「ギラ・ズール (親衛隊仕様)」の版間の差分
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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− | : | + | :初登場作品。主なパイロットは[[セルジ・ヘルファー]]中尉など。<br />小説第3巻(OVA版episode 2)の暗礁宙域での戦闘でシナンジュの戦闘を見守っていたが、[[ユニコーンガンダム]]が放ったビーム・マグナムの流れ弾が掠めた事でセルジ機が撃墜されている。<br />その後の戦闘でも投入されているが、これといった活躍は見られない。また、OVA版episode 7の最終決戦では[[ネェル・アーガマ]]に放置された機体が敵味方識別のために袖のエングレービングを塗り潰され、太ももにオレンジのマージングと左側頭部にガランシェール隊のマーキングをされた状態でネェル・アーガマ搭載機として投入された。それぞれ装備が異なるのが3機確認できる。 |
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:セルジ中尉が搭乗して訓練を行っている。 | :セルジ中尉が搭乗して訓練を行っている。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
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;ビーム・マシンガン | ;ビーム・マシンガン | ||
− | : | + | :照射時間の切り替えで2パターンの射撃モードに対応する標準装備の携行火器。Eパックはバナナタイプとなり、旧型から装弾数が増加している。予備のEパックはフロントスカートにマウントされる。 |
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;ビーム・ホーク | ;ビーム・ホーク | ||
− | : | + | :近接戦用の斬撃ビーム兵装。内蔵された複数のビーム・エミッターにより、斬撃用のホーク・モード、刺突用のパイル・モードなど、ビーム刃の形状を変化させ、用途によって使い分ける事が出来る。 |
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− | : | + | :投擲式の実弾兵器で、様々な戦局で一定の効果が得られる。信管は複数あり、時限、磁気、接触、熱感知等が存在する。マウントラックを追加する事でリアスカートに装着可能。 |
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− | : | + | :右肩部に固定装備されるシールド。一般機と同様の物で、キュアロン機が装備した。 |
+ | ;バズーカ | ||
+ | :鹵獲機が装備した連邦軍の汎用バズーカ。砲身にオレンジ色の識別帯が描かれている。 | ||
+ | ;2連装ザク・バズーカ | ||
+ | :鹵獲機が装備した連装バズーカ。『UC』episode 5で[[ガランシェール]]に積載されていた装備と思われる。 | ||
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+ | :鹵獲機がリアスカートにマウントしていた[[ジムIII]]用のビーム・ライフル。 | ||
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+ | :鹵獲機が装備したジェガン用のシールド。色が機体色に合わせて変更されている。 | ||
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:この機体との連携を前提としている。 | :この機体との連携を前提としている。 | ||
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+ | == 資料リンク == | ||
+ | *[http://www.gundam-unicorn.net/ova/ms/03.html#06 『機動戦士ガンダムUC』公式サイト:ギラ・ズール (親衛隊機)] | ||
== リンク == | == リンク == | ||
*[[登場メカ]] | *[[登場メカ]] | ||
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2024年4月23日 (火) 21:08時点における最新版
ギラ・ズール (親衛隊仕様) | |
---|---|
外国語表記 | Geara Zulu [Guards Type] |
登場作品 | |
デザイナー | カトキハジメ |
スペック | |
---|---|
分類 | 親衛隊用量産型モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | AMS-129 |
頭頂高 | 20.0m |
本体重量 | 22.3t |
全備重量 | 56.5t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2,670kW |
スラスター総推力 | 74,520kg |
装甲材質 | チタン合金セラミック複合材 |
センサー有効半径 | 18,200m |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属組織 | |
所属部隊 | フロンタル親衛隊 |
母艦 | レウルーラ |
主なパイロット |
セルジ・ヘルファー キュアロン・マスカ 他 |
概要編集
袖付き首魁のフル・フロンタル直属護衛部隊である親衛隊に配備されているギラ・ズールの特別仕様機。全軍から選りすぐられたパイロット達に加え、機付の整備兵を併せ30面弱の陣容を誇る精鋭部隊が扱うべき機体は、フロンタル専用の高機動機であるシナンジュとの連携を取る必要があったため、メインスラスターとなる大腿部のバーニアをはじめとした推力の大幅な強化が図られたものとなっており、設計を見直す以前のギラ・ズール本来のスペックを獲得している。
外観上は一般所属機に装備されていた固定式シールドを廃し、両肩を大型スパイク・アーマーに感想、旧ジオンの高機動型ザクIIを想起させる大腿側面部の装甲強化などが行われた他、「袖付き」の由来となった手首や胸部のマーキングはより、広範囲に施され、攻撃的且つ華美な印象を強く持つ意匠となった。
バックパックはギラ・ドーガで採用されていたプロペラント増加型をベースに比推力が改善されたものを装備しており、長時間の作戦行動にも対応している。
様々な面において特権的な優遇措置を認められた親衛隊において様々なチューンナップが行われている事が多く、性能が向上した反面反応は敏感で、アップデートされたOSによるサポートをもってしても扱いにくい機体と化している。
「袖付き」全軍内における出撃回数が非常に高いにもかかわらず、その撃墜スコアは微々たるものであった。これは、主戦場において先陣を切るフロンタルへの一切の介入を親衛隊長であるアンジェロ・ザウパーが禁じたゆえの結果である。このように戦闘記録から読み取れる性能評価は、実際のスペックよりも見劣りする機体ではあったが、一度攻撃行動に映った差異の鮮やかさは親衛隊の名に違わず、敵軍からは大いに恐れられていたという。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダムUC
- 初登場作品。主なパイロットはセルジ・ヘルファー中尉など。
小説第3巻(OVA版episode 2)の暗礁宙域での戦闘でシナンジュの戦闘を見守っていたが、ユニコーンガンダムが放ったビーム・マグナムの流れ弾が掠めた事でセルジ機が撃墜されている。
その後の戦闘でも投入されているが、これといった活躍は見られない。また、OVA版episode 7の最終決戦ではネェル・アーガマに放置された機体が敵味方識別のために袖のエングレービングを塗り潰され、太ももにオレンジのマージングと左側頭部にガランシェール隊のマーキングをされた状態でネェル・アーガマ搭載機として投入された。それぞれ装備が異なるのが3機確認できる。 - 機動戦士ガンダムUC 『袖付き』の機付長は詩詠う
- セルジ中尉が搭乗して訓練を行っている。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
- ビーム・マシンガン
- 照射時間の切り替えで2パターンの射撃モードに対応する標準装備の携行火器。Eパックはバナナタイプとなり、旧型から装弾数が増加している。予備のEパックはフロントスカートにマウントされる。
- グレネード・ランチャー
- ビーム・マシンガンの銃身下部に装着可能なアドオン方式のランチャーユニット。グリップとトリガーが付いているので単独でも使用可能。
- ビーム・スナイパー・ライフル
- 長距離からの狙撃支援に特化した携行式ビーム砲。ビーム・マシンガンを改造した武装で、ビーム・マシンガン用のオプションと共通の大型センサーを備える。キュアロン機が装備。
- ビーム・ホーク
- 近接戦用の斬撃ビーム兵装。内蔵された複数のビーム・エミッターにより、斬撃用のホーク・モード、刺突用のパイル・モードなど、ビーム刃の形状を変化させ、用途によって使い分ける事が出来る。
- シュツルム・ファウスト
- 一年戦争の頃から運用されている使い捨て式の簡易型ロケットランチャー。本来はコストパフォーマンスが高い携帯用の武器として普及したが、「袖付き」では命中率向上のためのグリップやサイトを増設している。
- ハンド・グレネード
- 投擲式の実弾兵器で、様々な戦局で一定の効果が得られる。信管は複数あり、時限、磁気、接触、熱感知等が存在する。マウントラックを追加する事でリアスカートに装着可能。
- シールド
- 一般所属機が標準装備する右肩部の固定式シールドを廃した親衛隊仕様機の専用防御装備。ギラ・ドーガ用の物をベースに、軽量化をはじめとした改良が行われており、機体の姿勢によってフレキシブルに可動する。
- 固定式シールド
- 右肩部に固定装備されるシールド。一般機と同様の物で、キュアロン機が装備した。
- バズーカ
- 鹵獲機が装備した連邦軍の汎用バズーカ。砲身にオレンジ色の識別帯が描かれている。
- 2連装ザク・バズーカ
- 鹵獲機が装備した連装バズーカ。『UC』episode 5でガランシェールに積載されていた装備と思われる。
- ビーム・ライフル
- 鹵獲機がリアスカートにマウントしていたジムIII用のビーム・ライフル。
- シールド (ジェガン用)
- 鹵獲機が装備したジェガン用のシールド。色が機体色に合わせて変更されている。
対決・名場面編集
関連機体編集
- ギラ・ズール
- ベース機。
- アンジェロ専用ギラ・ズール
- アンジェロ・ザウパーの専用機。
- ギラ・ズール (エリク・ユーゴ機)
- 『NT』でエリク・ユーゴが搭乗する改造機。
- シナンジュ
- この機体との連携を前提としている。
商品情報編集
ガンプラ編集