ジム・カスタム高機動型 | |
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外国語表記 |
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登場作品 |
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デザイナー | 八須誠 (模型作例) |
スペック | |
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分類 | 試作量産型モビルスーツ |
生産形態 | 改修機 / 評価試験機 |
型式番号 | RGM-79N-Fb |
主動力 | 熱核融合炉 |
原型機 | ジム・カスタム |
改修 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
概要編集
ガンダム開発計画の一環として、ガンダム試作1号機フルバーニアンのメインスラスターである宇宙用バックパックの評価試験のためにジム・カスタムを改造した機体。
フルバーニアンの特徴であるユニバーサルブーストポッドと脚部へのプロペラントユニットの増設の有効性が認められ、ジム系の機体にその技術のフィードバックが検討されたが、極端な機動性・旋回性ゆえにベースとなる機体には高いポテンシャルが要求される事となった。そこでその時点でのジム系機体としてトップクラスの性能を持ったジム・カスタムが試作ベースとして選択される事になった。
このような経緯で設計・試作された本機は数機が試作され、試験的に運用された。熟練パイロットからの評価は概ね好評であったものの、生産コストの面で折り合いがつかず、汎用機体への技術展開は見送られる形となった。その後、デラーズ紛争終結に伴い計画が凍結されたため、恐らく機体そのものも登録抹消や解体ないし廃棄された可能性が高い。
登場作品と搭乗者編集
- GUNDAM WEAPONS マスターグレードモデル"ガンダムGP02A"編
- 出典元。ガンプラ「MG 1/100 ガンダム試作1号機 フルバーニアン」の八須 誠氏による改造作例として掲載された。「ビデオ本編では闇に葬られたGPシリーズ。この技術が日の目を見ていたらこうなっただろう」というテーマで製作されており、改造には「MG 1/100 ガンダム」「MG 1/100 ゲルググキャノン」「BB戦士 サザビー」のパーツやプラ板、ポリパテによる新造パーツも用いられている。完成度の高さから後に公式作品に登場した珍しい経緯を持つ機体である。
- SDガンダム GGENERATIONシリーズ
- 「ZERO」において初実装。出典は「GUNDAM WEAPONS」名義で、模型作例が初出の機体として初めて登場する形となった。
- ホビージャパン (2000年7月号)
- 上記のGジェネ登場を受けて、本機の生みの親である八須氏によって再度製作された。その際バックパックをジム・カスタムのバックパックにフルバーニアンの大型スラスターを取り付けた形状に変更している。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
対決・名場面編集
関連機体編集
- ジム・カスタム
- ベース機。
- ガンダム試作1号機フルバーニアン
- ユニバーサルブーストポッド等の技術のフィードバック元。
- パワード・ジム
- ガンダム試作1号機の陸戦用バックパックの実証試験機。
商品情報編集
書籍 編集
ガンプラ 編集
- 主な使用キット。