レギンレイズ
| レギンレイズ | |
|---|---|
| 外国語表記 | Reginlaze |
| 登場作品 | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ |
| デザイナー | 海老川兼武 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 次期主力モビルスーツ |
| 生産形態 | 量産機 |
| 型式番号 |
|
| 全高 | 18.5m |
| 本体重量 | 31.9t |
| 主動力 | エイハブ・リアクター |
| 装甲材質 | ナノラミネートアーマー |
| フレーム | レギンレイズ・フレーム |
| 開発組織 | ギャラルホルン |
| 所属組織 | ギャラルホルン |
| 所属部隊 | 月外縁軌道統合艦隊 (アリアンロッド艦隊) |
| 主なパイロット |
ジュリエッタ・ジュリス イオク・クジャン ギャラルホルン兵 |
概要 編集
ギャラルホルンがグレイズの好景気として研究を進めて来た次世代機。開発の系譜はグレイズから引き継ぎつつ、グレイズよりも対モビルスーツ戦闘に特化したプランが採用されている。
これまではMSの存在自体が抑止力として効力を発揮してきたため、ギャラルホルンが開発する機体はメンテナンス性の高さや運用面での扱いやすさに重きが置かれていた。だが、鉄華団によるエドモントン侵攻が、より重火力、重装備、高出力の開発計画を後押しし、レギンレイズの採用が本格化することになった。
レギンレイズはグレイズと同様に宇宙、地上、海中と運用環境を選ばない高い汎用性を持ち、それぞれの作戦に合わせた換装パーツも数多く開発されている。武装の幅も近、中、遠距離とあらゆる局面に対応出来るよう整えられている。
初期に18機がラスタル・エリオン指揮下のアリアンロッド艦隊に配備され、その後マクギリス・ファリド事件を経て正式採用されている。
バリエーション 編集
- 一般機
- アリアンロッド艦隊に配備された機体の内、一般機として運用されている機体。カラーリングは艦隊の部隊カラーであるエメラルドグリーン。
- ジュリエッタ機
- ジュリエッタ・ジュリスの搭乗機。意向を汲む形で高機動、高出力化のカスタマイズが施された機体。試作武装のツインパイルを専用装備として使用している。カラーリングは一般機と同様のエメラルドグリーンだが、胸部などはホワイトで塗装されている。
- イオク機
- イオク・クジャンの搭乗する指揮官機。ダークグレーとクリームカーキを基調とするカラーリング。前線に出たがるイオクを積極的に前に出させないため、整備士と部下からの提案で長距離射撃がメインの支援型としてカスタマイズされている。
登場作品と操縦者 編集
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
- 初登場作品。主なパイロットはジュリエッタ・ジュリス、イオク・クジャンなど。夜明けの地平線団との戦いでジュリエッタ機とイオク機が投入され、特にジュリエッタ機はパイロットの腕もあってバルバトスとも互角に渡り合う戦闘力を見せつけた。
その後も暴動の鎮圧などに活躍するも、火星でハシュマルが発掘された際には、イオク機が不用意に近づいた結果ハシュマルが起動する引き金となってしう。
マクギリス・ファリド事件後はグレイズからの機種転換が進んでおり、ラスタルが演説を行う後ろで剣を掲げる機体が描かれている。 - 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG
- サイドストーリーの「ヴィダール前夜」でヤマジン・トーカが開発に携わっていたことが語られ、ヤマジンはその後エックスケー(ガンダム・ヴィダール)開発に引き抜かれたとされる。また、「ひげのおじさま」ではガラン・モッサがテストパイロットとして搭乗していたことが示唆されており、搭乗時のデータ自体は消去されたが、ジュリエッタがガランの匂いを感じ取ってそれを見抜いている。
装備・機能 編集
特殊機能 編集
- 頭部球体センサー
- 頭部に搭載されたセンサー。グレイズのものからセンサー形状が改められているが、展開方式などは同様。
- 換装
- 作戦に合わせた換装パーツが数多く開発されており、あらゆる局面に対応できるよう武装の幅も幅広い。
- ブースターユニット
- 背部に装備可能な追加ブースター。グレイズのそれからスラスター本体を装甲で覆ったような形状に改められている。主に宇宙での運用時に装備されるが、地上でも装備したまま活動が可能。
武装・必殺攻撃 編集
- GR-W11 130mmライフル
- グレイズ用に使用されているモデルよりも口径が上がり、より対MS戦闘を意識して採用されたレギンレイズの標準ライフル。装備の左右に弾倉を取り付け、バレルを取り外してショートバレルライフルとして使用可能な構造などはグレイズ用のライフルを踏襲している。
- マルチウェポンパック
- ライフル本体に各種装備を装着可能なウェポンパック。装備はバレル下部に装着可能なグレネードランチャーやロケットランチャー、ソードユニットなどがあり、射撃から格闘戦までに対応可能。
- GR-E11 ガントレット
- シールド及びナックルガードとしての機能を果たすレギンレイズ用の追加装甲。
- ツインパイル
- レギンレイズ用に開発された試作武装。柄の底面にアンカーが仕込まれている大型の杭。ジュリエッタが好んで使用する。
- 長距離レールガン
- ギャラルホルンの開発部門が試作した電磁砲。腰部に砲の本体をマウントし、腰背部弾倉から給弾ベルトを介して弾丸が供給される。非使用時は砲身を折りたたむことも可能。主にイオク機が装備。
- GR-Hr01 ナイトブレード
- グレイズリッターと同一の剣。イオク機が装備しており、彼の性格が色濃く反映された選択と言える。非使用時には腰部に接続されたマウントラッチにマウントされる。
対決・名場面 編集
関連機体 編集
- レギンレイズ・ジュリア
- レギンレイズのさらなる高性能化を目指した試作機。
- グレイズ
- 前世代機。レギンレイズは配備数が少なく、実戦投入以降もこちらが用いられている。
商品情報 編集
ガンプラ 編集