クラウス専用イナクト ランドストライカーパッケージ | |
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外国語表記 | Klaus's AEU Enact Landstriker Packge |
登場作品 | 機動戦士ガンダム00V |
デザイナー | 福地仁 |
スペック | |
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分類 | 砂漠戦型モビルスーツ |
生産形態 | 改修機 |
型式番号 | AEU-09/LS |
頭頂高 |
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本体重量 | 64.3t (イナクトのみ) |
総重量 | 117.1t |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 | Eカーボン |
原型機 | AEUイナクト |
改修 | カタロン |
所属 | カタロン |
主なパイロット | クラウス・グラード |
概要
カタロンの中東第三支部に所属するクラウス・グラード専用にカスタマイズされたAEUイナクト。俗称として「サンドチャリオット」と呼ばれる砂漠仕様のバディクラフトと合体している。
本機のバディクラフトはイナクトのロールアウトに合わせて製造された物で、ヘリオン用よりパワーが向上している。強力なホバーを採用したことで砂漠用であるが、細部設定を調整することで水上でも使用可能である。武装のレーザーキャノンはクラウスがカタロンに入ってから、太陽炉搭載機への対抗上追加した装備である。太陽炉搭載機は既存の機体と一線を画した性能であったが、砂漠という環境下と局地用装備の組み合わせ、さらにクラウスの技量により太陽炉搭載機と渡り合う芸当を見せている。
イナクト本体も仕様変更されており、頭部形状が変更された他、背部と肩の飛行ユニットは武器パイロン兼用のハーフウイングとなっている。また、腰の副翼は外されており、スタンドポジションでの運用に特化した機体となった。
後にアロウズの台頭による戦況の変化と、彼が支部長という立場となったため、クラウスが本機に搭乗する機会は減った。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム00V
- 出典元。パイロットはクラウス・グラード。
中東の地球連邦軍基地を攻撃する際に使用されており、そこでエイミー・ジンバリストのアドヴァンスドジンクスと交戦して互角の戦いを繰り広げた。
その後はクラウスがカタロン中東第三支部の支部長になった事もあり、ほとんど搭乗しなくなった。
装備・機能
特殊機能
- スモークディスチャージャー
- 左肩部に2基装備された発煙弾発射機。
- ホバーキャリア
- イナクトの下部に接続されたバディクラフト。単体でモビルアーマーとして運用可能で、カウル部にコクピットが存在する。中央部に電磁推進ユニットと大型バッテリーが搭載されており、左右の円柱パーツはファン用モーターであると同時に先端にハードポイントが備わっている。
武装・必殺攻撃
- リニアマシンガン
- 本機の主兵装となるマシンガン。太陽炉搭載機に対抗するには非力だが、未だ数では多い旧世代機を敵とする場合や、各種ミッションでの使用には有効な武装。
- ソニックブレイド
- 格闘戦における主兵装。超硬質カーボン製の剣で、刃の部分は高周波振動によって高い切断能力を持つ。
- プラズマソード
- ソニックブレイドの刃の周囲にプラズマを纏わせた状態。出力を高めれば、ガンダムのビームサーベルと一時的ながら打ち合うことも可能。
- 20mm機銃
- 股関節に内蔵された機銃。牽制や対人兵器等としての使用が主である。
- ディフェンスロッド
- 腕部に装備された棒型の防御兵装。回転させる事で弾の跳弾を狙う盾で、着弾時には中央部から瞬間的にプラズマフィールドを展開する。
- レーザーキャノン
- バディクラフトに搭載されたレーザー砲。艦船用の物をハーフバレルに改造した武装で、対太陽炉搭載機用に追加された。バディクラフトに搭載された大型バッテリーから電力供給される。なお、AEUの標準機ではアグリッサ タイプ7などで採用されているリニアキャノンを搭載している。
対決・名場面
関連機体
- AEUイナクト
- 原型機。
- アグリッサ / アグリッサ タイプ7
- 他のバディクラフト。