リ・ガズィ・カスタム | |
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外国語表記 | Re-GZ Custom |
登場作品 | CCA-MSV |
デザイナー | 明貴美加 |
スペック | |
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分類 | 攻撃用試作型可変モビルスーツ |
型式番号 | RGZ-91B |
頭頂高 | 20.5m |
本体重量 | 25.9t |
全備重量 | 59.1t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2,550kW |
スラスター総推力 | 99,000kg |
アポジモーター数 | 28 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 21,300m |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
主なパイロット | アムロ・レイ (予定) |
概要
アナハイム・エレクトロニクス社が開発したリ・ガズィの再設計機。同機とνガンダムの中間に位置する機体とされている。そのためかロッドアンテナはブレードアンテナに変更されガンダムタイプに近い頭部になっている他、腰部にνガンダムと同型の3点アポジモーターを装備している。
Ζガンダムの量産仕様として造られたリ・ガズィはコストダウンの為に本体部の可変機構を可能な限り省略し、ウェイブライダー時の機能を集約したオプション装備「BWS(バック・ウェポン・システム)」を装着する事でスペース・ファイター形態へと変形する方式を採っていたが、不可逆変形であった為にモビルスーツ形態へ変形すると戦闘中にはスペース・ファイター形態へ戻せないという問題があった。そこで本機ではバック・ウェポン・システムを小型化して簡易的な変形機構を組み込み、MS形態時でも背部に装着したままでの戦闘を可能としている。これによってバック・ウェポン・システムを分離する事なくスペース・ファイター形態とMS形態への可逆変形ができるようになったが、バック・ウェポン・システムの分離機構自体はそのまま残されている。
各部のアビオニクスの改良も加えられ、バック・ウェポン・システムに備えられたウイングバインダーと各部に追加されたアポジモーターにより機動力や運動性も向上している。武装も変更され、自由に変形できるようになった事もあって攻撃力もかなり強化された。
アムロ・レイの専用機として開発が進められていたが、νガンダムの開発が優先されたため本機の開発計画は凍結されたとされている。
「リ・ガズィのアムロ専用機」としてデザインされており、頭部は「アムロが乗るのならばガンダムフェイスでないと」という明貴氏の意向で変更されている。
登場作品と操縦者
装備・機能
特殊機能
- バイオセンサー
- 簡易型のサイコミュシステム。パイロットからの脳波を受信して操縦の補助や機体の追従性を向上させる。
- 変形
- スペース・ファイター形態に変形可能。
- 分離
- バック・ウェポン・システムを分離可能。
武装・必殺攻撃
- 60mmバルカン砲
- 頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。スペース・ファイター形態時には使用不可。
- ビーム・アサルト・ライフル
- 本機専用のビーム・ライフル。性能がリ・ガズィのビーム・ライフルより強化されていると思われるが、詳細は不明。スペース・ファイター形態時には右側面に装着される。
ソ連軍が制式採用していた自動小銃「AK-47」に酷似したデザインとなっている。 - グレネード・ランチャー
- 両腕部に2発ずつ、計4発内蔵している榴弾砲で、接近戦で威力を発揮する。ミサイルのようなホーミング機能は持たない。スペース・ファイター形態時には使用不可。
- ビーム・ガン
- 腰部グレネード・ランチャーに代わって装備されたビーム砲。使用時には砲口を前方に向ける。
- ハイパー・ビーム・サーベル
- 背部のバック・ウェポン・システムに2基装備されている高出力ビーム・サーベル。
- ビーム・キャノン
- ハイパー・ビーム・サーベルはスペース・ファイター形態時、ビーム・キャノンとして使用可能。
- 3連装ミサイル・ランチャー
- バック・ウェポン・システムに2基内蔵されている。
- メガ・ビーム・キャノン
- バック・ウェポン・システムの機首部に1門内蔵されている。
- シールド
- リ・ガズィの物と同様のシールド。スペース・ファイター形態時には機体の下面部に装着される。
対決・名場面
関連機体
- リ・ガズィ
- 原型機。
- νガンダム
- この機体とリ・ガズィの中間がリ・ガズィ・カスタムとされる。
- ライトニングガンダム / ライトニングガンダムフルバーニアン
- 『ガンダムビルドファイターズトライ』に登場するガンプラ。リ・ガズィを原型とし、可逆変形に変更している上にバック・ウェポン・システムも分離可能という点がリ・ガズィ・カスタムと共通している。
商品情報
ガンプラ
フィギュア