ガンダム・ピクシー (LA)
ガンダム・ピクシー (LA) | |
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外国語表記 | Gundam Pixy (LA) |
別表記 | ガンダムピクシー (LA) |
登場作品 | 機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy |
スペック | |
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分類 | 白兵戦用試作型モビルスーツ |
生産形態 | 改修機 |
型式番号 | RX-78XX |
主動力 | 熱核融合炉 |
原型機 | ガンダムピクシー[初期配備型] |
改修 | 地球連邦軍 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | ウィッチハント隊 |
主なパイロット | リリス・エイデン |
概要編集
地球連邦軍が極秘裏に開発していた陸戦用のガンダムタイプであるピクシーの初期配備型を、ウィッチハント隊のエースであるリリス・エイデン用にカスタマイズした機体。全身がパーソナルカラーである赤に塗装されている。
ベース機であるピクシーは対MS白兵戦闘のデータ収集を目的とした試験機の色合いが強く、機体の軽量化により機動性と運動性を極限まで高めた設計であったが、本機はアリゾナ砂漠地帯での戦闘後に、パイロット適正に合わせた実戦的な改修が施された。
機体各部に増加装甲が設置され、その重量増加分に対応するために脹脛部にもスラスターを増設しバックパックのスラスター形状も変更するといった改修によって、多少の損傷を負いつつも得意の近接戦闘距離に到達しやすくなり、継戦能力も向上している。
武装面では、リーチが短くリリスには扱いにくかったビーム・ダガーに代わり、標準的なビーム・サーベルが装備されると同時に、パイロットの要望を受け、リーチの長いツイン・ビーム・スピアを携行している。射撃武装も近~中距離用にバランスよく装備され、ベース機に比べ汎用的な運用が可能なカスタム機となっている。
登場作品と操縦者編集
- 機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy (ゲーム版)
- 初登場作品。ガンダムピクシー[初期配備型]に代わるリリス・エイデンの3番目の搭乗機として登場。第10話と第14話のステージボスを務める。配備機体を一新し戦力を強化したノイジー・フェアリー隊を追撃し、2度にわたって激闘を繰り広げる。2度目の戦いではアルマ・シュティルナーのティターニアと一騎打ちを演じ、激闘の末、両腕を破壊され敗退した。その後、ケープカナベラル基地で終戦を迎えたノイジー・フェアリー隊の前に現れ、アルマとリリスが直に顔合わせしている。
装備・機能編集
武装・必殺攻撃編集
- 頭部バルカン (60mmバルカン砲)
- 頭部に2門内蔵している。牽制や迎撃等に使用される。
- ビーム・サーベル
- バックパックに2基装備されている近接武装。原型機のビーム・ダガーに代わって装備された。リリスは2刀流での使用を基本スタイルにしている。
- ツイン・ビーム・スピア
- ジム・ストライカーと同じ装備で、本機の主兵装の一つ。ビーム・ジャベリンの運用データを生かして開発されている槍状の武装で、接近戦時のリーチに優れる。先端部に2本設置されたビーム・サーベルには可動機構があり、長いリーチを活かしたロッドモード、敵をなぎ払うサイズモードの2形態に変更でき、用途に応じた使い分けが可能。非使用時にはバックパック左側面にマウントされる。
- ロケット・バズーカ (バルザック式380mmロケット・バズーカ)
- ジムシリーズのオプション装備として開発されたバズーカ砲。センサーが追加されたことにより精度が向上している他、装備そのものも軽量で扱いやすい。
- ビーム・ガン
- 主にジム・コマンドが使用している、ボトル状のE-CAPが特徴的な高出力のビーム射撃火器。非使用時にはバックパック右側面にマウントされる。
- 簡易小型シールド
- フルアーマーガンダムと同型の、左腕の追加装甲と一体化している実体盾。
対決・名場面編集
関連機体編集
- ガンダムピクシー[初期配備型]
- 原型機。ただしゲーム中の機体説明ではベース機が初期配備型であるとは明言されていない。
- 陸戦型ジム (LA)
- リリスの当初の搭乗機。パーソナルカラーである赤やツイン・ビーム・スピアを主兵装とする点が引き継がれている。
- ジム・ストライカー
- 同時期に連邦軍で開発された近接格闘機。全身への増加装甲の追加やツイン・ビーム・スピアの装備など、共通するコンセプトが多い。
- フルアーマーガンダム
- フルアーマーガンダムの簡易小型シールドを本機も左腕に装備しているため、FSWS計画と何らかの関わりがあるものと思われる。
余談編集
- 初出である『Code Fairy』では改修前の初期配備型と違って機体名に「・ (中黒)」が入っているが、『バトオペ2』では中黒無しの「ガンダムピクシー (LA)」表記となっている。
- 原型機のピクシーは本機の原作ゲームである『Code Fairy』及び『バトオペ2』ではステルス機能を持っているのだが、改修機である本機ではステルス機能がオミットされている。