Gディフェンサー | |
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外国語表記 | G DEFENSER |
登場作品 | |
デザイナー | 藤田一巳 |
スペック | |
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分類 | 可変戦闘機 |
型式番号 | FXA-05D |
全長 |
39.5m 本体長:27.6m(または27.5m) |
翼幅 | 27.1m |
本体重量 | 24.7t |
全備重量 | 60.3t |
スラスター推力 | 42,400×2 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | エゥーゴ |
主なパイロット | カツ・コバヤシ |
概要
アナハイム・エレクトロニクス社が開発したMS用サポートメカとなる宇宙戦闘機。
各1対の主翼と水平尾翼を持つ本体と脱出ポッド(コア・ファイター)の役割を持つ機首、機体下部左右の青いバインダーで構成されており、バインダーはミサイルポッドを備えているほかロング・ライフルをマウントできるほかパイロンが規格化されたことでオプションの換装も可能。さらに接続ジョイントはバックパックのみなので、Mk-IIと同型のバックパックを装備しているジムIIIやバックパックを換装した状態のネモに合体することも可能。合体する事で輸送形態である「Gフライヤー」となる。
グリプス戦役当初は最新鋭MSとしてエゥーゴで活躍したガンダムMk-IIもティターンズが投入する可変モビルスーツなどの新型機などによって相対的に性能が低下して押されて気味になっていた。そこで検討されたMk-IIの強化プランの一つがフルアーマーガンダムMk-IIで、さらに別のプランとして提案・採用されたのが単体で戦闘機としても運用できる本機であった。
Gファイターが参考にされているもののモビルスーツとの連携運用・合体の方法は全く異なり、本機の場合は対象MSのバックパックに接続すると同時にロング・ライフルを携帯火器として提供、パイロットはコア・ファイターを用いて分離・離脱するという戦法を用いる想定であった。しかし『刻に抗いし者』に登場する機体はコックピット・カプセル(コア・ファイター)の代わりに早期警戒ユニットが装備されており、『審判のメイス』での登場機もコア・ファイターはほとんどの場合装備しないなど最初から単機での運用はなされていない一方、『Z』に登場したカツ機は分離したままMk-IIと連携して戦闘している。
登場作品と操縦者
- 機動戦士Ζガンダム
- 第26話で初登場。宇宙にあがったカツがパイロットを務めた。第49話ではヤザン隊の猛攻の中、ガンダムMk-IIとの合体を成功させるものの、コア・ファイターで戦闘を継続した結果、前方不注意により隕石に衝突。ヤザンに致命打を撃たれた末、残骸に接触し爆散する。残された本体側もヤザン隊に破壊されている。
- ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者
- 終盤でネモに本機を合体させた機体が登場。コア・ファイターの代わりに早期警戒ユニットを装備し、単独の運用はない。
- 機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス
- 複数機のジムIII・ディフェンサーが登場。最終決戦を除いてコア・ファイターは装備されておらず、単独運用もほぼ想定されていない。
装備・機能
特殊機能
- 合体・変形
- Mk-IIなどのMSと合体し、Gフライヤー形態へと変形する。
- 分離
- 機首が分離し、コア・ファイターとして単独飛行可能。主にGフライヤーへの変形後に分離する。
武装・必殺攻撃
- 14連装ミサイル・ポッド
- 両バインダーに1基ずつ装備した武装。弾頭は赤色でそのサイズ・装弾数から見るに対MS戦において面で攻撃する用途と思われる。
- ロング・ライフル
- 右バインダーの側面に装備。一般のビームライフルより大型である分射程・火力に優れ、点での攻撃に用いられる。
- 大型バルカン
- 両バインダーの前方左右に1門ずつ装備。大型とはいえそれほど大きなサイズではなく、恐らく威力は補助的な武装の類に入る。
- ミニ・レーザー砲
- コア・ファイターの機首に2門装備。コア・ファイター唯一の武装だがかなり心許なく、あくまで自衛目的の武装である。
対決・名場面
関連機体
- スーパーガンダム、ネモ・ディフェンサー、ジムIII・ディフェンサー
- 上記の機体と本機が合体した状態。
- Gファイター
- 本機のルーツともいえる機体。
- サブ・フライト・システム
- 本機の役割もSFSに類似しているともいえる。
商品情報
ガンプラ