タイガーバウム
タイガーバウム (Tiger Baum)
サイド3の24バンチコロニー。サイド3に属するコロニーの中では数少ない一年戦争時に中立を宣言したコロニーでもある。
香港や許都をモデルにした観光用コロニーで、内部には中華街も設けられ、コロニーの外壁には竜の絵が描かれている。
第一次ネオ・ジオン抗争時には総監のスタンパ・ハロイがコロニー公社と共謀して重税を課しており、住民は低所得者が多かったが、その後宇宙世紀0100年代にはニューホンコンからルオ商会の手が入り、環境面の向上を果たすことになった。
スタンパの屋敷にはズゴックやアッガイといった旧式モビルスーツのコレクションが展示されているが、これらはコクピットを全天周囲モニター・リニアシート化するなどの近代化改修が施されている。
登場作品
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 初登場作品。第40話~41話の舞台となり、ネェル・アーガマが救助した難民船を引き渡すために寄港するが、スタンパがガンダムチームの女性メンバーや難民船に潜入していたハマーン・カーンを自身のハーレムに加えようと拉致したため、ジュドー・アーシタが地元少年のルナン一行と協力し、彼女たちの奪還のために行動することになった。
- 機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのメモリーより―
- 第一次ネオ・ジオン抗争後にルオ商会の資本が入ったことがウォン・リーの口から語られている。
- 機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム
- ヘイリー・アーフンの出身地として名前が上がっている。彼女の弁によれば、この頃から居住環境は良くなかった模様。