デミトリー

デミトリー
登場作品
声優
  • 永井一郎 (『1st』第31話)
  • 古川登志夫 (『1st』第32話)
  • 細井重之 (ギレンの野望シリーズ (初代~ジオンの系譜))
  • 長嶝高士 (機動戦士ガンダム 一年戦争)
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    プロフィール
    種族 人間 (スペースノイド)
    性別
    職業 パイロット
    所属 ジオン軍
    主な搭乗機 ザクレロ
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    概要編集

    ジオン軍に所属する出っ歯がトレードマークのパイロット。ビグロのテストパイロットを務めるトクワンの部下であり、自身もモビルアーマーザクレロのテストパイロットを務めている。ザクレロは完成度の低さから不採用となった機体ではあるものの、デミトリー本人はその拡散ビーム砲の性能に太鼓判を押すなど全幅の信頼を寄せていた模様。

    上官であるトクワンを慕っていたが、ジャブローから宇宙へと上がってきた第13独立部隊 (ホワイトベース隊)の追撃戦で彼が戦死したため、仇討ちを果たすべく直後に命令違反を犯してザクレロで出撃した。

    ホワイトベース隊との戦いではザクレロの機動性を活かしてガンタンクを圧倒。続いて交戦したガンダム+Bパーツに対しても損傷を与え、時には肘関節のパーツをピンポイントで切り落とすという、針に糸を通すような芸当もこなしてみせたが、最後はすれ違いざまにビーム・サーベルを突き立てられ、乗機と共に爆散した。

    登場作品と役柄編集

    機動戦士ガンダム
    初登場作品。第31話~第32話に登場した。第31話ラストと第32話Aパートのみの登場という短い出番ではあったものの、大きな出っ歯とザクレロの奇妙奇天烈な外見のセットは強烈なインパクトを残す事となった。一方、劇場版ではビグロ戦~ザクレロ戦が丸ごとカットされたため未登場となっている。
    機動戦士ガンダム THE ORIGIN

    人間関係編集

    シャア・アズナブル
    部隊の指揮官。トクワンの戦死直後に仇討ちに逸るデミトリーを止めたものの、その後、知らぬ間に無断出撃してしまったため、出撃を許可したマリガンを叱責した。
    マリガン
    シャアの副官。デミトリーの気持ちを汲んで無断出撃を止めなかったものの、シャアから厳重注意を受けた上、その戦いでデミトリーが戦死したため、シャアから後で埋め合わせをするように言い渡された。
    トクワン
    上官。彼の事を慕っており、彼が戦死した直後にシャアに出撃の許可を請うた。

    名台詞編集

    「こぉんなモビルアーマーの出来損ないなんぞ、あと一撃で!」
    『1st』第32話より、ガンタンクとの交戦時に。「廃棄予定のモビルアーマー VS タンクもどき」という出来損ない同士の対決となった訳だが、ザクレロは次々とクリーンヒットを連発。出来損ない対決はザクレロに軍配が上がる結果となった。
    「よぉし!まずあの出来損ないから!」
    同上。ガンタンクを圧倒していると今度はGファイターのBパーツを下半身にドッキングさせたガンダムが登場。戦いはこれまた出来損ない対決となった。デミトリーは相手の意外な速さに一瞬たじろいだが、最初にすれ違った瞬間、相手のBパーツを切り裂き、2度目にすれ違った際には相手の肘パーツ(丸い部分)を鎌の先端で切り落とすという離れ業を見せた。ところが、デミトリーの動きは相手のコンピューターに簡単に予測されており、すれ違いざまにエンジン部にビーム・サーベルを突き刺され、敢え無く退場となった。作中でガンダム相手に損傷を与えた貴重なパイロットの1人であるため、たった一度の戦いで退場するには惜しい実力の持ち主であったと言える。

    搭乗機体・関連機体編集

    ザクレロ
    搭乗機。
    ザンジバル級
    母艦。

    リンク編集