RMS-108 マラサイ(Marasai)
- 登場作品:機動戦士Ζガンダム、機動戦士ガンダムUC
- デザイナー:
- 分類:汎用量産型モビルスーツ
- 装甲材質:ガンダリウム合金
- 頭頂高:
- 全高:
- 本体重量:
- 全備重量:
- 主動力:熱核融合炉
- 出力:
- 推力:
- センサー有効半径:
- 開発組織:アナハイム・アレクトロニクス社
- 主なパイロット:ジェリド・メサ、カクリコン・カクーラー、他
ティターンズの量産型モビルスーツ。ハイザックの発展型で、アナハイム・エレクトロニクス社で開発された。
本来ならエゥーゴに引き渡されるはずだったが、アナハイム社が「ガンダムMk-II強奪事件」へ関与していたのではないかと疑われ、それをかわすためにティターンズへと無償で引き渡された(この際、型式番号もMSA-002からRMS-108へと変更されている)。このため、ティターンズ(地球連邦軍)側が知らなかったガンダリウムγの技術もティターンズの元へ渡る事となり、グリプス戦役の全陣営がガンダリウムγを使用したモビルスーツを運用するという形になった。
ハイザックをベースとしつつも、ムーバブルフレームを採用し、ジェネレータも強化されている為、ビームライフルとビームサーベルの同時運用も可能となっている。また、カタログスペック上はリック・ディアスや百式に匹敵し、操縦性も高い。反面、ハイザックの延長線上の機体にも関わらず機体コストが高く、軍の主力機とはならず、主にティターンズ等の一部のエリートへの支給が優先され、ハイザックやジムIIが引き続き主力としんなり、マラサイ自体も後に登場するバーザムに主力の座を譲ることとなる。
当初はエゥーゴの量産機としてデザインされた当機だが、製作陣営から「両陣営でモノアイ機とゴーグル機が混在するのは混乱する」と言う意見が出た為、急遽ティターンズ側の機体に変更されており、これが上記の「政治的理由」の参考にされている(リック・ディアスやメタスのようなモノアイ機がエゥーゴ陣営に存在するが、量産機では無い事から許容された模様)。
登場作品と操縦者
- 機動戦士Ζガンダム
- 先行生産型十数機がティターンズに引き渡され、その内の2機にジェリドやカクリコンが搭乗し、カミーユのガンダムMk-IIと交戦したが、両者とも撃破されている。
- 機動戦士ガンダムUC
- ジオン軍残党が運用してダカールを強襲、防衛隊のジムII等を圧倒するもののバイアラン・カスタムに撃破される。
- 機動戦士ガンダム サイドストーリー オブ ゼータ
- ハイザックやアッシマーと共にエゥーゴ(ジオン)陣営のMSとして登場している。
- 機動戦士ガンダム ジオンの再興
- ジオン陣営の主力MSとして活躍している。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- バルカン砲
- 頭部に2門内蔵。
- ビームサーベル
- シールド裏面に2本マウントされている。
- ビームライフル
- エネルギーパック方式の携行兵装。ハイザックと同じものを使用している。
- フェダーインライフル
- 『星の鼓動は愛』で登場した機体が装備していたが、使用は確認されていない。機動戦士ガンダムUCでは使用が確認されている。
- シールド
- 右肩に装備されている。ハイザックよりも大型化されており、折りたたみも可能。
対決・名場面
関連機体
- マラサイ (ジオン残党軍機)
- ロゼット
- 『ADVANCE OF Ζ ~ティターンズの旗のもとに~』に登場したハイザックをベースに開発された本機の試作機。
- ハイザック
- 前世代機。
- ギラ・ドーガ
- 本機の設計思想を引き継いだ形で、ザクIIIなどの機体を統合して完成した。