リーンホース

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リーンホース
外国語表記 Reinforce
登場作品 機動戦士Vガンダム
デザイナー 石垣純哉
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スペック
分類 宇宙巡洋艦
艦級 スペース・アーク級またはクラップ級
全長 249m
全幅 68m
カタパルト数 1 (艦尾にも着艦用と思わしき物あり)
開発組織 地球連邦軍
所属 地球連邦軍 アイルランド方面軍 → リガ・ミリティア
主な艦長 ロベルト・ゴメス
主な搭乗員 オーティス・アーキンズなど
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概要編集

ザンスカール戦争においてロンドンデリーに駐屯している地球連邦軍リガ・ミリティアカミオン隊に供与した老朽艦。

スペース・アーク級あるいはクラップ級の同型艦であるが、舷側の形状や対空機銃座の配置箇所など各部で仕様の変更がなされており、基本構造に大きな差異は無いものの全体的なフォルムはだいぶ異なる物となっている。

基本的な装備は一通り揃っているため運用性能は高く、MSの収容・整備能力にも優れているが、原型艦が進宙してから40年前後[1]が経過しているため、性能的にはベスパの新鋭艦に大きく劣っている。

登場作品編集

機動戦士Vガンダム
初登場作品。第16話~第22話に登場し、ドゥカー・イクらのガルグイユの襲撃を受けつつもサラミス改級に曳航されて宇宙へと上がった。その後の戦闘でガウンランドと合流しつつ太陽電池衛星ハイランドに到着したリーンホースはカイラスギリー攻略戦を実施。無人艦として改良したガウンランドを盾にしつつカイラスギリー艦隊に正面から接近し、旗艦のスクイードIに強行接舷、白兵戦に突入し制圧に成功した。作戦後は拿捕したスクイードIに曳航されてラビアンローズIVに到着し、リーンホースJr.へと生まれ変わった。
機動戦士クロスボーン・ガンダム
第4巻第3話~第4話の連邦軍艦隊登場シーンに同型艦が多数登場。シェリンドン・ロナの協力の下、ラー・カイラム級と共に宇宙海賊クロスボーン・バンガードの武装解除を試みたが、その最中に8番艦がクロスボーン・ガンダムX2改の攻撃を受けたため、武力衝突に発展した。

装備・機能編集

武装・必殺攻撃編集

2連装主砲
船体の両側面に1基ずつ、左右のエンジンブロックの側面に1基ずつの計4門設けられている連装メガ粒子砲
ミサイル・ランチャー
艦首に4門搭載されているミサイル発射管。
3連装機銃
艦橋後方に左右3基ずつ、左右のエンジンブロックの上部に1基ずつの計8門設けられている機銃座。

船体構造・艦内設備編集

艦橋
船体上部の艦橋。スペース・アーク級と同様、戦闘時には船体に格納可能。
ゲストルーム
艦橋の下部に位置する個室の1つ。内装は木造あるいは木目調でアンティーク調の家具が置かれている。密航したシャクティ達が潜んでいたが、最初の宇宙戦で敵艦の砲撃が被弾した際に壁に亀裂が生じてしまい、そこからシャクティ達が放り出されてしまった。
MSデッキ
カタパルトに隣接している格納庫。天井に整備用クレーンなどを備えており、壁面にはキャットウォークが設けられている。

搭乗員編集

ロベルト・ゴメス
艦長。
ジン・ジャハナム
リガ・ミリティアの中心人物「ジン・ジャハナム」の1人。ガウンランドの艦長だったが、合流後はこちらに移乗。艦隊の指揮を務めた。
オーティス・アーキンズ / レオニード・アルモドバル / ロメロ・マラバル
カミオン隊のメンバー。主にブリッジ要員を担当。
ネス・ハッシャー
オペレーター。
ストライカー・イーグル / クッフ・サロモン
メカニック。
オリファー・イノエ / ジュンコ・ジェンコ / ペギー・リー / コニー・フランシス
カミオン隊と行動を共にしているシュラク隊のメンバー。
バグレ隊 / ユカ・マイラス
ロンドンデリーで合流した連邦軍の部隊。リーンホースに先立ってカイラスギリー艦隊に攻撃を仕掛けるも壊滅。地球に降下した残存兵力が加わった。主にガンイージに搭乗。ユカは後にシュラク隊に補充要員として加入。
マーベット・フィンガーハット / ウッソ・エヴィン
カミオン隊のパイロット。カミオン隊よりも先に宇宙へと上がり、ハイランドで合流した。
シャクティ・カリン / スージィ・リレーン / カルルマン・ドゥカートゥス / フランダース
カミオン隊に同行していた民間人の子供達。宇宙へ上がる際に密航したものの、その後の戦闘中に壁の亀裂から宇宙空間に放り出されてしまい、漂流した後、ザンスカール帝国に保護される。

艦載機編集

対決・名場面編集

関連艦編集

リーンホースJr.
大破したリーンホースと拿捕したスクイードIを結合し建造された急造巡洋艦。
スペース・アーク級 / クラップ級
原型艦。媒体によってどちらが原型かが異なる。『V』作中ではどちらも連邦軍の戦力として登場している。
ガウンランド
リーンホースと合流したアレキサンドリア級の改修艦。カイラスギリー攻略戦では無人艦として調整され、本艦がコントロール艦を担った。これに伴い、ガウンランドの乗員および艦載機は本艦に移乗している。

商品情報編集

資料リンク 編集

リンク編集

脚注編集

  1. 一方、『V』第18話では本艦を確認したクロノクル・アシャーが「50年物」と称している。