ザクウォーリア (ライブ仕様)

ザクウォーリア (ライブ仕様)
外国語表記 ZAKU WARRIOR 〔LIVE CONCERT VERSION〕
登場作品 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
デザイナー 大河原邦男
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スペック
分類 量産型モビルスーツ
生産形態 式典用カラーバリエーション
型式番号 ZGMF-1000
全高 17.19m
本体重量 73.09t
主動力 バッテリー
開発組織 ザフト軍
所属 ザフト軍
主なパイロット ザフト兵
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概要編集

ザフト軍が開発した量産型モビルスーツザクウォーリア」をラクス・クラインミーア・キャンベル)のライブコンサート用に再塗装した機体。ピンクの機体カラーに加え、右肩にはハート、左肩にはハロと星が描かれ、さらにはシールドと胸部にそれぞれ「Lacus Clyne Alive!!」「LOVE」と書かれるなど、非常に派手な見た目の機体になっている。

軍隊におけるパレード閲兵式の花形の一つは戦車や装甲車両の行進や、戦闘機によるアクロバット飛行である。それは、ザフトや地球連合軍でも例外ではなく、MSの正式採用後、様々な式典に機体を登場させている。特にザフトではジンのバリエーション機である式典用装飾タイプを造り出し、アンドリュー・バルトフェルドを「砂漠の虎」として喧伝するなど、プロパガンダの面に於いても秀でており[1]、その流れを考えれば、桃色に塗られた半ばポップアート化されたザクウォーリアの存在も突拍子のない事ではなかったが、この無茶な塗り替えには現場の人間もかなり抵抗があったとされている。

センスの善し悪しはともかく、(戦場慰問ではあるにしろ)一介のアイドル歌手のコンサートに最新鋭機を舞台装置として使用する事に賛否はあったものの、「ラクス・クライン」のネームバリューがそれほどまでに大きかった事は言うまでもない。なお、ザクの投入を含めてライブの舞台演出には鋭敏マネージャーのキングT@KED@の意向が大きかったとされている。

登場作品と操縦者編集

機動戦士ガンダムSEED DESTINY
初登場作品。PHASE-19で登場。ディオキア基地でのミーア・キャンベルのライブに使用されている。とはいっても、彼女が自分で操縦したというわけではなく、ただ掌に乗って踊っていただけであり、実際に操縦したのは緑服のザフト兵である。
なお、ライブ終了後も機体はリペイントされずにいたらしく、PHASE-50にはブレイズウィザードを装備した状態でメサイアから出撃している姿が確認できる。

装備・機能編集

※ライブコンサートを主目的とする機体のため、下記の装備はハンドグレネードとシールドを除いて一切装備していない。

特殊機能編集

ウィザードシステム
連合のストライカーパックシステムを参考に、インパルスのシルエットシステムの思想を先取りした換装システム。ザクウォーリアとその上位機種であるザクファントムはバックパックを換装する事で様々な戦局に対応する事ができる。

武装・必殺攻撃編集

MA-M8 ビームトマホーク
ビームの刃を持つザクウォーリアの近接格闘用兵装。従来のMSが装備していたビームサーベル等の斬撃兵器より荒々しい印象が強い打撃兵器で、状況によっては敵に投げつける事もあった。通常はシールド内に格納されている。
MMI-M633 ビーム突撃銃
MMI(マイウス・ミリタリー・インダストリー社)製のビームライフル。ザクウォーリアの標準型兵装。破壊力と連射性を併せ持つビーム機関銃であり、その性格上、多少命中精度は落ちるが、弾のばら撒きを優先し、同時に多数の敵に攻撃を行う。特徴的な弾倉であるドラム型のマガジンを、シールドの裏側にスペアとしてホールドする事が出来る。
ハンドグレネード
MSサイズの手榴弾。左右腰部のキャニスターに計4基マウント可能。榴散弾は作戦用途に応じて通常のZR30Fの他、高性能炸裂弾や強力な燃焼性を持つZR271テルミット焼夷弾などを選択可能。
シールド
ザクウォーリアの左肩に装着されている対ビームコーティングが施された盾。オーブから流出した高硬度鋼の精錬技術は本来の用途の他に、表面に突き出した3本の衝角を利用した突撃攻撃を可能とした。
単なる防御兵装としてのみならず、弾倉やビーム・トマホークのホルダーとしての役目を持つ。

対決・名場面編集

関連機体編集

ブレイズザクウォーリア (ライブ仕様)
『DESTINY』の「FINAL PLUS」に1シーンだけ登場したブレイズウィザード装備。
ザクウォーリア
一般機カラー。
釈由美子専用ザクII
「ピンクの機体にハートマーク入りのザク」という点で共通。
ジン式典用装飾タイプ
本機と同様、式典用に特別仕様へと改修を受けたザフト機。

商品情報編集

ガンプラ編集

フィギュア 編集

リンク編集

脚注編集

  1. 連合の場合は、失態を糊塗するなどネガティブな目的によるものが多い。