作業用ザク
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MS-06W 作業用ザク(Zaku Worker)
概要
戦闘で使用不能となったザクIIやザクIなどの機体を組み合わせ、作業用として再利用した現地改修機(W型)。一般作業用ザク、ザク一般作業型、ザク・ワーカーとも。
作業用として、背面にランドセルを排除した荷物デッキ、右腕部には大型スコップ、左腕部にはウィンチなどが装備されており、没しの輸送や土木作業の他、塹壕堀りやバリケードの作成、トーチカ建設など、様々な作業に用いられた。現地改修機という事もあり、統一された規格は存在しないものの、これらの装備は多くのW型の共通装備として備わっている。また、マニュピレーターはザクIIの物を流用しているが、親指以外がミトンの様に一体化した物になっている。終戦間近の戦力不足の際にはザクIIの武装を施し、戦闘に参加した例も存在したという。
一年戦争中期からアジア西部戦線やアフリカ戦線で運用されたが、限定された地域だった事もあり、ジオン公国軍内部でも本機の存在を知る者は少ない。
なお「MS-06W」という型式番号を与えられているが、前線で作り出された出自もあり、便宜的かつ慣例的なものである。
登場作品と操縦者
- MSV
- 出典元。
- 機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊
- 一般機が登場。作業機ながら戦闘用のモビルスーツに負けず劣らずの戦いぶりを見せている。
- 機動戦士ガンダムMS BOYS ―ボクたちのジオン独立戦争―
- 主役機のザクタンクの上半身に用いられている。
- 機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン
- パラオのドックで2機が作業を行っている。
装備・機能
※作業機の為、基本的に非武装。
武装・必殺攻撃
対決・名場面
機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊
関連機体
余談
- 本機は1984年にMSVシリーズとして製品化が予定されていたものの、諸事情から開発中止になってしまっている。しかしそれから22年後の2006年に「ガンプラコレクション」のラインナップに選ばれ、念願の製品化を果たした。この際、当時のガンプラをイメージしたボックスアートが新規にデザインされている。
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