ククルス・ドアン
ククルス・ドアン | |
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外国語表記 | Cucuruz Dan |
登場作品 | |
声優 |
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デザイナー | 安彦良和 |
プロフィール | |
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種族 | 人間(スペースノイド) |
性別 | 男 |
年齢 | 19歳 |
出身 | ジオン公国(サイド3) |
職業 | MSパイロット(脱走兵) |
所属 | ジオン公国軍(脱走) |
所属部隊 | |
階級 | 少尉(MSD) |
主な搭乗機 |
概要
東南アジアの孤島に隠れ住む元ジオン公国軍MSパイロット。地球侵攻作戦の際に搭乗していたザクの攻撃で意図せず民間人を殺害してしまい、直後その民間人の子供達も殺せとの命令に愕然となり、ザクを持ち出し脱走兵となった。
島では自分が殺めてしまった民間人の子らと共に生活を送り、農作業に勤しみつつ彼らの面倒を見ていたが、同時に彼らの親を殺した時の事が悪夢となって彼を苦しめていた。
島に近づく者は連邦、ジオンを問わず戦闘不能し、強制的に武装解除を行っており、モビルスーツパイロットとしての腕も高い。その腕前は、ミサイルを投石で撃墜し、ザク同士での戦闘が発生した際には格闘戦でこれを圧倒し、正拳突きで撃破してみせる程[1]。
島を訪れたアムロ・レイと邂逅したのを契機に、最終的にザクは彼の手によって投棄され、ドアンは怒りの声をあげる子供達をなだめながらも静かに微笑み、アムロに感謝を示した。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダム
- 初登場作品。第15話のゲストキャラクター。戦災孤児となった子供達と共に孤島に住んでいた所、島から発せられた救難信号を受信し現れたアムロ・レイのコア・ファイターと交戦し、アムロの放ったミサイルを投石で撃墜し、コア・ファイターを不時着させる。その後、救出したアムロを介抱したが、脱走兵となった自分を追跡する為に現れたジオン軍部隊と交戦。無手のザクでザク・マシンガンで武装した同型機と交戦しながらも、格闘戦でこれを撃破。その後、武器を持っているから戦いを呼び寄せると判断したアムロによって乗機であるザクは海へと投棄された。
なお、この際のドアンの戦い方をアムロもしっかり学んでいたらしく、続く第16話ではガンキャノンでコズン・グラハムのザクを鹵獲する活躍を見せている。 - SDガンダム GGENERATION アドバンス
- 友軍として参加するが、プロフィールにも「長年その存在は黒歴史として封印されていた」と辛辣な書き方をされている。条件を満たす事で拳の魂に目覚め、ハイパーモードを習得するというトンデモ展開を見せる。加えて、この際は搭乗しているザクも黄金に輝く。
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島
- ジオン軍開発訓練Y-02小隊の小隊長という形で登場。MS開発に携わる以前は特務部隊にも所属していたとされる。
一年戦争時、ブリティッシュ作戦をはじめとした特務に数多く携わるが、ある作戦の後、ヴァシリー・ボッシュに「軍を抜ける」とだけ告げて脱走した。その後は、ヴァシリーら元Y-02小隊らの面々の視点から物語が展開する為、彼の出番はあまり多くはない。 - 機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島
- 元サザンクロス隊で、かつての部下に命を狙われているという設定が追加されている。
人間関係
機動戦士ガンダム
- ロラン・チュアン / タチ / クム / チヨ
- 自身が殺めてしまった民間人の遺児達。上官から彼らも手にかけろと命令された事を切っ掛けに、ドアンは軍を脱走。孤島で共に生活を送るようになった。ドアンは子供達を守る事を贖罪としており、彼らにとって島にやってくる敵を撃退するヒーローのような存在になっていった。
- アムロ・レイ
- ある日島にやってきた連邦のパイロット。紆余曲折を経てドアンの乗るザクを海へと投棄した。
MSD
- ヤッ・デルマ
- 兄。軍では上官でもあった。
- ヴァシリー・ボッシュ / サッシャ・キッツ / カルカ・ギッタ・マドファ / ヤル・マル
- Y-02小隊の部下たち。
- マルク・カルデン
- Y-02小隊の部下。アナハイムの産業スパイであり、ア・バオア・クーでの実証テスト中にY-02小隊に刃を向けた。
搭乗機体・関連機体
リンク
脚注
- ↑ なお、彼の搭乗するザクは脱走以来無補給の為、整備や弾薬の補給もままならない状態である。