高機動型試作機
YMS-08A 高機動型試作機(High Maneuver Proto Model)
概要
ツィマッド社が開発した試作型モビルスーツ。
プロトタイプグフと競作の形で開発が進められていた機体。ザクIIF型の基本設計を流用しており、ラジエーターや装甲の強化、軽量化がなされている。背部と脚部には新開発された推進エンジンが装備され、短距離のジャンプ飛行が可能な設計となっていた。しかし、性能的にはザクIIJ型と大差ない性能で、推進エンジンも出力不足により十分なジャンプ飛行ができなかった。おまけに、コストパフォーマンスも悪く、試作段階で開発中止となり5機生産されるに留まっている。そして、本機の計画はプロトタイプグフに統合された。本機で培われた技術はドムに生かされている。
後にガンダムのデータを元に高機動化が図られたが、期待されたほど向上せずに終わっている。
登場作品と操縦者
装備・機能
武装・必殺攻撃
- ザク・マシンガン
- ドラムマガジン式の口径120mmマシンガン。
- ヒート・ホーク
- 手斧型の格闘戦闘用兵器。刃の部分を高熱化することで対象を溶断する。
- シールド
- 左腕部に装備されている防御兵装。