ハンマ・ハンマ | |
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外国語表記 | Hamma-Hamma |
登場作品 | |
デザイナー | 出渕裕 |
スペック | |
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分類 | 試作型モビルスーツ |
型式番号 | AMX-103 |
頭頂高 | 21.50m |
全高 | 24.03m |
本体重量 | 40.3t |
全備重量 | 79.4t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 3,820kW |
スラスター総推力 | 258,200kg |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 14,200m |
開発組織 | ネオ・ジオン |
所属組織 | |
母艦 | エンドラ |
主なパイロット |
概要
アクシズ(ネオ・ジオン軍)が開発した上級士官用試作型モビルスーツ。一般量産機にサイコミュシステムを搭載する為の試作機。
これまでサイコミュの使用はニュータイプや強化人間などの限られた人材のみに限定されていたが、その後の技術改良に伴い感応波が規定値に満たないパイロットであっても有線式サイコミュ兵装の使用が可能となった。操縦系にもサイコミュが援用されており、追随性も向上しているが、改良型サイコミュは一般パイロットであってもその性能を100%引き出す事は出来ず、一般兵用サイコミュの開発は頓挫[1]。試作機の内一機は改装され、マシュマー・セロの機体として運用された。
機体の各部にブースターを装備し、特に肩部と腰部に搭載された物については従来の姿勢制御バーニアとは比較にならない運動性を与える物であったが、推進系にジェネレーター出力の大半を食われている為、機体に搭載されたビーム砲の威力が低く、それを補う目的でジェネレーター搭載型シールドが用意されている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 第9話から11話にかけて登場。マシュマー・セロが強化前に乗り込んだ最後の乗機である。Ζガンダムを圧倒し、頭を破壊して一度は勝利するが、その後登場したΖΖガンダムの前に左腕を破壊され撤退。その後マシュマーとともにエンドラから引き上げられた。
- 機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス
- ハンス・シュミットがネオ・ジオンから受領した機体を運用。汎用パーツを組み込み、一部機体性能と引き換えに運用効率を上げている。C/UC0089彗星でガンダム[グリンブルスティ]と激闘を繰り広げた。
装備・機能
- 一般用サイコミュシステム
- 技術改良によって感応波の必要数値が引き下げられたサイコミュシステム。武装のコントロールに加え、機体の制御にも活用されている。しかし、それでもシステムの性能をフルに発揮出来る物ではなかった為、一般用サイコミュ開発の計画は一度凍結される事になった。
武装・必殺攻撃
- 三連ビーム砲
- サイコミュによってコントロールされる3基ワンセットのビーム砲。ジオングの有線式ビームハンドの改良型。出力は3.1MW。
- 有線式サイコミュによるオールレンジ攻撃も可能であり、誘導ワイヤーは約50mまで伸ばす事が可能。左右合わせて直径100mの範囲でオールレンジ攻撃を行う事が出来る。
- クロー
- 腕部に備えられたクロー。クローで敵に組み付き、ゼロ距離でビーム砲で攻撃するといった使用も可能。
- ビーム・サーベル
- 指揮官機用の高品質デバイスが用いられている白兵戦用装備。グリップが伸縮式になっており、使用時に伸長される。通常はシールド裏に2基装備されるが、機体のラッチにも装着可能。
- ビーム・コンフューズ
- ビーム・サーベルを投擲し、回転するビーム刃にビーム砲を当ててビームを拡散、広範囲を攻撃する戦術。ハンス機が使用した。
- シールド
- ジェネレーターを内蔵した専用シールド。火器とジェネレーターを備えているものの、厚さ300mmのガンダリウム合金製装甲で覆われている為、ビーム・サーベルでも容易に溶断する事は出来ない。
- ジェネレーター出力を機動力に回した為、火力が低いという欠点を補う目的で追加装備された。
- メガ粒子砲
- シールドに三基搭載されているビーム砲。出力は1基につき1.8MW。
- 機雷(スペース・マイン/ハイド・ボンブ)
- シールドに8発内蔵されている機雷。近接信管によって機雷の周辺10mに接近すると金属探知センサーが反応して爆発する。
対決・名場面
関連機体
商品情報