「プロトタイプ・リック・ドムII」の版間の差分
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+ | :上巻にてデラーズ専用のカスタム機という設定が登場。以降、各媒体で「試作型リック・ドム (エギーユ・デラーズ専用機)」表記が用いられるようになる。 | ||
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+ | :[[一年戦争]]終結直後、カラマ・ポイントにて[[アサクラ]]に逆上した[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]の[[シーマ専用ゲルググM|ゲルググM]]を止めるためにガトーが搭乗し出撃している。この作品で「プロトタイプ・リック・ドムII」の名称および機体設定が用意された。 | ||
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:ジャイアント・バズを改良した大口径バズーカ。防御用のアーマーが追加され、マガジン式になっている。 | :ジャイアント・バズを改良した大口径バズーカ。防御用のアーマーが追加され、マガジン式になっている。 | ||
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:従来のザク・マシンガンに代わる主力武装。口径は90mm。 | :従来のザク・マシンガンに代わる主力武装。口径は90mm。 | ||
;シュツルム・ファウスト | ;シュツルム・ファウスト | ||
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:本機の設定が定まっていなかった頃よく混同されていた機体。 | :本機の設定が定まっていなかった頃よく混同されていた機体。 | ||
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+ | *本機の設定が定まっていなかった頃に名称の1つとして「ドム・フュンフ」が用いられていた本機だが、ムック「MSV The-Second-Generation」収録の「MSV対談」における書籍「MS大全集」への機体群の掲載に関する件 (100~101ページ)において「さすがに宇宙に砂漠用はいないだろう」⇒「脚部などがよく映っていない」⇒「これはドム・フュンフだ」という経緯があった事が語られている。機体バリエーションを増やす意図があったとの事だが、後にPS2用ソフト『[[ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079]]』に同名の後期型ドムが正式に登場したため、設定の混乱を招いてしまった。 | ||
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2022年2月18日 (金) 22:32時点における最新版
プロトタイプ・リック・ドムII | |
---|---|
外国語表記 | Prototype Rick Dom II |
登場作品 | |
デザイナー | カトキハジメ |
スペック | |
---|---|
分類 | 宇宙用試作型モビルスーツ |
型式番号 | YMS-09R-2 |
全高 | 18.5m |
本体重量 | 45.3t |
全備重量 | 79.4t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,219kW |
スラスター総推力 | 107,500kg |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
開発組織 | ジオン公国軍 |
所属 | ジオン公国軍 |
主なパイロット | アナベル・ガトー |
概要編集
ジオン公国軍が開発した試作型モビルスーツ。統合整備計画によって開発されるリック・ドムIIのプロトタイプである。
機体性能自体はリック・ドムIIと大差ないが、外見はドム・トローペンと酷似しており外装が流用されたと推測される。
各種試験終了後はア・バオア・クー内のドックに格納された。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- 第1話冒頭のア・バオア・クー戦にて登場。グワデンのドックに残っていた本機にガトーは搭乗して再出撃しようとしたが、デラーズに説き伏せられ搭乗することはなかった。ちなみにこの時点では本機に特に設定がなく、後の媒体で下記の小説版のデラーズ専用機設定の他に「ドム・フュンフ」として扱われるケースもあったが、これが後に混乱を招く事になった (余談の項参照)。
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY (ことぶきつかさ版コミック)
- 上記シーンが描かれているが、コマの外に「※ ちなみにこのドムは地上用です」の注意書きがある。
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY (小説版)
- 上巻にてデラーズ専用のカスタム機という設定が登場。以降、各媒体で「試作型リック・ドム (エギーユ・デラーズ専用機)」表記が用いられるようになる。
- 機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像
- 作中に「ドム・フュンフ」として登場。ジェラルド・シンクレアが搭乗している。
- 宇宙の蜉蝣2
- 一年戦争終結直後、カラマ・ポイントにてアサクラに逆上したシーマのゲルググMを止めるためにガトーが搭乗し出撃している。この作品で「プロトタイプ・リック・ドムII」の名称および機体設定が用意された。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
対決・名場面編集
関連機体編集
余談編集
- 本機の設定が定まっていなかった頃に名称の1つとして「ドム・フュンフ」が用いられていた本機だが、ムック「MSV The-Second-Generation」収録の「MSV対談」における書籍「MS大全集」への機体群の掲載に関する件 (100~101ページ)において「さすがに宇宙に砂漠用はいないだろう」⇒「脚部などがよく映っていない」⇒「これはドム・フュンフだ」という経緯があった事が語られている。機体バリエーションを増やす意図があったとの事だが、後にPS2用ソフト『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』に同名の後期型ドムが正式に登場したため、設定の混乱を招いてしまった。