ランデッガー重工

ランデッカー重工(RANDEGGER HEAVY INDUSTRIES)編集

機動戦士ガンダムF90FF』に登場する企業。

サイド2に拠点を置き、木星帰りの俊英と言われたオイエル・ランデッガーが一代で築き上げたベンチャー企業であり、長年に渡って多種多様なミドルモビルスーツを開発・販売している重工業メーカー。

宇宙世紀0111年には地球連邦軍が行ったATMS計画のコンペディションへ参加しており、同計画の第一次選考に漏れて以降も軍用MS部門への参入計画を継続し、その一環として「RDG計画」を実行。計画に並行し、同社はガンダムF90に関する情報を収集しており、オイエルは計画で開発したRDGシリーズを使い間接・直接様々な形で試験運用に介入した。

センサー系の技術にも定評があり、アナハイム・エレクトロニクス社ブッホ・コンツェルンの製品にも用いられている。また、他企業に見られない発想から開発された技術も有しており、代表的なものとしてミノフスキー電磁気学でスラスターの噴射方向を制御するスクリュー・アポジがある。

登場作品編集

機動戦士ガンダムF90FF
初登場作品。第1話の時点で既にBチームの動向を偵察しており、様々な形で試験運用へ介入。ガンダムF90-Mタイプの試験運用の際には水中用可変モビルスーツカルハリウスを、チームBの最終試験時にはティグリスを投入している。

関連人物編集

オイエル・ランデッガー
CEO。「打倒ガンダム」という目的の為に自社開発したRDGシリーズのパイロットとして戦場に赴く。
グリゼルダ・ジア
CEO秘書兼パイロット。オイエルの秘書としての他、自身もパイロットとしても行動を共にする。

開発した機体編集

モビルスーツ編集

アクイラ
宇宙世紀0111年にATMS計画に提出したコンペディション機。型式番号RDG-1。第一次選考に漏れた為、不採用となった。
カルハリウス
水中用可変モビルスーツ。フィルム状のフィンを使った無音航行が可能。ガンダムF90Mの運用試験の介入に用いられた。
ティグリス
宇宙・陸戦用モビルスーツ。動物の顎を思わせるモビルアーマー形態に変形する。
ティグリスII
ティグリスの量産機。表向きは産業スパイによって盗み出されたデータを元に開発されたコピー機とされている。

ミドルモビルスーツ / プチ・モビルスーツ 編集

ホルス
0112年に発表したコンセプトモデル。テーマは「安全」。自律型センサーカメラユニットによって安全が担保されている。
このセンサーカメラユニットは偵察にも使用可能で、F90の試験運用の情報を収集する際に使用された。
ギガシィ
サイド2で使用されている警備用プチ・モビルスーツ。

関連組織編集

サナリィ
GBG
オールズモビル

リンク編集