Hi-νガンダムヴレイブアメイジング
RX-93-ν2V Hi-νガンダムヴレイブアメイジング (Hi-ν Gundam Vrabe Amazing)編集
- 登場作品:ガンダムビルドファイターズA、ガンダムビルドファイターズD、HOBBY HOBBY イメージングビルダーズ
- デザイナー:NAOKI
- 分類:モビルスーツ(ガンプラ)
- 装甲材質:プラスチック
- 全高:不明
- 重量:不明
- 主動力:プラフスキー粒子
- ガンプラビルダー:ユウキ・タツヤ(Hi-νヴレイブ、アメイジングレヴ)、サツキ・トオル(アメイジングレヴ)、キジマ・ウィルフリッド(再現製作)
- ファイター:ユウキ・タツヤ
ユウキ・タツヤが使用するガンプラ。Hi-νガンダムヴレイブにアメイジングレヴが合体した姿である。
アメイジングレヴはサツキ・トオルが送った武器で、AとDの2種類がある。合体した機体の攻撃力、防御力、推進力を向上させられ、ヴレイブブースター分離時に低下する本体の戦闘力を補えるだけでなく支援機として運用する事も可能。しかし、一度にこれだけの装備を使いこなすには相応の技量が要求される。
ヴレイブブースターとアメイジングレヴを合体させる事もでき、この状態は「アメイジングヴレイブブースター」と呼ばれる。
Hi-νガンダムヴレイブアメイジングA編集
本体にアメイジングレヴAが合体した姿。「Hi-νガンダムアメイジングアメジスト」とも呼ばれる。
ビームスピアーやビームガトリングガンが使用可能で、近接戦闘を得意とする。
Hi-νガンダムヴレイブアメイジングD編集
本体にアメイジングレヴDが合体した姿。「Hi-νガンダムアメイジングダイアモンド」とも呼ばれる。
ロングビームライフルによる遠距離攻撃に力を発揮する。
Hi-νガンダムヴレイブアメイジングA&D編集
本体にアメイジングレヴAとアメイジングレヴDが合体した姿。両者の武装を同時に使用可能。
この状態で更にヴレイブブースターと合体する事もできる。ちなみにアメイジングレヴは雑誌の付録として実際に立体化されているが、そのままでは3機の支援機全てをHi-νヴレイブと合体させる事はできない(右腕部にアメイジングレヴが取り付けられないため。『ビルドファイターズA』コミックス4巻のカバー下に簡単なやり方が記載されている)。
登場作品と操縦者編集
- ガンダムビルドファイターズA、ガンダムビルドファイターズD
- ファイターはユウキ・タツヤ。
ゴンダ・モンタやクラモチ・ヤナを相手にテストバトルを行った他、クロスボーンリボーンガンダムやソメヤ・ショウキのシャッフルガンダムやHi-νガンダムインフラックス、カテドラルガンダム等ともバトルして倒している。
ガンダムアメイジングレッドウォーリアの製作中にも保管していた本機を使って多数のハイモック相手にバトルを行った事がある。 - HOBBY HOBBY イメージングビルダーズ
- 「紅の彗星」発動状態の本機がキジマ・ウィルフリッドによって再現製作された。
「アメイジングレヴ改」と呼ばれる支援機と合体し、メガビームライフルを装備している。
装備・機能編集
特殊機能編集
- 紅の彗星
- 高速機動中に発生する現象で、フレームに反応したプラフスキー粒子がサイコフレームのように緑色に輝きだし、それがスピードによって圧縮される事で機体自体が紅く染まって見えている状態である。トランザムシステム起動中の機体にすら追随できる程の圧倒的な機動力が発揮できる。その反面、基本的に直線的かつ単調な動きしか取れなくなるので軌道を読まれやすい。
- ビームバリア
- フィン・ファンネルを3基以上展開して形成する。最低4基展開すれば四面体のバリアが形成され、自機を全方位の攻撃から保護する事が可能になる。
- ファンネルパワーゲート
- フィン・ファンネルを2基以上展開して形成されたゲート。スタービルドストライクガンダムやスターウイニングガンダム等のプラフスキーパワーゲートと同じものと思われ、通過した物体を加速させる事ができる。
- 分離
- ヴレイブブースターに分離可能。
アメイジングレヴ、アメイジングレヴ改を分離可能。 - 合体
- ヴレイブブースターと合体可能。
アメイジングレヴ、アメイジングレヴ改と合体可能。
武装・必殺攻撃編集
- バルカン
- 頭部に2門内蔵されている。低威力だが速射性の高さを活かし、牽制や迎撃等に力を発揮する。
- ビームライフル
- 携行式のビーム砲。ベース機と同じ物で、モード切替によってビームマシンガンとしても使用可能。
- ニューハイパーバズーカ
- 実弾を発射する大型砲で、これもベース機と同じ物。あまり使用されない。
- ブレード
- 背部に2本マウントされている実体剣。格闘戦時の主兵装で、ビームサーベルに接続して使用する。刀身の上部とグリップの後端からはビームサーベルを形成可能。
マウント時にはスタビライザーとしての役割を果たす。 - ビームサーベル
- 予備の格闘兵装としてファンネルラックに各1本、計2本を格納している。通常の物よりも高い威力を持ち、グリップの後端からも小型のビーム刃を出せる。
ヴレイブブースターの口の中からも形成可能。
ベース機では左腕にも予備を1本格納しており、本機も形状は変わっていないが、格納されているかは不明である。 - クロー
- 右腕に装備された格闘兵装で、使用時は前方に展開する。
パワーを送れば電磁ナックルとしても機能する。 - フィン・ファンネル
- 無線式の誘導兵器でバックパック両側のファンネルラックに3基ずつ、計6基が装備されている。攻撃時にはコの字型に変形する。ビームバリアの形成も可能な他、ビームライフルやメガ粒子砲の周りに展開して発射されるビームを収束し、威力を強化可能。
- シールドブースター
- 本機専用に製作されたスラスター付きのシールド。背部にマウントする事で機体の推進力が飛躍的に向上する。
- メガ粒子砲
- シールドブースターの先端部に1門内蔵されている。
- アメイジングレヴ
- Hi-νヴレイブのバトルを見たトオルが触発されて考案した多目的複合武装で、「A(アメジスト)」と「D(ダイアモンド)」の2種類がある。これらは2機で一対となっており、かつてトオルから譲られたマーキュリーレヴとヴレイブブースターの特性を併せ持つ。腕部や背部に合体し、分離時にはバードモードに変形する事で本体をサポートする支援機として運用可能。
シールドとなる本体部にスラスターが内蔵され、機体の防御力と推力を強化できる。またAは機首部にバルカン、Dは尾部にテールスタビライザー(電撃ホビーマガジンに記載された説明書には「レールガン銃身」と書かれている事から、レールガンとしても使用可能と思われる)を装備していて、攻撃兵装にもなる。他にも裏面に別の武器をマウントして使用したり、フィン・ファンネルのビーム・バリアと組み合わせて防御力を強化したりと多種多様な使い方が可能。Hi-νヴレイブ以外のガンプラにも装備可能であり、その場合は名称に「アメイジング」が付く(例として、ザクアメイジングと合体した場合は「ザクアメイジングアメイジング」となる)。ヴレイブブースターとの合体も可能。
トオルは当初2機とも完成させるつもりだったが、2機目の核の部分が出来上がったところで貯金していた小遣いが底をついた為、タツヤが同封されていた設計図を基に完成させている。 - ビームライフル ショートバレルタイプ
- アメイジングレヴと共に製作された武器。パーツを追加する事で別の武器に変化させられる。
アメイジングレヴの裏側に最大4挺までマウント可能で、その状態でも攻撃できる。 - ビームスピアー
- ビームライフル ショートバレルタイプの後部にグリップを追加した状態。銃口からビーム刃を形成し、槍として使用する。グリップはロングタイプとショートタイプの2種類が存在し、後者はライフルと接続していない状態でもビーム刃を形成可能。またグリップ同士の連結機能もあり、ツインビームスピアーとする事もできる。
- ビームガトリングガン
- ビームライフル ショートバレルタイプの銃口をアメイジングレヴAのバルカンに換装した状態。速射性に秀で、広範囲にビーム弾をばら撒ける為に面制圧攻撃に向いている。
手に持つ以外に背部やアメイジングレヴに装着して使用する事も可能。 - ロングビームライフル
- ビームライフル ショートバレルタイプの銃口をアメイジングレヴDのテールスタビライザーに換装した状態。
手に持つ以外に背部やアメイジングレヴに装着して使用する事も可能。
ウィルフリッドの再現製作でも装備しているが、バレル部が異なっている。 - アメイジングレヴ改
- アメイジングレヴを改良したと思われる多目的複合武装。こちらも2種類存在しているが、アメイジングレヴとの差異はほとんど不明。「ネオレールガン」と呼ばれる武装が装備可能という点が唯一判明している相違点である。
ウィルフリッドの再現製作ではこちらと合体している。 - メガビームライフル
- 遠距離攻撃も可能な高出力の携行式ビーム砲。ビームライフル ショートバレルタイプにバレルを追加している。
ウィルフリッドの再現製作で装備されている。 - アメイジングヴレイブナックル
- 「紅の彗星」の凄まじい突進力を利用して強化した電磁ナックル。
- アメイジングディープインパクト
- フィン・ファンネル6基によるファンネルパワーゲートに「紅の彗星」状態のアメイジングヴレイブブースターを通過させ、体当たりを行う。カテドラルガンダムのクレッセントムーンボウを(粒子の収束が完全でなかったとはいえ)打ち破れるだけの威力がある。
対決・名場面編集
関連機体編集
- Hi-νガンダムヴレイブ
- アメイジングレヴが分離した状態。
- νガンダムヴレイブ、リアルタイプνガンダムヴレイブ、νガンダムヴレイブ+
- Hi-νガンダムヴレイブはこの機体の発展型という設定で製作されている。
- Hi-νガンダムインフラックス
- アラン・アダムスが製作した機体。Hi-νガンダムヴレイブを参考にしている。
- ザクアメイジング
- 三代目メイジン・カワグチの筆頭候補となったタツヤが新たに製作した機体。公式のガンプラバトル大会等ではHi-νガンダムヴレイブではなくこちらを使用している。
- ケンプファーアメイジング、ガンダムアメイジングエクシア、ガンダムエクシアダークマター、ガンダムアメイジングエクシアリペア、ガンダムアメイジングレッドウォーリア
- 後にタツヤが使用するガンプラ達。