ギャン (ハクジ装備)

ギャン (ハクジ装備)
外国語表記 Gyan Hakuji-Packs
登場作品 機動戦士Gundam GQuuuuuuX
デザイナー
  • 山下いくと (ラフデザイン)
  • 渭原敏明 (クリンナップ)
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スペック
分類 白兵戦用モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 MS-15/H
全高 19.0m
本体重量 62.7t
全備重量 68.6t
主動力 熱核融合炉
開発組織 ジオン公国軍
所属組織 ジオン公国軍 突撃機動軍
所属部隊 キシリア・ザビ近衛部隊
母艦 チベ級「パープルウィドウ」
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概要 編集

ジオン公国軍の開発した襲撃・格闘用モビルスーツ。旧世紀・中世ヨーロッパで見られた甲冑を彷彿とさせる外観と菱形の頭部を有するのが特徴で、十字のモノアイスリットを採用する。

素体となるMS-15 ギャンは「突き」での攻撃を想定したビーム・サーベルや、6基の機雷(ハイド・ボンブ)が収納されている円形のギャン・シールドを装備した機体であるが、その性能は白兵戦寄りであり、空間戦闘能力では他に劣る部分があるとされていた。これを補うために追加開発、装備されたのが27.3mにも及ぶ長尺の専用スピア「ハクジ」である。

ハクジは先端部に3基のレールガンを内蔵するほか、後方には推進器を搭載しており、これが機体の外部スラスター/加速装置として機能することで、より高機動、高速度での作戦が可能となった。

登場作品と操縦者 編集

機動戦士Gundam GQuuuuuuX
初登場作品。エグザべ機に遅れる形で第10話から登場。キシリアの近衛部隊によって運用され、ギレン・ザビ暗殺後、イオマグヌッソに係留されていた国家親衛隊のビグ・ザムを襲撃。相応の被害を出しながらもこれを撃滅したが、シャリア・ブルキケロガの前に次々と撃破された。

装備・機能 編集

武装・必殺攻撃 編集

ビーム・サーベル
両腰にマウントされた格闘兵器。レイピアを彷彿とさせる形状で、斬り結ぶだけでなく、刺突でも効果を発揮する。
ギャン・シールド
正円形を特徴とする大型の防御装備。6基の機雷(ハイド・ボンブ)を内蔵しており、発射時には収納部が立ち上がる。
ハクジ
3基のレールガン[1]と推進装置で構成されている大型兵器。本装備の加速力を用いた機体の高速移動が可能となっている他、大型の槍としても使用でき、刺突部分は電磁シールドに対して有効である。

対決・名場面 編集

対:ビグ・ザム
『GQuuuuuuX』第10話。ギレン暗殺後、キシリアの命令でパープルウィドウから出撃するギャン部隊。軍港に係留された艦艇に目もくれずビグ・ザムへと攻撃を加え、これを撃破する。

関連機体 編集

ギャン
宇宙世紀正史におけるギャン。なお、「ハクジ」の名称はギャンのラフ段階での名称でもある。
エグザべ専用ギャン (ハクジ装備)
エグザベ・オリベ専用のギャン。
ギャン・エーオース
正史におけるギャンのバリエーション機。本機と同様にロイヤルガード機として運用されている他、先端に射撃武器を搭載した槍型の複合兵器を装備しているなど共通点が多い。

商品情報 編集

リンク 編集

脚注 編集

  1. 理由は不明だが作中ではビグ・ザムのIフィールドに弾かれるなどビーム砲であるかのように描写されている。