CD警告メッセージ (SDガンダム GGENERATION-F)

概要 編集

PS用ソフト『SDガンダム GGENERATION-F』のCD警告メッセージ。

4枚組のCDそれぞれに警告メッセージが収録されており、前作の『ZERO』と同様、それぞれのディスクで異なったギャグ展開が繰り広げられる。

DISC 1
CDプレイヤーの破壊によって警告メッセージの有様を示そうとするデラーズ・フリートとそれを阻止しようとする連邦軍。攻防の果てにCD-ROMが再生されてしまい…。デラーズ・フリート、本当にやめてください。
DISC 2
CD-ROMを再生しようとするドモンを叱りつける東方不敗とそんな事そっちのけで東方不敗に挑もうとするドモン。それを見かねたレインは腹を立てて険悪なムードになってしまう。一方、その陰で悪事を企む謎の影が…?
DISC 3
レディ・アン先生による授業編。『W』と『∀』のキャラクターがCD-ROM再生問題についてあれやこれやと討論する。
DISC 4
密かにCD-ROM再生を嗜むマ・クベ。しかしそこにガトーが現れ天誅を下す。

登場人物 編集

DISC 1編集

DISC 2 編集

DISC 3 編集

DISC 4編集

メッセージ内容 編集

DISC 1編集

デラーズ「このプレイステーション用ゲームソフトであるGジェネを、CDプレイヤーで再生している者達に告ぐ!我々はデラーズ・フリート!所謂警告メッセージと呼ばれているこの音声データは、過去のGジェネシリーズ全てに用意されていた!しかし!それが偽りの物である事は、誰の目にも明らかである!何故ならば!警告メッセージは、一部のGジェネ開発者が、自己満足を満たすために製作したからだ。我々は、いささかも警告メッセージの目的を見失ってはいない。それは間もなく実証されるであろう。我々は日々思い続けた。CD-ROMを、CDプレイヤーで再生され、無残にも散っていった、

CDプレイヤー達の事を!そして、今また散ろうとしている、この!CDプレイヤーの事を!」

コウ「くそぉ!」
ニナ「コウ!どうするつもり!?」
コウ「邪魔しないでくれ!ガンダムでディスクの再生を止めるんだ!」
ニナ「無茶よ!」
コウ「どいてくれ!」
ニナ「コウーーーッ!」
コウ「間に合え…間に合え…!間に合えぇぇぇっ!!」
カリウス「ガトー少佐…。このCDプレイヤーは泣いているのでしょうか…?我々に何かを訴えたくて…」
ガトー「そうではないカリウス…。迎えているのだ…。私には、それが聴こえる」
コウ「ガトォォォッ!!」
ガトー「何ッ!?」
コウ「くそぉ!時間が…!」
ガトー「フッフッフッフッフッ…もはや誰にもディスクの再生は止められないのだ!」
コウ「うわあああああ!!」 ガトー「うおおおおお!!」
シーマ「フッフッフッフッ…そろそろ頃合かねぇ…このGジェネをCDプレイヤーでちょっと再生するだけで、ボンッさ」
バスク「ぬわあああああ!!CDプレイヤーがぁ!は…早く!ディスクを停止させんかぁ!!」
ニナ「あぁっ…!CDプレイヤーが…」
コーウェン「この一撃こそが…CDプレイヤーを、変える…!」
ガトー「さぁ…逝くか…。我々の真実の戦いを……後のGジェネユーザーに伝えるために…!うぉっ!ぬぉっ…うおおおお…!うおおおあああ!!(爆発音)」

DISC 2編集

東方不敗「このぉ…馬鹿弟子がぁ!!このCDは!プレイステーション用の、CD-ROMだぞぉ!!それが…どういう意味か分かっておるのかぁ!!それとも、このままだと、オーディオCDプレイヤーに、悪影響を及ぼすという事が、まぁだ分からんのかぁ!!えぇ!?ドモォォォン!!」
ドモン「あぁ!もちろん分かっているさ!…だがそんな事は知った事じゃない!俺は…俺は!今日こそアンタを!超えてみせる!!ガンダァァァァァム!!」
レイン「ちょ、ちょっと待って!ドモン!ここではガンダムファイトはできないわ!」
チボデー「た、確かに…いくら俺達シャッフル同盟といえども、ここでのガンダムファイトは不可能だぜ」
サイ・サイシー「ちぇ~っ、声だけで、肝心のガンダムが無いんだもんなぁ~!」
ガロード「へへっ、そんなに欲しいなら、ガンダム売るよ!今なら大サービス!Gコン付きだぜぇ!」
ドモン「うぉっ!?ガンダムじゃないか!いくらなんだ?」
レイン「ちょ、ちょっと!いくらゴッドガンダムが出せないからって、そんなガンダム買う事ないでしょ!それにネオジャパンだってそんな高価そうな物に領収書なんか落とさないわよ!大体アナタ誰よ!」
ジョルジュ「まあまあ。レインさんも落ち着いて。レディがそんなに血管を浮かせるものではありませんよ」
レイン「私がいつどこで血管を浮かしたっていうのよぉ!」
ドモン「レ、レイン…」
レイン「何よぉ!私は冷静よ!大体ドモンもドモンよ!いつまで経っても師匠師匠って!子供みたいに!もう知らないんだから!絶交よ!」
ジャミル「なんだ…?このパワーは…?つ、月が出ているのか!?」
ティファ「あなた自身が、確かめて」
アルゴ「誰だお前ら?」
ドモン「レイン、すまない…。俺は…俺は…師匠と張り合う事ばかり考えて、Gジェネを始めるという事に気がつかなかった!いや…わかっていた…わかっていたのに…!」
レイン「ドモン…私も言い過ぎたわ…。さぁ!早くGジェネを始めましょ!」
ドモン「あぁ…!始めよう!そして、新たな歴史に俺達の名を刻み込むんだ!だがその前に!このCD-ROMを早く止めなければ!」
レイン「えぇ!止めてみせるわ!」
ドモン&レイン「2人のラブラブ奥義で!!」
オルバ「兄さん…どうやら、また失敗のようだね…」
シャギア「あぁ…そのようだな…」

DISC 3編集

レディ「本日の授業は、プレイステーション用CD-ROMをオーディオ機器で再生するとどうなってしまうのかを講義したい。では、知っている者は手を挙げよ!」
デュオ「はぁーい!」
レディ「デュオ・マックスウェル!」
デュオ「オーディオ機器は壊れるので、俺んとこのジャンク屋で直すといいと思いまぁーす!」
カトル「それはどうなるかの後じゃないかぁ…」
デュオ「じゃあ、お前は知ってんのかよぉ?」
カトル「僕は、いつも執事にやってもらっているから…」
リリーナ「はい」
レディ「リリーナ・ピースクラフト!」
リリーナ「オーディオ機器で再生すると、音楽データとは異なる情報が入っているので、そのためスピーカーなどを破損させてしまうのではないでしょうか」
ヒイロ「俺の持ってるGGENERATION-0も、再生してはいけないのか」
五飛「当たり前だ。再生させない、それが正義だ!」
ロラン「だから言ったじゃないですかソシエお嬢様。シドさんに頼んで直してもらわないと」
ソシエ「なによロラン!私が悪いっていうの!?大体、GGENERATION-0をロランがクリアーしてくれないから、そうなっちゃったんじゃないの!」
ヒイロ「オーディオ機器なんて安いもんさ…特に俺のはな」
デュオ「お前のは俺が作ってやったヤツじゃねぇか!けどよ、壊れたんなら俺が直してやってもいいぜ?ソシエちゃん」
ソシエ「結構です!そうだ!カトル君!おヒゲのガンダムを開発したメモリーカード、持っているんでしょう?それ、くださいな!」
カトル「え…?こ、断れない……。さようなら…僕の、メモリーカード…」
デュオ「へいへい。ゾッコンって奴ね」
レディ「静粛に!リリーナ・ピースクラフトの言う通り、このCD-ROMを、オーディオCDプレイヤーで再生すると、スピーカーなどが破損する。決して再生してはならんのだ」
ヒイロ「言われてるそばから…やめろ五飛!何故再生しようとする!」
五飛「俺は犠牲の上に成り立つ、平和という名の正義が、本当に正しいか確かめたいだけだ!」
ロラン「さっきと言ってる事が違うんじゃあ…」
リリーナ「でも、教室の教材を使うのはおやめなさい。レディ・アン先生、授業を進めてください」
ソシエ「トロワもやめなさい!」
トロワ「調べてみる価値はありそうだ」
ロラン「うわぁー!五飛さん再生しちゃいましたよ!」
カトル「僕の努力が足りないから…」
ヒイロ「オーディオCDプレイヤーは何も答えてはくれない…教えてくれ!五飛!」
ソシエ「壊れちゃったの!?」
五飛「それは…コンセントが抜けてるからだ」
ソシエ「だ、騙したのね!ひど~い!」
トロワ「女に…泣かれた…」
ソシエ「泣いてないわよ!この嘘つきヒイロ!」
ヒイロ「お前を、殺す」

DISC 4編集

マ・クベ「いい音色だろ?」
ウラガン「は、はぁ。よい物なのですか?」
マ・クベ「このCD-ROMを、オーディオ機器で再生しているのだよ…」
ウラガン「しかし…よろしいのですか?このCDはオーディオ機器で、再生するための物ではありませんが…」
マ・クベ「戦いとは駆け引きなのだよ…。黒いCD-ROMはプレイステーションでしか使えない…そんな型通りの考え方では戦いには勝てん」
ウラガン「はぁ…」
マ・クベ「プレイステーションでゲームとして楽しみ、オーディオ機器で聴いて楽しむ…フッハッハッハッ…これでこのCD-ROMは、2倍楽しめる」
ウラガン「ですが、兵達の間では、黒いCDをオーディオ機器で再生すると悪霊に襲われる…という噂も流れているようですが…」
マ・クベ「何かと思えば…私は信じんよ。そんなものの存在など。それより、さっさとソロモンに向かいたまえ!(爆発音)…な、何事だ!?」
ウラガン「前方よりモビルスーツが急速接近中!まさか!」
ガトー「貴様らのような分別の無い者に、このCDを委ねてはおけん!」
マ・クベ「なっ!?」
ガトー「そのような愚挙は、オーディオ機器に悪影響を及ぼし、スピーカーやヘッドホンの破壊をも招きかねん。それすら分からぬ無知蒙昧な輩など…このガトーがなぎ払ってくれる!――ワンダースワンと…プレイステーションを繋ぐため…ワンダーウェーブ[1]成就のために…!Gジェネよ!私は帰ってきたあああああ!!(爆発音)」

商品情報編集

ゲームソフト 編集

リンク 編集

脚注編集

  1. プレイステーション用周辺機器「ポケットステーション」との赤外線通信が可能なワンダースワン用周辺機器。Gジェネシリーズでは『ギャザービート』と『Fプレミアムディスク』が対応している