「試製高機動型ザクII (R-2P型)」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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[[ジオニック社]]が開発した宇宙用試作型[[モビルスーツ]]。次期主力機の各社競合選定用に[[高機動型ザクII (R-1A型)]]をベースに改修した機体である。
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[[ジオニック社]]が開発した[[高機動型ザクII (R-2型)|R-2型]]の試作機。名称は他に「高機動型ザク後期型試作機」や「高機動型ザク・ビーム兵器搭載型」とも表記される。
  
最大の変更点はジェネレーターであり、[[ゲルググ]]用に開発されていた新型ジェネレーターを搭載している。他にも脚部には追加装甲が追加され、ランドセルの燃料タンクも変更されている。さらに胸部側面にはインテークが追加されている。新型ジェネレーターによるビーム兵器の運用テストを目的とした機体であり、発射自体は成功したものの、冷却効率等に問題があったため本機でのビーム兵器運用は断念されている。
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R-2P型は[[高機動型ザクII (R-1A型)|R-1A型]]をベースに、開発中だった[[ゲルググ|MS-11]]用の試作新型ジェネレーターを搭載した機体であり、高機動とビーム兵器の搭載を両立させる事を目的としている。新型ジェネレーター搭載のため胸部上半分の容量を1.4倍に拡大したため胸部の前後幅が増しており、プロペラントタンク容量を余分にとったためスカート形状が変更されている。他にも細かい部分で変更が加えられており、胸部側面にはインテークが追加され、脚部に増加装甲が取り付けられている。
  
本機自体はテスト運用後、[[高機動型ザクII (R-2型)]]に改修されている。
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
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:出典元。
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:出典元。設定当時は設定画が線画しかなかったため、媒体によって配色が異なるのが特徴<ref>「機動戦士ガンダムMSVコレクションファイル 宇宙編(1999年11月)のザクII似のカラー、「ガシャポン戦士」や『[[機動戦士ガンダム ギレンの野望シリーズ]] (ジオン独立戦争記)』の[[試製高機動型ザクII|RP型]]カラー等。</ref>。
  
 
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
;試作型ビーム・ライフル
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:試作されたビーム・ライフル。デザインが2種存在しており、1つは長銃身のライフルで、もう1つは[[アクト・ザク]]も装備していた[[マラサイ]]のライフルに酷似したライフルである。
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:試作されたビーム・ライフル。本機では低出力ビームの発射が可能だったが、実用レベルには至っていなかった。
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:デザインが2種存在しており、1つはゲーム『[[機動戦士ガンダム ギレンの野望シリーズ|ギレンの野望シリーズ]]』で用いられている長銃身かつ独自形状のライフルで、もう1つはフィギュア『ZEONOGRAPHY』に付属している[[アクト・ザク]]も装備していた[[マラサイ]]のライフルに酷似した物である。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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;[[高機動型ザクII (R-1A型)]]
 
;[[高機動型ザクII (R-1A型)]]
 
:原型機。
 
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== リンク ==
 
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*[[登場メカ]]
 
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2022年1月12日 (水) 23:59時点における最新版

試製高機動型ザクII (R-2P型)
外国語表記 Zaku II High Maneuver Proto Model Type R-2
登場作品 MSV
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 宇宙用試作型モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 MS-06R-2P
頭頂高 18.0m
全備重量 76.8t
主動力 熱核融合炉
装甲材質 超硬スチール合金
開発組織 ジオニック社
所属 ジオン公国軍
主なパイロット エリオット・レム
テンプレートを表示

概要編集

ジオニック社が開発したR-2型の試作機。名称は他に「高機動型ザク後期型試作機」や「高機動型ザク・ビーム兵器搭載型」とも表記される。

R-2P型はR-1A型をベースに、開発中だったMS-11用の試作新型ジェネレーターを搭載した機体であり、高機動とビーム兵器の搭載を両立させる事を目的としている。新型ジェネレーター搭載のため胸部上半分の容量を1.4倍に拡大したため胸部の前後幅が増しており、プロペラントタンク容量を余分にとったためスカート形状が変更されている。他にも細かい部分で変更が加えられており、胸部側面にはインテークが追加され、脚部に増加装甲が取り付けられている。

宇宙世紀0079年10月にグラナダにて行われた公開テストではRP型と同様にエリオット・レムが搭乗し、模擬空戦において機動性や最大戦速時の攻撃性能の高さを証明した。一方、期待されていたビーム兵器の運用については、低出力のビームの発射にこそ成功するものの冷却効率に問題が残り、熱核融合炉の出力にも問題が発生したため、実用レベルにないと判断された。だが次期主力機選定の条件からビーム兵器の標準化が除かれ、加えて本機がビーム兵器を搭載していない状態では高い機動性を発揮したため、高機動機としてR-2型に再設計されることとなり、R-2P型もR-2型の1号機に改修された。

登場作品と操縦者編集

MSV
出典元。設定当時は設定画が線画しかなかったため、媒体によって配色が異なるのが特徴[1]

装備・機能編集

武装・必殺攻撃編集

ビーム・ライフル
試作されたビーム・ライフル。本機では低出力ビームの発射が可能だったが、実用レベルには至っていなかった。
デザインが2種存在しており、1つはゲーム『ギレンの野望シリーズ』で用いられている長銃身かつ独自形状のライフルで、もう1つはフィギュア『ZEONOGRAPHY』に付属しているアクト・ザクも装備していたマラサイのライフルに酷似した物である。

対決・名場面編集

関連機体編集

高機動型ザクII (R-2型)
本機を元にさらに高性能化した高機動型ザクII。
高機動型ザクII (R-1A型)
原型機。

商品情報編集

ガンプラ編集

フィギュア編集

書籍 編集

リンク編集

脚注編集

  1. 「機動戦士ガンダムMSVコレクションファイル 宇宙編(1999年11月)のザクII似のカラー、「ガシャポン戦士」や『機動戦士ガンダム ギレンの野望シリーズ (ジオン独立戦争記)』のRP型カラー等。