ギガッザム

ギガッザム
外国語表記 Gigadzam
登場作品 機動戦士ムーンガンダム
デザイナー 形部一平
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スペック
分類 ニュータイプ専用モビルアーマー
生産形態 ワンオフ機
型式番号 AMA-X9
頭頂高 47.3m
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 28,500kW
装甲材質 ガンダリウム合金
開発組織 ネオ・ジオン
所属 ネオ・ジオン残党 (リュース艦隊)
母艦 グワーシャ
乗員人数 3名
主なパイロット ジャムルの3D (デルダニーデューン)
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概要編集

ネオ・ジオン軍が開発した拠点制圧用のニュータイプ対応型巨大モビルアーマー。数多くのモビルアーマーの中で最も利用価値のあった自走砲台としての側面が強く押し出されており、ビグ・ザムよりのスタイルとなった機体である。

本機の特徴はオールインワン方式で3つの特徴を1つにまとめた本体にあり、3つの頭部それぞれにパイロットが搭乗する。それによるマルチプルオペレーションのメリットを活かした多彩な性能を持ち、全周囲に配置されているビーム砲や一撃必殺のハイ・メガ粒子砲、実弾兵器としての4連ミサイルポッドやビット兵器を装備している。また、後部には活動時間の延長を目的としたプロペラントタンクが2基接続されている。3つの特徴を表すように3つの形態を持ち、用途ごとに変形が可能となっている。

1つが二肢をアームユニットとして前方に突き出したままビーム・クロウを展開し、背面の推進器とプロペラントタンクを活かして突撃するビグロタイプの高速格闘形態。もう1つは二肢を垂直に降ろしたレッグユニットとして使用し、Iフィールド発生器と全身ビームで攻防一体となるビグ・ザムタイプの拠点防衛形態。最後は二肢を有線式クロウ内蔵ビームとして使用し、同時にゴースト・ビットも6基運用するジオングタイプのオールレンジ攻撃形態である。

本機は第一次ネオ・ジオン抗争時に考案されていた大型モビルアーマーの1機であるが、コア3沖海戦には間に合わず、戦後にリュース艦隊の機体として運用されることになった。

登場作品と操縦者編集

機動戦士ムーンガンダム

装備・機能編集

特殊機能編集

Iフィールド・ジェネレーター
ビーム攻撃を偏向させることで無効化する装置。
変形
高速格闘形態、拠点防衛形態、オールレンジ攻撃形態それぞれへの変形が可能。

武装・必殺攻撃編集

頭部メガ粒子砲
3つの頭部それぞれに1門ずつ内蔵されているメガ粒子砲。ジオングの頭部メガ粒子砲を思わせる形となっている。
ゴースト・ビット
機体上部に6基装備されているビット兵器。3人それぞれが分担操作可能となっている。
全周囲ビーム砲
機体各部に計24門内蔵されているビーム砲。
ハイ・メガ粒子砲
機体中央部に1門内蔵されている大出力メガ粒子砲。一撃必殺の主砲として扱われる。
4連ミサイルポッド
二肢前面に装備されているミサイル・ポッド。
有線式クロウ内蔵ビーム
二肢のクロウ中央部に1門ずつ内蔵されているビーム砲。クロウは有線式ファンネルとして分離させ、遠隔攻撃する事も可能。
ビーム・クロウ
クロウそれぞれに1基ずつ計6基内蔵されているビーム・サーベル

対決・名場面編集

関連機体編集

ビグ・ザム / ビグロ / ジオング
これらの機体の要素が本機に組み込まれている。
ビグ・ザムール
同時期にジオンマーズによって運用された独自のジャムル・フィンの完成形。
ΖΖΖ (トリプルゼータ)
プラモ狂四郎』に登場するガンプラ。三つ首という点で共通している。

リンク編集