「ガンダムF90II」の版間の差分

タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
(4人の利用者による、間の6版が非表示)
1行目: 1行目:
 
{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
+
| 読み = F90セカンド ([[月刊モビルマシーン]])
 
| 外国語表記 = Gundam F90II
 
| 外国語表記 = Gundam F90II
 
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダムF90]]
 
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダムF90]]
17行目: 17行目:
 
| 主動力 = [[熱核融合炉]]
 
| 主動力 = [[熱核融合炉]]
 
| ジェネレーター出力 = 3,880kW
 
| ジェネレーター出力 = 3,880kW
 +
| スラスター推力 =
 +
*30,610kg×2
 +
*9,870kg×2
 
| スラスター総推力 = 80,960kg
 
| スラスター総推力 = 80,960kg
 
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]セラミック複合材
 
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]セラミック複合材
28行目: 31行目:
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
第一次オールズモビル戦役で大破した[[ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様]]を、[[サナリィ]]が修復・改修した機体。オリンポス山でのF90(1号機)との戦闘でパーツを6割失ったものの、動力や制御コンピュータは無事であったため[[ガンダムF90]]2号機の強化仕様として再生されることになった。
+
第一次オールズモビル戦役で大破した[[ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様]]を[[地球連邦軍_(UC)|連邦軍]]が回収し、開発元である[[サナリィ]]に持ち込み改修を施した機体。オリンポス山での[[ガンダムF90]](1号機)との戦闘でパーツを6割近く失ったものの、動力や制御コンピュータは無事であったため[[ガンダムF90]]2号機の強化仕様として再生されることになり、[[宇宙世紀]]0121年10月にロールアウトした。
  
改修は基礎設計を終えていた[[ガンダムF91]]のデータをフィードバックする形で行われており、ジェネレーターは小型[[モビルスーツ]]用の物1基に換装され、胸部のダクトも排熱効率の高い構造となっている。損傷した両足はフレームから新開発の物に変更され、頭部もは試作型[[バイオコンピューター]]を搭載した物を新たに取り付けている。
+
改修は基礎設計を終えていた[[ガンダムF91]]のデータをフィードバックする形で行われており、ジェネレーターは小型[[モビルスーツ]]用の物1基に換装され、胸部のダクトも排熱効率の高い構造に改められた。損傷した両足はフレームから新開発の物に変更され、頭部も試作型[[バイオコンピューター]]を搭載した物を新たに取り付けている。肩部ハードポイントカバーはスラスターを追加された物に変更された事で機動性も向上し<ref>ただし肩部ハードポイントを使用するミッションパックではこの追加スラスター分の出力は失われる。</ref>、総合的なスペックはF90を凌ぐ。
  
[[オールズモビル]]によってオミットされていたミッションパックの換装機構も再導入され、肩部に追加されたスラスターはハードポイントカバーとしても機能するようになっている。また、本機と同時に[[ガンダムF90II-Iタイプ|Iタイプ]]と[[ガンダムF90II-Lタイプ|Lタイプ]]のミッションパックが開発された。
+
[[オールズモビル]]によってオミットされていたF90規格のミッションパック換装機構も復元されており、F90用に開発されたミッションパックも引き続き使用可能<ref>ただし、本体の性能差によって同じミッションパックを装備した場合でも若干の性能差が生じるケースがある。</ref>。また、本機と同時に[[ガンダムF90II-Iタイプ|Iタイプ]]と[[ガンダムF90II-Lタイプ|Lタイプ]]のミッションパックが新たに開発されている。
  
 
機体カラーは2号機のロールアウトカラーに近い色に変更されている。
 
機体カラーは2号機のロールアウトカラーに近い色に変更されている。
38行目: 41行目:
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダムF90]]
 
;[[機動戦士ガンダムF90]]
:出典元。本機自体は未登場である。
+
:出典元。2号機のその後を示唆する機体として設定されているが、本機自体はストーリーに登場しない。
 
;[[機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統]]
 
;[[機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統]]
:[[ナナ・タチバナ]]が[[ガンダムF90II-Lタイプ|Lタイプ]]に搭乗。
+
:[[ナナ・タチバナ]]が[[ガンダムF90II-Lタイプ|Lタイプ]]に搭乗。イルルヤンカシュ要塞攻略戦でミッションパックをパージする際、バイオコンピューターの不具合によって機体が機能停止してしまう等、試作機故の不安定さが露見している。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
;換装
 
;換装
:機体各所に配置されたハードポイントを介しミッションパックを換装可能。
+
:機体各所に配置されたハードポイントを介しミッションパックを換装可能。F90用のミッションパックも問題なく使用でき、逆にF90II用のミッションパックもF90に装備する事が出来る。
 
;試作型[[バイオコンピューター]]
 
;試作型[[バイオコンピューター]]
:機体の情報をパイロットに伝える[[サイコミュシステム|サイコミュデバイス]]。[[ガンダムF91]]に搭載される物の雛形である。
+
:機体の主管制コンピューターにして情報をパイロットに伝える[[サイコミュシステム|サイコミュデバイス]]。[[ガンダムF91]]に搭載される物の雛形である。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
53行目: 56行目:
 
:頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。
 
:頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。
 
;[[ビーム・ライフル]]
 
;[[ビーム・ライフル]]
:[[エネルギーCAP|Eパック方式]]のビーム・ライフル。[[ガンダムF90]]と同型の物。
+
:[[エネルギーCAP|Eパック方式]]のビーム・ライフル。[[ガンダムF90]]と同型の物を装備している。
 
;[[ビーム・サーベル]]
 
;[[ビーム・サーベル]]
 
:背部に2基装備されている近接武装。
 
:背部に2基装備されている近接武装。
 
;シールド
 
;シールド
:F90と同型のシールド。
+
:F90と同型のシールド。裏面にEパックをマウント可能。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
63行目: 66行目:
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
;[[ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様]]
+
;[[ガンダムF90]] (2号機)
:原型機。
+
:大元の機体。ロールアウト時に施されていたトリコロールカラーが本機で再び採用されている。
;[[ガンダムF90II-Iタイプ]]
+
:;[[ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様]]
:迎撃・追撃戦仕様。
+
::原型機。パーツの六割近くが損傷していた為、当機に改修された。
;[[ガンダムF90II-Lタイプ]]
+
;[[ガンダムF90II-Iタイプ]]・[[ガンダムF90II-Lタイプ]]
:長距離狙撃仕様。
+
:それぞれ当機装備時の迎撃・追撃戦仕様、長距離狙撃仕様。F90装備時より本体性能差によって若干性能が高い。
 +
;[[ガンダムF90Iタイプ (木星決戦仕様)]]
 +
:「[[鋼鉄の7人]]」作戦に備えてチューンナップされたF90-Iタイプ。ショルダーアーマーが本機と同型の物に変更されている。
 
<!-- == 余談 == -->
 
<!-- == 余談 == -->
 
<!-- *説明 -->
 
<!-- *説明 -->
<!-- == 商品情報 == -->
+
== 商品情報 ==
<!-- === [[ガンプラ]] === -->
+
=== [[ガンプラ]] ===
 +
<amazon>B000GQMP92</amazon>
 
<!-- === フィギュア === -->
 
<!-- === フィギュア === -->
 
<!-- <amazon>ASIN</amazon> -->
 
<!-- <amazon>ASIN</amazon> -->
80行目: 86行目:
 
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
  
<!-- == 脚注 == -->
+
== 脚注 ==
<!-- <references /> -->
+
<references/>
 
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
 
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
 
{{DEFAULTSORT:かんたむF90Ⅱ}}
 
{{DEFAULTSORT:かんたむF90Ⅱ}}

2024年4月24日 (水) 22:27時点における最新版

ガンダムF90II
読み F90セカンド (月刊モビルマシーン)
外国語表記 Gundam F90II
登場作品 機動戦士ガンダムF90
デザイナー 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
分類 汎用試作型モビルスーツ
型式番号 F90II
頭頂高 15.1m
本体重量 7.7t
全備重量 18.4t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 3,880kW
スラスター推力
  • 30,610kg×2
  • 9,870kg×2
スラスター総推力 80,960kg
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
原型機 ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様
改修 サナリィ
所属 地球連邦軍
主なパイロット ナナ・タチバナ
テンプレートを表示

概要編集

第一次オールズモビル戦役で大破したガンダムF90火星独立ジオン軍仕様連邦軍が回収し、開発元であるサナリィに持ち込み改修を施した機体。オリンポス山でのガンダムF90(1号機)との戦闘でパーツを6割近く失ったものの、動力や制御コンピュータは無事であったためガンダムF902号機の強化仕様として再生されることになり、宇宙世紀0121年10月にロールアウトした。

改修は基礎設計を終えていたガンダムF91のデータをフィードバックする形で行われており、ジェネレーターは小型モビルスーツ用の物1基に換装され、胸部のダクトも排熱効率の高い構造に改められた。損傷した両足はフレームから新開発の物に変更され、頭部も試作型バイオコンピューターを搭載した物を新たに取り付けている。肩部ハードポイントカバーはスラスターを追加された物に変更された事で機動性も向上し[1]、総合的なスペックはF90を凌ぐ。

オールズモビルによってオミットされていたF90規格のミッションパック換装機構も復元されており、F90用に開発されたミッションパックも引き続き使用可能[2]。また、本機と同時にIタイプLタイプのミッションパックが新たに開発されている。

機体カラーは2号機のロールアウトカラーに近い色に変更されている。

登場作品と操縦者編集

機動戦士ガンダムF90
出典元。2号機のその後を示唆する機体として設定されているが、本機自体はストーリーに登場しない。
機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統
ナナ・タチバナLタイプに搭乗。イルルヤンカシュ要塞攻略戦でミッションパックをパージする際、バイオコンピューターの不具合によって機体が機能停止してしまう等、試作機故の不安定さが露見している。

装備・機能編集

特殊機能編集

換装
機体各所に配置されたハードポイントを介しミッションパックを換装可能。F90用のミッションパックも問題なく使用でき、逆にF90II用のミッションパックもF90に装備する事が出来る。
試作型バイオコンピューター
機体の主管制コンピューターにして情報をパイロットに伝えるサイコミュデバイスガンダムF91に搭載される物の雛形である。

武装・必殺攻撃編集

バルカン砲
頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。
ビーム・ライフル
Eパック方式のビーム・ライフル。ガンダムF90と同型の物を装備している。
ビーム・サーベル
背部に2基装備されている近接武装。
シールド
F90と同型のシールド。裏面にEパックをマウント可能。

対決・名場面編集

関連機体編集

ガンダムF90 (2号機)
大元の機体。ロールアウト時に施されていたトリコロールカラーが本機で再び採用されている。
ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様
原型機。パーツの六割近くが損傷していた為、当機に改修された。
ガンダムF90II-IタイプガンダムF90II-Lタイプ
それぞれ当機装備時の迎撃・追撃戦仕様、長距離狙撃仕様。F90装備時より本体性能差によって若干性能が高い。
ガンダムF90Iタイプ (木星決戦仕様)
鋼鉄の7人」作戦に備えてチューンナップされたF90-Iタイプ。ショルダーアーマーが本機と同型の物に変更されている。

商品情報編集

ガンプラ編集

リンク編集

脚注編集

  1. ただし肩部ハードポイントを使用するミッションパックではこの追加スラスター分の出力は失われる。
  2. ただし、本体の性能差によって同じミッションパックを装備した場合でも若干の性能差が生じるケースがある。