。
- Gキャノン (バズ・ガレムソン専用機)
- Gキャノンを自身の専用機としてカスタマイズした機体。近接格闘戦用に調整され、機体カラーは黒。
- エイジャックス
- 座乗艦。FF隊及び306部隊の母艦。