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== MS-13 ガッシャ(Gatsha) ==
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{{登場メカ概要
*登場作品:[[MS-X]][[機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン]]
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
*デザイナー:大河原邦男
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| 外国語表記 = Gatsha
*分類:試作型[[モビルスーツ]]
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*装甲材質:超硬スチール合金
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<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
*本体重量:89.7t
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| デザイナー = 大河原邦男
*全備重量:116.5t
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
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*出力:1,076kW
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| タイトル = スペック
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| 生産形態 = 試作機
*主なパイロット:[[ダル]]、他
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| 型式番号 = MS-13
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| 頭頂高 = 15.1m
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| 全高 = 17.5m
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| 本体重量 = 89.7t
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| 全備重量 = 116.5t
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| 主動力 = [[熱核融合炉]]
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| ジェネレーター出力 = 1,076kW
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| スラスター総推力 = 42,900kg
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| 装甲材質 = [[超硬スチール合金]]
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| 開発組織 = [[ジオン公国軍]]
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| 開発拠点 = [[ペズン]]
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| 所属 = [[ジオン公国軍]]
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ペズン計画]]によって開発された試作型モビルスーツ。MA的な発想から生まれた機体で高機動を生かして強襲する格闘機として開発されたが、まず推力が高いとは言えずコンセプトを実現できていない上に汎用性が低かったため正式採用されることはなかった。通常では2人で操縦する。
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[[ペズン計画]]によって開発された突撃用試作型[[モビルスーツ]]。宇宙戦闘において[[リック・ドム]]等との連携を想定した強襲攻撃機である。
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水陸両用機の高い格闘戦能力を積極的に取り入れようとした機体で、汎用型の[[モビルスーツ]]に[[ズゴック]]のコンセプトが導入されている。そのため機体の外観は水陸両用機を彷彿とさせるが、空間戦や月面などの低重力戦を重視した設計となっており、背部には2本の対地センサーが備わっている。機体コンセプトは高機動により敵に敵に肉薄し、格闘戦を行うという[[モビルアーマー]]的な発想であり、打撃力を重視した武装が装備されている。ただ冷却系の問題から、[[メガ粒子砲]]などのビーム兵器は採用されていない。
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他機種との互換性が低く、運用法も限定されることから制式採用されていない。軍からの評価は「ズゴックの持つ高い戦闘能力を宇宙用モビルスーツの持たせただけの機体」と高くなく、試作機が製造されたのみで終戦を迎えている。戦後は他の[[ペズン計画]]機と同様に[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]に接収されており、機体自体は採用されなかったが研究材料になったとされている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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;[[トミノメモ]]
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:機体名の初出。『[[機動戦士ガンダム]]』第41話にて「勇将」の異名を持つダルの搭乗機として登場が予定されており、隕石越しの山越えハンマーによる攻撃で[[ホワイトベース隊]]を苦戦させるも、[[ガンダム]]に敗退するというシナリオだった。
 
;[[MS-X]]
 
;[[MS-X]]
:出典元。
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:出典元。上記のトミノメモを基に機体設定やデザインが設定された。
;[[トミノメモ]]
 
:トミノメモによると、本機は『[[機動戦士ガンダム]]』第41話に登場予定だったとの事。「勇将」の異名を持つダルが登場し、隕石越しのハンマー・ガンによる攻撃で[[ホワイトベース]]を苦戦させるも、[[ガンダム]]に敗退するというシナリオだった。
 
 
;[[機動戦士ガンダム 最期の赤い彗星]]
 
;[[機動戦士ガンダム 最期の赤い彗星]]
 
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== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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<!-- === 特殊機能 === -->
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
;4連装ミサイル・ポッド
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;4連装ミサイル・ポッド (4連装180mmミサイル・ポッド)
:両肩部に搭載されている。
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:両肩部に内蔵されたミサイル・ポッド。通常時は機体内部に収納されており、使用時に展開される。
;コンバット・ネイル
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;コンバット・ネイル (アイアン・ネイル)
:両腕部のクロー。
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:両腕部に備わっている格闘用のクロー。先端部が可動式となっており、武装の把持などが可能となっている。ただ強度面では不安があるとされる。
 
;特殊ハンマー・ガン
 
;特殊ハンマー・ガン
:山越えハンマーとも言われる射出式のハンマー。放物線射出を行うことにより敵機の不意をつくことができるがコントロールは難しい。
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:山越えハンマーとも呼ばれる射出式のハンマー。月面などの低重力下において、障害物を挟んだ曲射攻撃が可能となっている。しかし、兵器としての効果範囲や命中精度を示すデータなどが存在しないため、効果のほどは定かでない。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
;[[ズゴック]]、[[ゾゴック]]
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;[[ズゴック]]
:姿が似ている。
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:コンセプト元。
 
;[[ドガッシャ]]
 
;[[ドガッシャ]]
:本機の後継機。
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:発展機と思われる機体。
;[[ズサ]]
 
:本機の発展機。
 
 
<!-- == 余談 == -->
 
<!-- == 余談 == -->
 
<!-- *説明 -->
 
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== 商品情報 ==
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[[Category:機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン]]
 
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2025年2月5日 (水) 16:03時点における最新版

ガッシャ
外国語表記 Gatsha
登場作品
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 試作型モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 MS-13
頭頂高 15.1m
全高 17.5m
本体重量 89.7t
全備重量 116.5t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,076kW
スラスター総推力 42,900kg
装甲材質 超硬スチール合金
開発組織 ジオン公国軍
開発拠点 ペズン
所属 ジオン公国軍
主なパイロット ダル
テンプレートを表示

概要 編集

ペズン計画によって開発された突撃用試作型モビルスーツ。宇宙戦闘においてリック・ドム等との連携を想定した強襲攻撃機である。

水陸両用機の高い格闘戦能力を積極的に取り入れようとした機体で、汎用型のモビルスーツズゴックのコンセプトが導入されている。そのため機体の外観は水陸両用機を彷彿とさせるが、空間戦や月面などの低重力戦を重視した設計となっており、背部には2本の対地センサーが備わっている。機体コンセプトは高機動により敵に敵に肉薄し、格闘戦を行うというモビルアーマー的な発想であり、打撃力を重視した武装が装備されている。ただ冷却系の問題から、メガ粒子砲などのビーム兵器は採用されていない。

他機種との互換性が低く、運用法も限定されることから制式採用されていない。軍からの評価は「ズゴックの持つ高い戦闘能力を宇宙用モビルスーツの持たせただけの機体」と高くなく、試作機が製造されたのみで終戦を迎えている。戦後は他のペズン計画機と同様に地球連邦軍に接収されており、機体自体は採用されなかったが研究材料になったとされている。

登場作品と操縦者編集

トミノメモ
機体名の初出。『機動戦士ガンダム』第41話にて「勇将」の異名を持つダルの搭乗機として登場が予定されており、隕石越しの山越えハンマーによる攻撃でホワイトベース隊を苦戦させるも、ガンダムに敗退するというシナリオだった。
MS-X
出典元。上記のトミノメモを基に機体設定やデザインが設定された。
機動戦士ガンダム 最期の赤い彗星
機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン

装備・機能編集

武装・必殺攻撃編集

4連装ミサイル・ポッド (4連装180mmミサイル・ポッド)
両肩部に内蔵されたミサイル・ポッド。通常時は機体内部に収納されており、使用時に展開される。
コンバット・ネイル (アイアン・ネイル)
両腕部に備わっている格闘用のクロー。先端部が可動式となっており、武装の把持などが可能となっている。ただ強度面では不安があるとされる。
特殊ハンマー・ガン
山越えハンマーとも呼ばれる射出式のハンマー。月面などの低重力下において、障害物を挟んだ曲射攻撃が可能となっている。しかし、兵器としての効果範囲や命中精度を示すデータなどが存在しないため、効果のほどは定かでない。

対決・名場面編集

関連機体編集

ズゴック
コンセプト元。
ドガッシャ
発展機と思われる機体。

リンク編集