シュヴァルベ・グレイズ
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シュヴァルベ・グレイズ | |
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外国語表記 | SCHWALBE GRAZE |
登場作品 | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ |
デザイナー | 海老川兼武 |
スペック | |
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分類 | 高機動カスタムモビルスーツ |
型式番号 | EB-05s |
全高 | 18.1m |
本体重量 | 32.5t |
主動力 | エイハブ・リアクター |
装甲材質 | ナノラミネートアーマー |
フレーム | グレイズ・フレーム |
開発組織 | ギャラルホルン |
所属 | ギャラルホルン |
主なパイロット |
概要編集
ギャラルホルンが開発した量産型モビルスーツ「グレイズ」と同型のフレームを用いた姉妹機。グレイズの開発過程で生まれた試験機をベースに高出力、高機動をコンセプトに開発されたのがシュヴァルベ・グレイズであり、厳密にはグレイズのバリエーションではないが、ギャラルホルン内部でも事実上はグレイズの同型機という扱いをされている。
汎用性の向上を図ったグレイズと比べ、低出力時の機体安定度が劣り、反面、最高出力に勝る分、戦闘の苛烈さが増すほどに性能を発揮する。高出力での運用に重点を置き、惑星重力の影響が大きい大気圏内においても戦闘行動が可能なよう、背部には惑星間航行が可能な戦艦のメインスラスターと同様の技術を用いたフライトユニットを装備。地上での飛行も可能であるが、パイロットにかかる負担も増し、機体コントロールは困難となる。
指揮官仕様で運用されている機体は搭乗者が固定されている場合が多く、パイロットに合わせたカスタマイズが行われ、機体ごとに個性が目立つ傾向がある(マクギリス機は青のカラーリング、ガエリオ機は紫のカラーリングに専用のランスユニット装備といったカスタマイズが行われている)。
グレイズ同様、運用する環境を選ばないのがシュヴァルベ・グレイズの強みである。軽量化装備に加え、フライトユニットによるさらなる高機動化、指揮、支援、格闘戦にも対応可能な豊富な武装バリエーションを有し、グレイズの兵装の換装も可能。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
- 初登場作品。主なパイロットはマクギリス・ファリド、ガエリオ・ボードウィンなど。火星への監査に訪れた2人の乗機として運用され、地球へ向かう鉄華団を迎え撃った。
この戦いでは火星支局長のコーラルが戦死し、アインをはじめとしたパイロット達もバルバトスに手玉に取られていく一方であったが、マクギリスとガエリオが本機で乱入した事で互角以上の戦いを見せた。
最終的にクーデリアやイサリビ共々バルバトスを逃がしてしまったが、その後もマクギリス達の戦力として船に残されている。
ガエリオ機はボードウィン家がガンダム・キマリスを投入した際に、当のガエリオからアインに譲渡されていたが、地球軌道上でバルバトス第5形態と交戦した際にキマリスを庇って大破した。
マクギリス機はマクギリスが地球外縁軌道統制統合艦隊の司令官に就任し、グレイズリッターに乗り換えた事で副官の石動が搭乗し、夜明けの地平線団討伐の際に投入されている。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
- GR-W01 120mm25口径ライフル
- グレイズの標準的な射撃武装。集弾性が高く、主力武器としても支援武器としても利用価値が高い。
- GR-H01 9.8mバトルアックス
- グレイズと共通の格闘兵装。ナノラミネートアーマーに守られたモビルスーツ同士の戦闘においては、直接打撃が最も有効とされ、対MS戦を想定して装備される
- GR-Es02 ワイヤークロー
- 本機の左腕に装備された武装。敵への攻撃に用いられる他、ワイヤーを用いた対象の拘束、敵艦へ取り付く為のアンカーなど多彩な運用が可能(ガンダム・バルバトスも鹵獲した本装備で高速機である百里を相手取っている)。
- GR-Hs01 16.5mランス
- ガエリオ機の専用装備である大型突撃槍。 ナノラミネートアーマーによる防御の一点突破を目的として開発された対艦・対モビルスーツ用装備であり、ライフルの銃身を取り外したGR-Es01 ショートライフルをベースに、大型のランスを外装する形で運用される。
- 専用ハンドガン
- 130mm口径のショートバレルハンドガン。シュヴァルベ専用に開発された射撃武装。
対決・名場面編集
関連機体編集
商品情報編集