ガガウル級
ガガウル級 | |
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外国語表記 | GAGAULU CLASS |
登場作品 | MSV-R |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | MS運用駆逐艦 |
全長 | 67.4m |
全備重量 | 1,470t |
推進機関 | 熱核ロケットエンジン |
搭載可能MS数 | 2機 |
開発組織 | ジオン公国軍 |
所属 | ジオン公国軍 |
概要編集
ジオン公国軍がモビルスーツの簡易運用艦として、既存の駆逐艦に改修を施して誕生したMS運用駆逐艦。
モビルスーツの実戦配備に伴って大掛かりな軍備拡大を図るジオン公国軍にとって、前線におけるモビルスーツ稼働数の拡大は急務であった。モビルスーツの実用化に目処がついた時点で、新造される巡洋艦クラス以上の艦船には専用格納庫が折り込まれることになったが、総搭載数はジオン公国上層部が必要と考える基準を満たすものではなかった。そのため大量のモビルスーツ運用のために新造空母や機動巡洋艦の開発が進められ、同時に既に就役している艦艇にモビルスーツの運用を可能とする改修作業も進められた。
ガガウル級はモビルスーツ稼働数の増大を目的とした応急的な艦として計画され、モビルスーツ運用艦に改修された艦の1つである。船体の両側面にモビルスーツを固定するドッキング・ベイが増設されており、出撃させる際には背部をロックした固定アームが展開され、進路を確保して射出される。このような方式であるためメンテナンス作業スペースは当然なく、補給も含め稼働に必要な作業は他の艦艇に委ねる部分が多い。
MSパイロットにとっても格納庫を有する巡洋艦クラス以上の艦艇に比べ、ガガウル級の運用性能はとても満足できるものではなかった、特に艦底部から伸びるチューブによる乗降システムの評判は悪く、MSパイロットたちからはストレスとなるこの乗降システムの改善要求が随時挙げられていた。MSパイロットからの評判は悪かったが、一年戦争初期の貢献度を評価する声も多かったとされている。
ガガウル級の改修計画は78隻が予定され、宇宙世紀0078年末には65隻の改修作業が完了していた。宇宙世紀0079年3月以降は地球降下作戦による戦況の変化や、新造艦の就役によりガガウル級のほとんどがモビルスーツの運用任務から外され、通常の駆逐艦としての運用に移行した。一部のガガウル級は駆逐艦としての機動性能を活かし、ザク強行偵察型の運用艦として偵察部隊に配備され、激戦地で数々の強行偵察任務で功績を残したと言われている。
同型艦編集
- ペルル・ノワール
- 『虹霓のシン・マツナガ』に登場。艦籍番号Z-225。ソロモンで輸送任務に従事している。
登場作品編集
装備・機能編集
特殊機能編集
- MSドッキング・ベイ
- 艦載機を繋留するためのアーム。艦両側面に1基ずつ搭載。
武装・必殺攻撃編集
- 連装メガ粒子砲
- 連装式の主砲。艦体上下に1基ずつ計2基装備されている。
- メガ粒子砲
- 単装式の副砲。エンジン両側面に計2基装備されている。
- ミサイル・ランチャー
- 艦体上部に1基装備されている8連装ミサイル・ランチャー。
搭乗員編集
ペルル・ノワール編集
- レオニー・ベルナール
- 艦長。
- ウエスト
- クルー。