ガンダム試作2号機 (MLRS仕様)

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ガンダム試作2号機 (MLRS仕様)
外国語表記 Gundam GP02A (Type-MLRS)
登場作品
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スペック
コードネーム サイサリス
分類 試作型強襲用モビルスーツ
型式番号 RX-78GP02A
全高 18.5m
本体重量 54.5t
全備重量 105t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,860kw
装甲材質 ルナ・チタニウム合金
開発組織
所属 シン・フェデラル
主なパイロット カネサダ・ツルギ
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概要

ガンダム開発計画で開発されたガンダム試作2号機用に検討されていた装備プランの1つ。背部のアトミック・バズーカに代わりMLRS (Multiple Launch Rocket System。多連装ロケットシステム)を装備している。

試作2号機が開発された際にアナハイム・エレクトロニクス社 第二研究事業部で新機種開発のための基本開発の思想によって展開できるよう複数の装備プランが同時進行しており、本装備はその1つとなっている。本装備は拠点や対モビルスーツ小隊に対して中距離からの面制圧に必要な支援爆撃を前提として用意されたオプションであり、未だアフリカやユーラシアに潜伏しているジオン公国軍残党を掃討するために用意された装備となっている。

実機を作る以前にJCAP (教育型コンピュータ支援による統合プロダクツ)を使って様々なシミュレーションが行われており、その結果、全弾同時発射から単発発射までコントロールができるよう調整され、その火力は1つの街を廃墟にするには充分であるという結果が出るに至った。

試作2号機のトリントン基地での地上試験と核弾頭の発射テスト以降のスケジュールに間に合わせるべく開発されていた本装備ではあるが、宇宙世紀0083年11月、試作2号機がデラーズ・フリートにより強奪されるという予期せぬアクシデントが発生し、最終的に同機は奪還も叶わぬまま試作1号機との交戦で大破した事により、全てのプランは水泡に帰してしまった。

しかし、宇宙世紀0084年に決起した反地球連邦組織「シン・フェデラル」が実機を運用したのが確認されている。同機はMLRS仕様だけでなく、デラーズ・フリートで検討されていたビーム・バズーカも装備した混合装備となっている他、旧ジオン公国軍系の技術も組み入れた独自の改造も施されており、本来の機体と姿形こそ似ているものの別物の機体であるとされている。

登場作品と操縦者

ハーモニー・オブ・ガンダム
出典元。MLRS仕様とビーム・バズーカ仕様の2種類が設定され、『戦場の絆』などのゲーム作品に登場した。
機動戦士ガンダム カタナ
シン・フェデラル仕様機が登場。

装備・機能

特殊機能

フレキシブル・スラスター・バインダー
両肩に装備された、複数の作用点を持つもう一対の腕(あるいは脚)とも言えるスラスターユニット。

武装・必殺攻撃

60mmバルカン砲
頭部に左右1対2門設置内蔵している機関砲。
A.E.blashAEXB-909L ビーム・サーベル
腰部に左右1対2基装備している白兵戦用ビーム兵器。
MLRS (多連装ロケットシステム)
背部に設置される6連装の多連装ロケットシステム。中距離から敵部隊や拠点を面制圧する事を目的とした装備であり、単発で撃つ事でよる時間差攻撃や各個攻撃以外にも、一斉射で広範囲の敵を掃討する事が可能。トリントン基地での地上試験までに完成が間に合わなかった為、実際に運用される事はなかったが、シン・フェデラル仕様は実際に装備している。
ビーム・バズーカ
元々デラーズ・フリートがコンペイトウ襲撃後の2号機の再利用案として検討していた装備。スキウレの砲身を改造した物であり、アトミック・バズーカと同じ様に右肩の基部にシールド内に収納された砲身を接続して使用する。シン・フェデラル仕様が装備しているが、本来であれば右肩の基部とバックパック右側面のMLRSが干渉するため同時装備は不可能なはずである。
NR-Sh-02-RX/S-00013 ラジエーター・シールド
専用の大型シールド。アトミック・バズーカと同様、裏側にビーム・バズーカの砲身をマウントする事が可能。

対決・名場面

関連機体

ガンダム試作2号機
通常仕様。
ガンダム試作2号機 (ビーム・バズーカ装備)
強奪後の試作2号機用にデラーズ・フリートが検討していた装備。コロニー落としの護衛用に運用する予定だったが、本装備と同様、実機の損失により白紙となった。

商品情報

ガンプラ

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