「リゲルグ」の版間の差分
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− | ジェネレーターを高出力の物に換装し、装甲部材の更新を行っている他、両肩のアーマーは[[キュベレイ]] | + | ジェネレーターを高出力の物に換装し、装甲部材の更新を行っている他、両肩のアーマーは[[キュベレイ]]のバインダーを参考にしたウイング・バインダーに換装された<ref>「週刊 ガンダム パーフェクト・ファイル 30号」より。</ref>。 |
+ | このウイング・バインダーは大型スラスターを内蔵し、同時にシールドとしての機能も備えており、その高機動力は[[ΖΖガンダム]]と互角に戦える程。 | ||
ゲルググから改修した一般機の他、新規開発された指揮官機も存在し<ref>この関係は[[ジムIII]]と[[ヌーベル・ジムIII]]に似る。</ref>、指揮官機はロイヤル・ガードの隊長機としても運用されている。 | ゲルググから改修した一般機の他、新規開発された指揮官機も存在し<ref>この関係は[[ジムIII]]と[[ヌーベル・ジムIII]]に似る。</ref>、指揮官機はロイヤル・ガードの隊長機としても運用されている。 | ||
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:指揮官機が装備する新型のビーム・ライフル。銃身下部にはグレネード・ランチャーが装着可能。 | :指揮官機が装備する新型のビーム・ライフル。銃身下部にはグレネード・ランチャーが装着可能。 | ||
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:原型機。 | :原型機。 | ||
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;[[ゲルググ・ウェルテクス]] | ;[[ゲルググ・ウェルテクス]] | ||
:[[キマイラ隊]]仕様に再設計された機体。 | :[[キマイラ隊]]仕様に再設計された機体。 | ||
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+ | :[[ジオンマーズ]]がリゲルグを参考に開発したゲルググの後継機。 | ||
;[[RFゲルググ]] | ;[[RFゲルググ]] | ||
:本機と同様「リファイン・ゲルググ」の名称を持つゲルググ系統の機体。 | :本機と同様「リファイン・ゲルググ」の名称を持つゲルググ系統の機体。 |
2023年5月16日 (火) 20:15時点における最新版
リゲルグ | |
---|---|
外国語表記 | Regelgu |
登場作品 | |
デザイナー | 明貴美加 |
スペック | |
---|---|
分類 | 汎用量産型モビルスーツ |
型式番号 | MS-14J |
頭頂高 | 21.0m |
全高 | 21.1m(23.1m説あり) |
本体重量 | 43.7t |
全備重量 | 82.6t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,890kw |
スラスター総推力 | 150,800kg |
装甲材質 | |
センサー有効半径 | 8,700m |
開発組織 | ネオ・ジオン |
所属 |
ネオ・ジオン 袖付き |
主なパイロット | イリア・パゾム |
概要編集
ジオン軍最後の量産型MSである「ゲルググ」をベースに近代化改修したモビルスーツ。機体名称のリゲルグは「リファインド・ゲルググ」または「リファイン・ゲルググ」の略称。
当初、アクシズに持ち込まれたゲルググは小惑星内の居住区画拡充作業に充てられていたが、ガザA、ガザBの登場によってその役目を追いやられ死蔵状態にあった。しかし、アクシズの地球帰還決定に伴い訓練機としての需要が生まれ、それに伴って第二世代MSに準じた近代化改修を行ったのがリゲルグである。元は訓練機であるものの、基本性能が同時期の主力機と比べて遜色のないレベルにまで引き上げられている為、実戦にも使用された。また、アクシズの若手パイロットはこのリゲルグで操縦訓練を行ったとされている。
ジェネレーターを高出力の物に換装し、装甲部材の更新を行っている他、両肩のアーマーはキュベレイのバインダーを参考にしたウイング・バインダーに換装された[1]。 このウイング・バインダーは大型スラスターを内蔵し、同時にシールドとしての機能も備えており、その高機動力はΖΖガンダムと互角に戦える程。
ゲルググから改修した一般機の他、新規開発された指揮官機も存在し[2]、指揮官機はロイヤル・ガードの隊長機としても運用されている。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 初出作品。イリア・パゾムの搭乗機として登場した。本来はマシュマー・セロの機体で、マシュマーが強化処置を施された後に、彼に合わせて調整された専用の機体(ザクIII改)に乗せることが決まったために、イリアに渡された。
- 機動戦士ガンダムUC (OVA版)
- episode 7に袖付き仕様として登場。袖付きにおいて新兵訓練用として使用されていたが、実戦にも耐えうる性能を備えていた事から、最終決戦で戦力として駆り出された。青紫に塗装された機体がネェル・アーガマに攻撃を仕掛けるも、敢え無く撃破された。
- 機動戦士ガンダムUC 星月の欠片
- 第一話で2機登場している。宙賊が運用していて、ドーベン・ウルフと共に民間シャトルやオアシスのMS隊を襲うもスタークジェガンに瞬殺された。
- アナハイム・ラボラトリー・ログ
- 第1話にブレードアンテナ無しの機体が登場。長距離作戦行動用にバックパックをゲルググMと同タイプ[3]の物に変更されており、機体色はゲルググと同一となっている。また、指揮官用の新規生産機と新兵訓練用に既存機を改装した機体の2種類が存在する事も設定されている。
装備・機能編集
特殊装備編集
- ウイング・バインダー
- ゲルググのショルダーアーマーを大型化した物。内蔵されたブースターにより機動性が向上している。
武装・必殺攻撃編集
- ビーム・ライフル
- ゲルググのビーム・ライフルの発展型。主に訓練用に使用された。
- 専用ビーム・ライフル
- 指揮官機が装備する新型のビーム・ライフル。銃身下部にはグレネード・ランチャーが装着可能。
- グレネード・ランチャー
- 銃身下部に装着可能なランチャー。
- ビーム・ランサー
- バックパック下部に2基装備。連結させる事でビーム・ナギナタとしても使用可能。
- ミサイル・ポッド
- バックパック右側に8発小型ミサイルを内蔵。レーザー・赤外線誘導方式を採用する。
- グレネード・ランチャー
- 両腕に内臓されている。発射時の反動が大きく、片方の腕でホールドする必要がある。
- 円盤型宇宙機雷
- ウイング・バインダー内に片方6基ずつ、合計12基装備可能。
- ビーム・マシンガン
- 指揮官機ギラ・ドーガ用の物。袖付き仕様が装備。
- ビーム・ナギナタ
- ゲルググが使用していた近接用武器。袖付き仕様が装備。
- プルパップ式360mmロケット砲
- 『アナログ』に登場した機体が使用。ジョニー・ライデン専用高機動型ゲルググ等が使用するロケット・ランチャーの同型で、威力偵察を行う部隊のための装備とされている。
- シールド
- 『アナログ』に登場した機体が使用。指揮官用ゲルググMと同型の大型シールド。
対決・名場面編集
機動戦士ガンダムΖΖ 編集
- 対ΖΖガンダム
- 第38話より。イリアの気迫と共にΖΖに迫り、ビーム・サーベルを振り回してΖΖのハイパー・ビーム・サーベルと互角の切り結びを行った。機動力には劣るΖΖに、ジュドーはΖΖの上半身と下半身を囮として使い、コア・ファイターで攻撃を仕掛けるも逆に捉えられる。その時、ジュドーとイリアとのニュータイプ同士の共感によりお互い止めを刺さずに撤退した。
アナハイム・ラボラトリー・ログ 編集
- 対ガンダムMk-III 8号機
- 第1話より、アクシズの強行偵察部隊の隊長機として僚機と共に「茨の園」の捜索を行っていた。そこでガンダムMk-IIIを移送中のエゥーゴの部隊と遭遇。数に物を言わせ護衛機を次々と撃破するも、出撃したMk-IIIの性能の前に片腕片足を破壊され形勢逆転される。最期はMk-IIIに組み付き、僚機に自機諸共攻撃させるも、Mk-IIIに盾にされ敢え無く爆散した。
関連機体編集
- リゲルグ (オーラフ・デール機)
- ゲルググJをベースにしたオーラフ・デール機。
- ゲルググ
- 原型機。
- キュベレイ
- ウイング・バインダーなどの技術の参考にした機体。あさのまさひこ氏により本機の第1稿が描かれた際にも「キュベレイのイメージ」と添え書きされている。
- ゲルググ・ウェルテクス
- キマイラ隊仕様に再設計された機体。
- ゲルググIII (ジオンマーズ仕様)
- ジオンマーズがリゲルグを参考に開発したゲルググの後継機。
- RFゲルググ
- 本機と同様「リファイン・ゲルググ」の名称を持つゲルググ系統の機体。
商品情報編集
ガンプラ編集
リンク編集
脚注編集
- ↑ 「週刊 ガンダム パーフェクト・ファイル 30号」より。
- ↑ この関係はジムIIIとヌーベル・ジムIIIに似る。
- ↑ ただし、併せて公開された画稿ではバックパックの形状はリゲルグと同一、プロペラントタンクのみゲルググMの物となっている。