「ヴァルキュリア・フレーム」の版間の差分
(→採用機体) タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
(→採用機体) |
||
(4人の利用者による、間の9版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
== ヴァルキュリア・フレーム(Valkyria Frame) == | == ヴァルキュリア・フレーム(Valkyria Frame) == | ||
− | [[ | + | [[厄祭戦]]末期に開発された[[モビルスーツ]]用インナーフレームの一種。 |
− | + | [[モビルアーマー]]に対抗するためのモビルスーツ開発は大きく2つの方向性が示され、その1つが高出力と[[阿頼耶識システム]]のよる人機一体を目指した[[ガンダム・フレーム]]で、もう1つがこのヴァルキュリア・フレームであった。 | |
− | [[ | + | このフレームは機動性とエネルギー効率の向上に主眼を置いた設計思想が採用されており、同時期に運用されていた他のフレームと比較して軽量かつシンプルな機体構造を有している。宇宙や地上を問わずに軽快な運動性を実現しており、高い汎用性も併せ持っている。ガンダム・フレームと異なり搭載されている[[エイハブ・リアクター]]は1基のみだが、フレーム設計を突き詰めることで高いエネルギー伝達効率を実現し、エネルギーロスを最小限に抑えることでガンダム・フレームに追随する性能を獲得している。 |
+ | |||
+ | スペック上は主力機として活躍できるだけの数値を誇っていたが、同時期に開発された[[ガンダム・フレーム]]の影に隠れる形で人々の関心を引くことは無く、9タイプのバリエーションが生産されるに留まっている。また、実戦投入された記録もほとんど残されていない。 | ||
+ | |||
+ | 戦後はその設計思想が再評価される形で[[ギャラルホルン]]のモビルスーツ開発の礎となった。その為、索敵用の頭部センサーをはじめ、[[グレイズ・フレーム]]等の後継機種に受け継がれた機構も多い。300年が経過した現在でも開発系譜が唯一生き続けているフレームである。 | ||
== 登場作品 == | == 登場作品 == | ||
;[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]] | ;[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]] | ||
+ | : | ||
+ | ;[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼]] | ||
: | : | ||
15行目: | 21行目: | ||
;*[[オルトリンデ]] | ;*[[オルトリンデ]] | ||
;*[[ヘルムヴィーゲ]] | ;*[[ヘルムヴィーゲ]] | ||
+ | ;*[[ジークルーネ]] | ||
+ | ;*[[ヴァルトラウテ]] | ||
== 関連用語 == | == 関連用語 == | ||
+ | ;[[ゲイレール・フレーム]] | ||
+ | ;[[グレイズ・フレーム]] | ||
+ | ;[[レギンレイズ・フレーム]] | ||
+ | :系譜が繋がっているフレーム。 | ||
+ | ;[[ガンダム・フレーム]] | ||
+ | ;[[ロディ・フレーム]] | ||
+ | ;[[ヘキサ・フレーム]] | ||
+ | ;[[テイワズ・フレーム]] | ||
+ | ;[[イオ・フレーム]] | ||
+ | :同じP.D.世界の他のMSフレーム規格種。 | ||
+ | ;[[エイハブ・リアクター]] | ||
+ | ;[[ナノラミネートアーマー]] | ||
+ | ;[[ムーバブルフレーム]] | ||
== リンク == | == リンク == | ||
+ | *[[技術]] | ||
+ | *[[小辞典]] | ||
+ | |||
+ | {{DEFAULTSORT:うあるきゆりあ ふれえむ}} <!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 --> | ||
+ | [[Category:技術あ行]] | ||
+ | [[Category:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]] | ||
+ | <!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 --> |
2023年2月14日 (火) 19:32時点における最新版
ヴァルキュリア・フレーム(Valkyria Frame)編集
厄祭戦末期に開発されたモビルスーツ用インナーフレームの一種。
モビルアーマーに対抗するためのモビルスーツ開発は大きく2つの方向性が示され、その1つが高出力と阿頼耶識システムのよる人機一体を目指したガンダム・フレームで、もう1つがこのヴァルキュリア・フレームであった。
このフレームは機動性とエネルギー効率の向上に主眼を置いた設計思想が採用されており、同時期に運用されていた他のフレームと比較して軽量かつシンプルな機体構造を有している。宇宙や地上を問わずに軽快な運動性を実現しており、高い汎用性も併せ持っている。ガンダム・フレームと異なり搭載されているエイハブ・リアクターは1基のみだが、フレーム設計を突き詰めることで高いエネルギー伝達効率を実現し、エネルギーロスを最小限に抑えることでガンダム・フレームに追随する性能を獲得している。
スペック上は主力機として活躍できるだけの数値を誇っていたが、同時期に開発されたガンダム・フレームの影に隠れる形で人々の関心を引くことは無く、9タイプのバリエーションが生産されるに留まっている。また、実戦投入された記録もほとんど残されていない。
戦後はその設計思想が再評価される形でギャラルホルンのモビルスーツ開発の礎となった。その為、索敵用の頭部センサーをはじめ、グレイズ・フレーム等の後継機種に受け継がれた機構も多い。300年が経過した現在でも開発系譜が唯一生き続けているフレームである。
登場作品編集
採用機体編集
関連用語編集
- ゲイレール・フレーム
- グレイズ・フレーム
- レギンレイズ・フレーム
- 系譜が繋がっているフレーム。
- ガンダム・フレーム
- ロディ・フレーム
- ヘキサ・フレーム
- テイワズ・フレーム
- イオ・フレーム
- 同じP.D.世界の他のMSフレーム規格種。
- エイハブ・リアクター
- ナノラミネートアーマー
- ムーバブルフレーム