スピアヘッド (SEED)
| スピアヘッド (SEED) | |
|---|---|
| 外国語表記 | Spearhead |
| 別表記 | VTOL戦闘機 |
| 登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 主力制空戦闘機 |
| 生産形態 | 量産機 |
| 型式番号 | F-7D |
| 所属 | 地球連合軍 |
| 主なパイロット |
ムウ・ラ・フラガ エドワード・ハレルソン |
概要 編集
地球連合軍が主力機として運用している多目的制空戦闘機。VTOL機として開発されており、真下に向ける事ができるベクターノズルと、エンジンの排気を導くVTOLノズルの併用により垂直離着陸が可能となっている。コクピットは複座式で2名まで搭乗可能。
基本性能は優秀であり、パイロットの腕と戦術によってはザフト軍のディンなどのモビルスーツ相手にもある程度渡り合える事ができる。しかし、戦争の長期化によってベテランパイロットが不足しており、新兵が操縦する本機ではモビルスーツに対して足止めするのがやっととなっている。
登場作品と操縦者 編集
- 機動戦士ガンダムSEED
- 初登場作品。放送当時の名称は「VTOL戦闘機」であり、後年になって「スピアヘッド」のペットネームが与えられた。PHASE-31(リマスター版第29話)から登場し、地球連合軍の重力下での主力機として運用されている。ムウ・ラ・フラガもアラスカ基地から脱出する際に本機に搭乗し、被弾しつつもアークエンジェルに強行着艦し合流を果たしている。
- 機動戦士ガンダムSEED MSV戦記
- Field 04にて「切り裂きエド」の二つ名で知られるエドワード・ハレルソンの戦闘機パイロット時代の搭乗機として登場している。かつて哨戒編隊に所属していたエドは、C.E.70年8月に本機で早期警戒・空中指揮型ディン特殊電子戦仕様と交戦し、主翼で敵機を文字通り両断する離れ業を見せ「切り裂きエド」の異名の由来となった(実際に異名を決定づけたのはソードカラミティ受領後のビクトリア基地奪還作戦にて)。実際にはこの時のエドは二日酔いの状態であり、気づいたら激突していたというのが真相であった。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- PHASE-11から登場。引き続き地球軍の主力機を担っている。
装備・機能 編集
武装・必殺攻撃 編集
- 空対空ミサイル
- 機体の底部に格納されている空対空ミサイル。使用時に2発のミサイルを搭載した発射機がせり出し、ミサイルを発射する。
- 20mm機関砲
- 機体の両側面に2門ずつ計4門内蔵されている機関砲。
対決・名場面 編集
関連機体 編集
- スカイグラスパー
- 本機を原型に設計・開発された戦闘機。ストライカーパックシステムの採用によりストライカーパックの装備・運搬が可能となっている。
- スピアヘッド (G-SAVIOUR)
- 『G-SAVIOUR (ゲーム版)』に登場する同名の量産型モビルスーツ。