ガンダムアストレイ ブルーフレームセカンドG
ガンダムアストレイ ブルーフレームセカンドG | |
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外国語表記 | GUNDAM ASTRAY BLUE FRAME SECOND G |
登場作品 | |
デザイナー | 阿久津潤一 |
スペック | |
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分類 | 汎用試作型モビルスーツ |
生産形態 | 改修機 |
型式番号 | MBF-P03 second G |
全高 | 17.78m |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 |
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原型機 | ガンダムアストレイ ブルーフレーム |
改修 | |
所属 | サーペントテール |
主なパイロット | 叢雲劾 |
概要編集
セブン・ソキウスとイレブン・ソキウスとの戦闘で中破したガンダムアストレイ ブルーフレームをモルゲンレーテ社で修復を兼ねて改修した機体。「G」はセカンドLとの区別のために劾の頭文字から取られている。
改修作業は技術主任のエリカ・シモンズとロウ・ギュールによって行われ、劾が設計して依頼していた改良パーツが新たに組み込まれている。両肩部に追加されたフィンスラスターは推力偏向パドルを有する推進器となっており、対MS戦においてより鋭い三次元的な機動を可能としている。フィンスラスターの推力は従来のバックパックと同等であり、急激な姿勢変更や強引な軌道変更を行うことも可能。足先部のパーツも小型化された物に変更され、設置面積が小さくなったことで以前より小回りが利くようになっている。さらに足底部には隠し武器としてアーマーシュナイダーが内蔵されている。
改修の中でストライクルージュ用に用意されていたフェイズシフト装甲をコクピット周りに使用する案が上がり、ロウが重量増加とエネルギー消費量増加を懸念し、外部装甲をそのままにして内部にフェイズシフト装甲を使用する二重装甲の形が採用されている。これは外部装甲に設置した圧力センサーがダメージを感知した時のみ通電するというアイデアで、偶然にも同時期に地球連合軍が完成させていたトランスフェイズ装甲と同じ機能となっている。なお破壊された頭部とバックパックは、従来と同じ物が新たに再生産された。
当初はこの形で完成する予定であったが、破壊された頭部とバックパックをすぐには用意できなかったため、ロウがレッドフレーム用に製造していた改良パーツを用いてガンダムアストレイ ブルーフレームセカンドLとして完成した。後にブルーフレームセカンドのバッテリーはモルゲンレーテ社で高性能な物に変更され、稼働時間が30%向上している。
登場作品と操縦者編集
装備・機能編集
特殊機能編集
- トランスフェイズ装甲
- コックピット周辺に採用された装甲。偶然地球連合軍のトランスフェイズ装甲と同じ機能となった。
- 換装
- 装備を換装可能。
武装・必殺攻撃編集
- 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
- 頭部に左右一対2門内蔵されている対空機関砲。
- ビームライフル
- プロトアストレイシリーズ専用のビームライフル。
- ビームサーベル
- バックパックに計2本装備されているプロトアストレイ共通のビームサーベル。
- 対装甲コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」
- 両大腿部の鞘に計2本装備されている戦闘ナイフ。今まで装備していた物に対ビームコーティングを施した改良型で、ビーム攻撃を運動性能の邪魔となるシールドではなくナイフで防ぐことを目的としている。これによりビームサーベルによる攻撃を受け止められるようになり、難易度は高いがビームライフル等の射撃も防御することが可能となった。また隠し武器として爪先部に剣状の物、踵部に斧状のアーマーシュナイダーが内蔵されており、蹴撃の威力が高められている。
対決・名場面編集
関連機体編集
- ガンダムアストレイ ブルーフレーム
- 原型機。
- ガンダムアストレイ ブルーフレームセカンドG スナイパーパック
- 長距離射撃用のオプション装備を追加した機体。
- ガンダムアストレイ ブルーフレームセカンドL
- 頭部とバックパックを換装した姿。
- ガンダムアストレイ ブルーフレームセカンドリバイ
- セカンドLをさらに改造した姿。
- ガンダムアストレイ ブルーフレームサード
- ジャングル戦用に改修した姿。
- ガンダムアストレイ ブルーフレームフォース フルアーマー・フェイズシフト
- 太陽付近ミッション用の姿。