「ドアン専用ザク」の版間の差分

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[[ククルス・ドアン]]が[[ジオン軍|ジオン公国軍]]の[[サザンクロス隊]]を率いていた際に搭乗していた[[ザクII (THE ORIGIN版)|ザクII]]。ドアンが[[地球侵攻作戦]]の最中に脱走した際に持ち逃げたため、倒した相手の期待から部品を回収し、ドアン自身でそれらを使い機体の補修を行っている。そのため、左腿や右肩部シールドなどの一部装甲は剥がれたままになっており、左右非対称な部分も多い。加えて、動力ケーブルも外装カバーの多くが脱落している。
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[[ククルス・ドアン]]が[[ジオン軍|ジオン公国軍]]の[[サザンクロス隊]]を率いていた際に搭乗していた[[ザクII (THE ORIGIN版)|ザクII]]
  
[[ククルス・ドアンの島|島]]での生活を守る為に普段は存在を秘匿しているが、外敵である[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]やジオン公国軍が来た際には迎撃して無力化する為に運用されている。
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ドアンが[[地球侵攻作戦]]の最中に脱走した際に持ち逃げしたため、倒した相手の機体から部品を回収し、ドアン自身でそれらを使い機体の補修を行っている。そのため、左腿や右肩部シールドなどの一部装甲は剥がれたままになっており、左右非対称な部分も多い。加えて、動力ケーブルも外装カバーの多くが脱落している。
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カラーリングも公国軍のザクよりも明るい緑になっているが、これは退色や埃の堆積によって変化したものである。
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島]]
 
;[[機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島]]
:初出作品。劇場公開に先駆けて2022年3月9日にデザインが公開された。『[[機動戦士ガンダム]]』第15話で見られた特徴的な作画のテイストを「脱走兵が野戦修理を加えていった」という解釈でリデザインしている。『1st』では終始徒手空拳か投石による攻撃を行っていたが、本作ではヒート・ホークを装備している。
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:初出作品。劇場公開に先駆けて2022年3月9日(所謂ザクの日)にデザインが公開された。『[[機動戦士ガンダム]]』第15話で見られた特徴的な作画のテイストを「脱走兵が野戦修理を加えていった」という解釈でリデザインしている。『1st』では終始徒手空拳か投石による攻撃を行っていたが、本作ではヒート・ホークを装備している。
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;ヒート・ホーク
 
;ヒート・ホーク
:赤熱化させた刃で相手を溶断する近接格闘装備。
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:赤熱化させた刃で相手を溶断する近接格闘装備。本機唯一の携行武装であり、ドアンはこれ一本でジムを2機撃破している。
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;投石
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:手元にあった岩を投げての攻撃。[[エグバ・アトラー|エグバ]]の[[高機動型ザク (地上用)|ザク]]との戦闘で右腕を失い、脚部を破損した際に苦し紛れとして行った。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
;[[ザクII (THE ORIGIN版)]]
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;[[ザクII F型 (THE ORIGIN版)]]
 
:原型機。
 
:原型機。
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;[[ザクII]] (ドアン機)
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:『1st』第15話でドアンが登場していた機体。余談の項の通り、独特な本機の機体形状のモチーフ元となっている。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*先述の通り、『機動戦士ガンダム』第15話における作画のテイストをピックアップする形でリデザインされている。『1st』での作画の特徴は以下の通り。
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*先述の通り、『機動戦士ガンダム』第15話における作画のテイストをピックアップする形でリデザインされている。「ドアンザク」は元々コアなファンが多く、ドアン専用ザクもこのドアンザクを知るスタッフら(カトキ氏も含む)の熱意に監督の安彦良和氏が押し切られる形でリファインが決定した経緯がある。『1st』での作画の特徴は以下の通り。
 
**鼻の下が長く、動力パイプも細い。
 
**鼻の下が長く、動力パイプも細い。
 
**通常よりややモノアイレールが広く、逆にモノアイが小さい。
 
**通常よりややモノアイレールが広く、逆にモノアイが小さい。
 
**体格(特に脚)が細い。
 
**体格(特に脚)が細い。
 
**左肩のスパイクアーマーが短く丸い。
 
**左肩のスパイクアーマーが短く丸い。
*「ドアンザク」は15話のその特徴的な作画のせいかコアなファンが多く、ドアン専用ザクもこのドアンザクを知るスタッフらの熱意に監督の安彦良和氏が押される形でリファインされている。リファイン時の解釈は以下の通り。
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*これらに対する、リファイン時の解釈は以下の通りとなる。
**長い鼻の下・通常より広いモノアイレール:口吻部が頭部から脱落し、前方へ垂れ下がっている。
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**長い鼻の下・通常より広いモノアイレール:口吻部のロック機構が壊れ、頭部外装から脱落して前方へ垂れ下がっている。それに合わせて上部外装が少し浮いて隙間が生じ、顔つきが変化した。
**細い動力パイプ:動力パイプの外装が外れ、その中身が露出している。
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**細い動力パイプ:動力パイプのカバーが外れ、パイプそのものが露出している。
**細い体格:各部装甲(肘装甲・つま先装甲等)の脱落。
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**細い体格:肘パッド、下腿部裾のフレアのボリュームダウン。ソール、脛部分の装甲の脱落。
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**短いスパイクアーマー:スパイク自体がアーマーに埋没。アーマーもノーマルのザクより反りが少ない小型の物を取り付けている。
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*『1st』と違ってヒート・ホークを装備している理由については、安彦氏が'''『1st』第15話を未視聴だった'''事が起因している。作画の崩れから「'''見るに堪えない'''」と意図的に視聴するのを避けていたものの、ザクが素手でない事をスタッフから指摘され、「それじゃあ戦えない」と反論した結果、未視聴だった事がバレてしまい、最終的に安彦氏も第15話を視聴したとの事。上記のリファインの経緯も含めて2022年3月9日の「ザクの日スペシャル会見」で本人が明かしている。
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
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== 資料リンク ==
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*[https://g-doan.net/mecha/#doanzaku 機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 公式サイト:ドアン専用ザク]
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*[https://www.youtube.com/watch?v=lJU0Dp-OaIs YouTube:安彦良和、ガンダムの“作画崩壊回”を未見だった『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』ザクの日スペシャル会見]
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*[https://www.oricon.co.jp/special/59147/ アニメ&ゲーム:「衝撃の“作画崩壊”!」安彦良和監督も「見るに堪えなかった」と言及、琵琶湖畔にたたずむドアン専用ザク]
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*[https://mantan-web.jp/article/20220528dog00m200023000c.html MANTANWEB:機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島:異形のドアンザク デザイン秘話 スタッフの愛とこだわり]
  
 
== リンク ==
 
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*[[登場メカ]]
 
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2024年1月6日 (土) 15:01時点における最新版

ドアン専用ザク
外国語表記 Dan Zaku
登場作品 機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島
デザイナー カトキハジメ
テンプレートを表示
スペック
分類 量産型モビルスーツ
生産形態 量産機(現地改修)
型式番号 MS-06F
主動力 熱核融合炉
装甲材質 超硬スチール合金
開発組織 ジオン公国軍
所属 ジオン公国軍 → ククルス・ドアン個人所有
所属部隊 サザンクロス隊
主なパイロット ククルス・ドアン
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概要編集

ククルス・ドアンジオン公国軍サザンクロス隊を率いていた際に搭乗していたザクII

ドアンが地球侵攻作戦の最中に脱走した際に持ち逃げしたため、倒した相手の機体から部品を回収し、ドアン自身でそれらを使い機体の補修を行っている。そのため、左腿や右肩部シールドなどの一部装甲は剥がれたままになっており、左右非対称な部分も多い。加えて、動力ケーブルも外装カバーの多くが脱落している。

カラーリングも公国軍のザクよりも明るい緑になっているが、これは退色や埃の堆積によって変化したものである。

での生活を守る為に普段は存在を秘匿しているが、外敵である地球連邦軍やジオン公国軍が来た際には迎撃して無力化する為に運用されている。

登場作品と操縦者編集

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島
初出作品。劇場公開に先駆けて2022年3月9日(所謂ザクの日)にデザインが公開された。『機動戦士ガンダム』第15話で見られた特徴的な作画のテイストを「脱走兵が野戦修理を加えていった」という解釈でリデザインしている。『1st』では終始徒手空拳か投石による攻撃を行っていたが、本作ではヒート・ホークを装備している。

装備・機能編集

武装・必殺攻撃編集

ヒート・ホーク
赤熱化させた刃で相手を溶断する近接格闘装備。本機唯一の携行武装であり、ドアンはこれ一本でジムを2機撃破している。
投石
手元にあった岩を投げての攻撃。エグバザクとの戦闘で右腕を失い、脚部を破損した際に苦し紛れとして行った。

対決・名場面編集

関連機体編集

ザクII F型 (THE ORIGIN版)
原型機。
ザクII (ドアン機)
『1st』第15話でドアンが登場していた機体。余談の項の通り、独特な本機の機体形状のモチーフ元となっている。

余談編集

  • 先述の通り、『機動戦士ガンダム』第15話における作画のテイストをピックアップする形でリデザインされている。「ドアンザク」は元々コアなファンが多く、ドアン専用ザクもこのドアンザクを知るスタッフら(カトキ氏も含む)の熱意に監督の安彦良和氏が押し切られる形でリファインが決定した経緯がある。『1st』での作画の特徴は以下の通り。
    • 鼻の下が長く、動力パイプも細い。
    • 通常よりややモノアイレールが広く、逆にモノアイが小さい。
    • 体格(特に脚)が細い。
    • 左肩のスパイクアーマーが短く丸い。
  • これらに対する、リファイン時の解釈は以下の通りとなる。
    • 長い鼻の下・通常より広いモノアイレール:口吻部のロック機構が壊れ、頭部外装から脱落して前方へ垂れ下がっている。それに合わせて上部外装が少し浮いて隙間が生じ、顔つきが変化した。
    • 細い動力パイプ:動力パイプのカバーが外れ、パイプそのものが露出している。
    • 細い体格:肘パッド、下腿部裾のフレアのボリュームダウン。ソール、脛部分の装甲の脱落。
    • 短いスパイクアーマー:スパイク自体がアーマーに埋没。アーマーもノーマルのザクより反りが少ない小型の物を取り付けている。
  • 『1st』と違ってヒート・ホークを装備している理由については、安彦氏が『1st』第15話を未視聴だった事が起因している。作画の崩れから「見るに堪えない」と意図的に視聴するのを避けていたものの、ザクが素手でない事をスタッフから指摘され、「それじゃあ戦えない」と反論した結果、未視聴だった事がバレてしまい、最終的に安彦氏も第15話を視聴したとの事。上記のリファインの経緯も含めて2022年3月9日の「ザクの日スペシャル会見」で本人が明かしている。

商品情報編集

資料リンク 編集

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