スーパーGフォートレス

スーパーGフォートレス
外国語表記 Super G Fortress
別表記 Gフォートレス武装強化案
登場作品 ΖΖ-MSV
デザイナー 明貴美加
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スペック
分類 試作型重戦闘機
生産形態 試作機 / 強化形態
型式番号 FX-010A (Gフォートレス形態)
FX-010X (MS形態)
頭頂高 30.58m
翼長 18.52m
本体重量 32.7t
全備重量 97.78t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 7,340kw
スラスター総推力 168,200kg
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 16,200m
開発組織 アナハイム・エレクトロニクス社
所属 エゥーゴ
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概要編集

ΖΖガンダム単機での作戦能力向上を目的に考案されたGフォートレスの武装強化案。

武装が増設され火力が向上している他、長距離巡航用プロペラント・タンクが2基装備されているため行動時間が延長されているが、モビルスーツ形態に変形する際は増設されたミサイルやプロペラント・タンクを分離する必要がある。

性能の高さから実戦での活躍が期待されていたが、ΖΖガンダム自体がそのパワーに付いていけなかったため改良されることとなる。結果的にはモビルスーツ形態であるFA-010Xとして運用されることが多かった。

登場作品と操縦者編集

ΖΖ-MSV
出典元。ガンプラ「1/100 ΖΖガンダム」の取扱説明書に「Gフォートレス武装強化案」の名称でイラストとスペック表、解説文が記載された。
GUNDAM WARS II MISSION ΖΖ
牛久保孝一氏による模型作例が掲載。スーパーガンダムに因んだ「スーパーGフォートレス」の通称や型式番号が設定された。模型作例はフルディティールアップしたΖΖガンダムの1/100キットに追加武装を施す形で製作されている。制作にあたって牛久保氏は明貴美加氏と対談しており、そこで追加パーツのコンセプトや使用方法について話を伺っている。

装備・機能編集

特殊機能編集

バイオセンサー
簡易サイコミュの一種。パイロットからの脳波を受信して操縦の補助や機体の追従性を向上させる。
本機では各所に分散して配されていると言われる。
変形
モビルスーツ形態に変形可能。ただし、その際に増加装備を分離する必要がある。

武装・必殺攻撃編集

ダブル・ビーム・ライフル
別名2連装メガビームライフル。ΖΖガンダムの主兵装であり、Gフォートレスの機首を構成する。
60mmバルカン
コア・トップの側面に設けられている左右二対4門の機関砲。
ビーム・キャノン
バックパックに2門装備されているビーム・キャノン。ハイパー・ビーム・サーベルの柄であり、ジェネレーターからエネルギー供給を得てビームを発射する。
21連装ミサイル・ランチャー
バックパック左側に装備されているミサイルランチャー。弾種はAMA-13S。
ウイング・シールド
両腕部に装備されている防御兵装。Gフォートレス形態では主翼および垂直翼となる。必要に応じて下面にミサイルを装備する事が可能。
ハイパー・メガ・ランチャー
バックパック右側に装備されている大型ビーム砲。モビルスーツ形態時には携行武装として用いられる。
ミサイル・ポッド
両肩前後に計4基装備されている21連装ミサイル・ポッド。弾種はAMA-35S。モビルスーツ形態でも装備できるが、肩部スラスターが使用不可能となる。肩部前部(Gフォートレスの状態では機体下部)のミサイル・ポッドについては『ΖΖ』第23話用に設定されたものの未使用となった物がデザイン転用されている。
ミサイル・ランチャー
バックパック左右のプロペラント・タンク側面に搭載されている2つのミサイル発射管。弾種はAMF-37H。発射管の側面にはミサイルのカートリッジも設けられている。

対決・名場面編集

関連機体編集

ΖΖガンダム (FA-010X)
モビルスーツ形態の状態。ハイパー・メガ・ランチャーを装備した状態だと思われる。
強化型ΖΖガンダム
フルアーマー化する際にΖΖガンダム本体に改装を施した機体。
フルアーマーΖΖガンダム
本機とは異なる強化プラン。結果的にこちらが正式採用され、実戦配備されている。

商品情報編集

リンク編集