DIアダガ
DIアダガ | |
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外国語表記 | DI ADAGA |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R |
デザイナー | アストレイズ |
スペック | |
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分類 | 汎用試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 | ヴァリアブルフェイズシフト装甲 |
開発組織 | 民間企業 |
所属 | 民間企業 |
主なパイロット | AI |
概要編集
民間企業がザフト軍の支援を受けて開発したデスティニーインパルスRの同型機。機体名称の「アダガ」はポルトガル語で「短剣」を意味する他に、地球連合軍のダガーシリーズに対する「アンチ・ダガー」の意も含まれたダブルミーニングとなっている。
DIアダガはデスティニーインパルスRの支援を目的とした機体であり、優秀な2名のパイロットの能力を最大限に引き出す「バディシステム」のために開発された。デスティニーインパルスRと異なる頭部には、そのための特殊なセンサー系と戦闘支援AIが搭載されている。戦闘支援AIは常に戦闘データを蓄積しており、最終的には無人支援機として運用することが開発目標となっている。
AIに学習させるための優秀な人材の確保や実機における学習期間など、一定の条件を整える必要はあるが、このシステムを用いれば名のあるエースパイロットと同等の無人機を作り出すことも不可能ではないとされる。
登場作品と操縦者編集
装備・機能編集
特殊機能編集
- ヴァリアブルフェイズシフト装甲
- フェイズシフト装甲の改良型。装甲に流す電流の量を調整する事でエネルギーの効率的な配分を可能としており、稼働時間の延長等が可能となった。また、この影響で一部の機体は装備の換装等によってカラーリングが変化する場合がある。デスティニーインパルスと異なりシルエットには採用されていない。
- デュートリオンビーム送電システム
- 電力を指向性のビームに変換し、機体へ照射する事でワイヤレスでエネルギーを供給するシステム。これにより、母艦が存在する限り帰艦する事なく戦闘を継続する事が可能となった。
- バディシステム
- OSに搭載されている2名のパイロットによる高度な連携行動を可能とするシステム。本機が無人機でも機能し2機以上で連携することも可能だが、有人機が撃破されると無人機が行動不能になる弱点が存在する。
- シルエットシステム / ストライカーパックシステム
- 背部コネクタを介して各種シルエットモジュール及びストライカーパックに換装可能。本機ではデスティニーRシルエットが装備されている。
- 分離 / 合体
- デスティニーRシルエットの分離及び合体が可能。分離状態ではデスティニーRシルエットを無人の戦闘機として運用することが可能。
- 光の翼
- 背部のウイングユニットに搭載されている推進システム。ウイングユニットの形状はデスティニーに近い形に変更されている。
- ミラージュコロイド
- 背部のウイングユニットから散布されている。幻惑機能として機能する。
武装・必殺攻撃編集
DIアダガ本体編集
- MMI-GAU25A 20mmCIWS
- 胸部に2門内蔵されている近接防御機関砲。
- M71-AAK フォールディングレイザー対装甲ナイフ
- 両腰部に収納されている戦闘ナイフ。
- MA-BAR72 高エネルギービームライフル
- インパルス専用のビームライフル。
デスティニーRシルエット側編集
対決・名場面編集
関連機体編集
- デスティニーインパルスガンダムR
- 同時開発された機体。
- DIアダガ・オーディン
- 『ガンダムビルドファイターズA-R』でグレコ・ローガンが第六回世界大会で使用したガンプラ。ガイアシルエットと合体する事で猛牛 (ブル)モードとなる。