ネブラブリッツガンダム

ネブラブリッツガンダム
外国語表記	Nebula Blitz Gundam
登場作品	機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY
デザイナー	やまだたかひろ

スペック
正式名称	ネブラブリッツ
分類	試作型モビルスーツ
型式番号	LN-GAT-X207
全高	18.77m
本体重量	76.11t
主動力	バッテリー
装甲材質	フェイズシフト装甲
開発組織	ライブラリアン
所属	ライブラリアン
主なパイロット	リリー・サヴァリー

概要

ライブラリアンがブリッツガンダムを独自に改修・再設計した機体。型式番号冒頭の「LN」は「ライブラリアン・ネブラ」の略であり、「ネブラ」はラテン語で「霧」を意味する。機体カラーの赤色は本来グゥド・ヴェイアのヴァンセイバーガンダムに使用される予定だったが、リリーがこの色を強く望んだため本機に採用された。

頭部の通信機能が強化されたことで高い熱量を発生させるようになったため、これに対応するために排熱性を高めるスリットが追加されている他、関節部を強化することで運動性が高められている。武装はブリッツとゴールドフレーム天ミナの物を元としている。

本機独自の機能としてミラージュコロイドを利用したミラージュコロイド・テレポートという機能があり、名前の通り瞬間移動をしているように見える物となっている。実は複数存在するネブラブリッツの1機がミラージュコロイドで姿を消し、他のネブラブリッツが姿を現すことで瞬間移動しているように誤認させているだけである。この機能はパイロットであるリリー同士の量子通信能力が必要不可欠となっている。上記の機能を使用するために本機は20機製造されており、ライブラリアン唯一の量産機となっている。

他のライブラリアンの機体と同様にストライカーパックシステムが搭載されており、本機はマガノイクタチストライカーを標準装備している。これは天ミナの背部の武装をストライカーとした物であり、マガノイクタチとマガノシラホコが追加されている。このストライカーを他の対応機に装備させることも可能であるが、ミラージュコロイドの機能を利用できるのは一部の特殊機のみとなっている。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY

装備・機能

特殊機能

フェイズシフト装甲

通電させる事で相転移する特殊な装甲で、物理攻撃を無効化する。通常はグレー一色だが、通電させると色が変化する。大気圏突入なども可能になるが、エネルギーを大量に消費する上、高出力のビーム兵器などには弱いという欠点もある。

ミラージュコロイド

可視光線を歪め、レーダー波を吸収するガス状物質。これを磁気で機体周囲に纏うことにより、視覚的および電波的にも自機の存在を隠匿する事が可能。ただし、展開中はPS装甲の併用が不可能という欠点があり、更にコロイド粒子を機体の周囲に電磁気で定着させているため、PS装甲同様に電力消費が著しい。この機能とパイロットの能力を合わせることでミラージュコロイド・テレポートが使用可能となる。

ストライカーパックシステム

各種ストライカーに換装可能。

武装・必殺攻撃

ネブラブリッツ本体側

攻盾システム「トリケロス」

右腕に装備された複合武装。ブリッツの物と同様の武装。

ピアサーロック「グレイプニール」

左腕に装備された有線式ロケットアンカー。これもブリッツの物と同様の武装。

3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」

トリケロスの物とは別に右腰部に装備されている武装。予備武装であり、使用する際はトリケロスを外して右腕部に装備する。

ツムハノタチ

左腰部に装備されている武装。電力消費のない武装で、使用する際はトリケロスを外して右腕部に装備する。

マガノイクタチストライカー側

マガノイクタチ

ミラージュコロイドを利用し、対象のMSバッテリーを強制放電させ、その電力を吸収する装備。背部に展開することで翼としても機能する。

マガノシラホコ

マガノイクタチに付属する投げ槍。先端がフェイズシフト装甲で出来ている。本体とワイヤーで接続されているため何度でも使用可能である。

関連機体

ブリッツガンダム

ベース機。

ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天ミナ

武装を参考にした機体。

ゲイルストライクガンダム / レーゲンデュエルガンダム / ヘイルバスターガンダム
ニクスプロヴィデンスガンダム / ヴァンセイバーガンダム / ガンダムアストレイ ミラージュフレーム

他のライブラリアンに所属する機体。

商品情報

リンク

• 登場メカ