クロスボーン・ガンダムX-11 ファータモガーナ・フルクロス
| クロスボーン・ガンダムX-11 ファータモガーナ・フルクロス | |
|---|---|
| 登場作品 | 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゼーロイバー |
| デザイナー | 長谷川裕一 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 試作型モビルスーツ |
| 生産形態 | 試作機 |
| 型式番号 | JMSX-11FFF |
| 主動力 | 熱核融合炉 |
| 開発組織 | 木星共和国 |
| 所属組織 | 木星共和国 |
| 所属部隊 | 蛇の足 |
| 母艦 | ビッグフィッシュ |
| 主なパイロット | カーティス・ロスコ |
概要 編集
クロスボーン・ガンダムX-11にファータモガーナ・フォーゲルとフルクロスを同時装備した機体。このX-11は宇宙世紀0170年のシュヴァイン戦で大破したものとは別機体となっている。
本来ならばX-11を再び戦場に投入することはなかったのであるが、宇宙海賊の暗躍に対抗するために必要との判断から、カーティス・ロスコの勅命によってX-14完成までの間にいくつか製造されたパーツを組み合わせたX-11本体に、ファータモガーナ・フォーゲルユニットとフルクロスを装備して急遽完成された。本機のファータモガーナ・フォーゲルユニットはグランパスに装備された物と同仕様であり、フルクロスの装備と合わせて現状考えうる限り、最強のクロスボーン・ガンダムであるが、既に宇宙世紀0172年の最新型の機体との性能差を補えるほどではなくなってきてしまっている。
登場作品と操縦者 編集
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゼーロイバー
- 初登場作品。
装備・機能 編集
特殊機能 編集
- コアブロックシステム
- コクピットブロックは機体から分離してコア・ファイターとなる。基礎構造はクラスターガンダムのコア・ファイターを参考にしつつもよりマルチプルな運用を可能とする事を目標とし、システマチックに洗練されている。
- ファータモガーナ・フォーゲル
- 背部に装備されたX字型のミノフスキードライブユニット。グランパスと搭載された物と同様に、連続稼働時間を15分、その後の冷却時間を2時間取ることで再使用可能な仕様となっている。
- フルクロス
- 両肩部に装備された追加装甲。フルクロス内にスラスターを内蔵している他、装甲表面には耐ビームコーティングが施されている。
- スカルヘッドユニット
- 両肩部に装備されたIフィールド発生器。ビームによる射撃攻撃に対して高い防御性能を発揮する。
- 立体音響システム
- 赤外線センサーが捉えた映像を立体音響としてコクピットに流すことで、目が見えなくとも周囲を把握することができるシステム。X-0に搭載された物と同様のシステムで、細部は把握できず、初見の物に対しては判断が遅れるという欠点を有する。
武装・必殺攻撃 編集
- バルカン砲
- 頭部に2門内蔵された機関砲。小口径ながらも必要充分な威力を持ち、主に牽制やミサイルの迎撃等に使用される。
- ビーム・サーベル / ビーム・ガン
- 両肩部に計2本収納されたビーム・サーベル。収納状態やコア・ファイター時にはビーム・ガンとして機能する。
- 多目的攻撃兵装「クジャク」
- クロスボーン・ガンダムのムラマサ・ブラスターとピーコック・スマッシャーの能力を、変形による切り替えで双方とも使用できるようにしたマルチプル・ウェポン。ムラマサに相当する「バスターモード」とピーコックに相当する「スマッシャーモード」に変形し、前者は「ムラマサ」と同様に片側7本、計14本のビーム刃を展開し、後者では「バスターモード」の刀身部をボウガン状に展開し、15門の砲口からビームを一斉に発射する。
- ヒート・ダガー
- 両脚部に格納された実体式の短剣。発熱機能は無く、スラスターの排熱を利用し刀身部を加熱する。
- シザー・アンカー
- フロントアーマーを変形させて使用する射出式アンカー。
- ブランド・マーカー / ビーム・シールド
- 両腕部に装備された格闘武装。先端から3本のビーム刃を形成した後、殴りつけて対象の部位を破壊する。ビーム・シールドとしても使用可能。
対決・名場面 編集
関連機体 編集
- クロスボーン・ガンダムX-11
- 原型機。新たに組み上げられたX-11がベースとなっている。
- クロスボーン・ガンダムX1フルクロス / クロスボーン・ガンダムX-0 フルクロス
- 他にフルクロスを装備したクロスボーン・ガンダム。