ギラ・ドーガ改 (リア・ドーガ) | |
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外国語表記 | Geara Doga Kai |
登場作品 | 機動戦士ガンダムF90 |
デザイナー | 中原れい |
スペック | |
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分類 | 試験用モビルスーツ |
生産形態 | 改修機 |
型式番号 | AMS-119S[1] |
主動力 | 熱核融合炉 |
装甲材質 | チタン合金セラミック複合材 |
原型機 | ギラ・ドーガ |
改修 | 地球連邦軍 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | 第13実験戦団 (第13独立機動艦隊) |
母艦 | アドミラル・ティアンム |
主なパイロット |
シド・アンバー リー・シャオメイ |
概要
地球連邦軍が、接収したギラ・ドーガをジェガンのパーツを用いて強化改修した機体。
宇宙世紀0120年代において既に旧式化しているギラ・ドーガだが、改修によって原型機よりは性能が向上している。改修にジェガンのパーツを多く使用しているため、バックパックや脚部などにジェガンの意匠が多く見られる。メインカメラがゴーグル型に変更されているのも特徴で、バイザーにはシャークマウスのノーズアート、機体各部には部隊章とモデックスが施されている。
今のところ、確認されている機体は第13実験戦団 (第13独立機動艦隊)にデータ収集用・仮想敵として配備されている1機のみ。カラーリングは青系でまとめられている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムF90
- 乗機であるF90 2号機を奪われたシドの代替機として登場。1号機の仮想敵として運用された後、実戦に投入。火星での戦闘では1号機と共に基地内部に侵入するが、改修された2号機の奇襲を受け大破。シドは脱出し、機体はそのまま基地内に放棄された。
- 機動戦士ガンダムF90FF
- 第24話にアメリア・コロニー所属の駐留部隊が運用していた機体が登場。リー・シャオメイが搭乗し、ギデオン・ブロンダンのバージムと共にNSPからRFザクを強奪し脱出したディル・ライダーを援護した。シド機と同様の改修が施されているが、同機がシド機と同一機であるかは明かされていない。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- シールド
- ジェガンの物を使用。『F90』の作中で唯一確認できる手持ち装備。
- 2連装ミサイル・ランチャー
- シールドの側面に2基内蔵。弾体が小型なので推進剤の容量が少なく、射程は短め。先端部に内蔵された複合センサーによりミノフスキー粒子散布下でもある程度の誘導を可能としている。作中未使用。
- ハンド・グレネイド
- 腰のサイドアーマーに2~3発装備。『F90』では作中未使用。また、コマによって個数や装備位置(右腰・左腰)にバラつきが生じている。
- ビーム・マシンガン
- ギラ・ドーガ改の装備。銃身下部にはグレネード・ランチャーが装備可能。ゲーム作品などで使用。
- グレネード・ランチャー
- 銃身下部に装着されている。
対決・名場面
- 対ガンダムF90 1号機
- 火星への移動中、部隊の実戦訓練中にデフとシドが独断で訓練を開始。F90に追いすがろうとするシドだったがF90の機動性に追いつく事は叶わず、また、シドが乗機のサイズ変化を認識していなかった事もあり、簡単に背後を取られてしまった。
- 火星での戦闘
- 火星到着時に奇襲してきたRFギャンとゲルググキャノンへ挑みかかるが、手で押しのけられ相手にしてもらえず、基地内に進入した際には2号機の奇襲を受け、戦闘することなく大破するなど、活躍する機会を与えられないまま役目を終えてしまう。哀れ。
関連機体
商品情報
書籍
リンク
脚注
- ↑ カードゲーム『ガンダムウォー』より