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2023年11月26日 (日) 16:53時点における最新版
ビグ・ザムール | |
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外国語表記 | Byg-Zamuru |
登場作品 | A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢- |
デザイナー | 藤岡建機 |
スペック | |
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分類 | ニュータイプ専用モビルアーマー |
型式番号 | AMA-01S |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | ジオンマーズ |
所属組織 | ジオンマーズ |
所属部隊 | PG部隊 |
主なパイロット | ヌマーシュ |
概要編集
ジオンマーズがジャムル・フィンの開発を独自に継続し完成させたモビルアーマー。ジャムル・フィンの完成形とも呼ばれる機体であるが、アクシズで想定されていたジャムル・フィン本来の設計案とは別の機体として完成した。機体構造はビグ・ザムを踏襲し、メガ粒子砲とIフィールドを搭載するレイアウトもそれと同様だが、同時に各方面からのアップグレードも行われている。
主砲となるメガ粒子砲は機体中央部に縦に2門内蔵されたハイ・メガ粒子砲に変更され、地球連邦軍のサイコガンダム系との対決を想定した物となった。このメガ粒子砲の機関部にはジャムル・フィンの胴体部が使用されており、緊急時には脱出ポッドとしても機能する。
背部には大型ブースターを備え頭部左右には4連装ミサイルを搭載している等、ビグロの設計からフィードバックされた部位も存在する。
一年戦争でガンダムにビグ・ザムが撃破された戦訓から、機体前方には伸縮式のクロー・アームを内蔵し、モビルスーツとの近接戦闘に対応している。また、脚部は逆関節の鳥脚状に変更され、重力下での機体保持に加え、高機動形態への性能傾向の変化に伴う重心変化にも対応している。
かつてのビグ・ザムは複数のパイロットによる操縦方式だったが、本機はニュータイプ(強化人間)による単独での操縦が想定されている。また、ビグ・ザム最大の欠点であった稼働時間制限も解決されており、長時間の運用が可能となった。
当初のアクシズの地球降下作戦では大気圏外からMS部隊を降下させた後、重要拠点を制圧することを目的としていた。だが、ミノフスキークラフトを搭載した艦艇による直接降下が可能となったため、火星側が用意していた降下用MS部隊は第一次ネオ・ジオン抗争に投入されなかった。
登場作品と操縦者編集
装備・機能編集
特殊機能編集
- Iフィールド・ジェネレーター
- 胴体上部に搭載されているIフィールド発生装置。ビームを反らして無効化する事が可能。
- 変形
- 股関節部の機首パーツを展開し、脚部クロー・アームを前方に展開する事で「高速格闘戦形態」へ変形可能。また、重力下では脚部逆関節によって重心の変化に対応する高機動形態に走破性を損なわず変形出来る。
- 分離
- メガ粒子砲口機関部を分離可能。機関部として格納されているジャムル・フィンの胴体部は、脱出ポッドとして機能する。
武装・必殺攻撃編集
- ハイ・メガ粒子砲
- 胴体中央部に2門内蔵されている大出力メガ粒子砲。砲門周囲に備わった4枚の可動式偏向ブレードにより拡散率が調整されるため、拡散と収束の撃ち分けが可能となっている。また、股間部に収納されている砲身を展開することで長距離砲撃も可能としている。この砲身は高速格闘戦形態時の機首となる。
- 拡散メガ粒子砲
- 胴体左右に多数内蔵されている収納式の拡散メガ粒子砲。
- 4連装ミサイル
- 頭部左右に搭載されているミサイル。ビグロの設計からフィードバックされた装備。
- クロー・アーム
- 機体前方に装備されている伸縮式のクロー。ビグ・ザムがガンダムに接近戦で撃破された戦訓を活かすべく追加された装備。
- 脚部クロー・アーム
- 脚部は高速格闘戦形態で大型クローとして使用可能。逆関節の構造も、この運用を考慮した結果となる。
対決・名場面編集
関連機体編集
技術的関与のある機体 編集
- ビグ・ザム / ジャムル・フィン
- ベースとなった機体。
- ビグロ
- 脚部クローなどに本機に設計が受け継がれた。
- RFグロムリンII
- レガシィの開発したモビル・シップ。頭部やメガ粒子砲部分にビグ・ザムールの設計がフィードバックされている。
- グラン・ザム
- 本機の大型火器を胴体に複数搭載する設計が受け継がれたビグ・ザムの再設計機。
その他 編集
- リーベン・ヴォルフ・カスタム
- 本機の護衛兼管制を目的としたリーベン・ヴォルフのバリエーション機。
- ギガッザム
- 同時期にネオ・ジオン残党によって運用されたビグ・ザムの後継機。ビグ・ザムとビグロをかけ合わせたコンセプト等に共通項を見る事が出来る。